横浜山手女子中学校・高等学校の通学路に設置された防犯カメラが効果を挙げる!!

昨日1月4日(月)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・痴漢や盗撮多発の女子校通学路の防犯カメラが効果、
設置１年/横浜』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

横浜市中区山手町の私立横浜山手女子中学校・
高等学校の通学路に、女子中学生・高校生を
狙った痴漢や盗撮対策として設置された
防犯カメラが効果を挙げているそうです。

私立横浜山手女子中学校・高等学校の通学路への防犯カメラの
設置に関しては、このブログで、昨年2009年1月7日(水)に
『横浜山手女子中学校・高等学校脇の公道に
防犯カメラが設置される!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、女子高校生を狙った痴漢などが
相次いだことを受けて、神奈川県内で初めて、
生徒の安全のため公道にカメラが設置されたのですが、
設置から1年が過ぎ、山手警察署、伊勢佐木警察署両署によると、
痴漢などの認知は昨年2009年12月28日(月)現在で
1件もないというというのは大きいですね。坂道や階段など
死角になりやすい場所が多く、周辺にも女子校が複数あることから、
痴漢や盗撮の多発地域になっていて、防犯カメラの導入をせざるを
得ない状況にあったのも確かですが、これだけ効果が顕著に
現れていると、他の神奈川県内の痴漢や盗撮の多発地域や
学校が周辺に集中している地域では、設置を検討すると事が
出てくるかもしれませんね。昨年2009年12月24日(木)には
『JR川崎駅東側地区で、「高性能街頭防犯カメラシステム」
の試験運用を開始!!』
として取り上げたように、JR川崎駅東側地区で、
全国のモデルケースとして警察庁が行う、
繁華街での不審な行動を自動で認知する
『高性能街頭防犯カメラシステム』の
試験運用が2011年3月まで行われるなど、駅周辺や
繁華街周辺などで、犯罪抑止・撲滅に向けて防犯カメラの
設置が進められていますが、今回の私立横浜山手女子中学校・高等学校の
通学路への防犯カメラの設置もそうですが、プライバシーなどの懸念が
ありましたが、今のところそれもしっかりと配慮されての運用になっている
ということですし、やはり防犯カメラの導入が進むかもしれません。
ただ大切なのは以前から書いてきているように、地域全体で、
犯罪のない、起きない、安全・安心なまちづくりを
進める上での1つのキッカケであり、その結果、犯罪抑制・撲滅に
つながり防犯カメラも必要ない安全な地域になることが
何より大切だと思います。防犯カメラがあれば確かに安全ですが、
それに頼りっきりではいけませんし、地域全体で、
犯罪のない、起きない、安全・安心なまちづくりを
進めることで、地域の風通しの良さに繋げていかないと。
地域の風通しの良さというのは、防犯だけでなく、防災面、環境面、
教育面、子育て・育児の面など、幅広く生きてくるものですから・・・。