2023年2月18日菩提山城に登ってきました。
麓までは数回行ったことがありますが、竹中半兵衛重治さんの菩提山城登城は2回目となります。
名神高速道路関ケ原ICを降りて、15分位で目標の岩手小学校に到着しました。
正確には菁莪記念館です。中には付近の竹中氏陣屋のジオラマがありましたよ。
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地図です。
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本日は昼過ぎから雨模様とのことですので先を急ぎます。
地図上の竹中半兵衛墓所の上部にある八幡神社から登ります、禅幢寺(ぜんどうじ)まで車を走らせました。
禅幢寺はこちら。
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中には竹中半兵衛さんと竹中氏数代の墓所がありますよ。
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竹中半兵衛さんのお墓がこちら。
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播磨の国、三木城近くのお墓と違って、息子の重門さんが建てたそうです。また歴代の竹中氏のお墓、半兵衛さんのお父さんのお墓が近くにありますね。
Wikiによれば半兵衛さんのお墓は4つあるそうですので、そのうち2つを制覇したことになります。
おっと何だか天気が怪しいので、さっさと菩提山に登りましょう。
禅幢寺の横に八幡神社があります。そこからスタート。
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神社はこちら。ちょっと神秘的です。
お参りする時間がアレですので、無事に帰ったら帰りにお参りいたしましょう。今は一礼だけ。
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神社の手前を左折です。熊とかマムシとか猪に注意とか、物騒な山城ですね。
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獣除けの鉄扉。結構あちこちで見掛ける様になってきました。10時44分登城開始。
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序盤はこんな感じ。
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あと1586メートルですって。
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休み休み登ります。おっと平地に出ましたが油断は禁物。
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710メートル!
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モノレールがありました。何のためでしょうか。
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結構続いています、先が開けています。
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ああ、鉄塔です、便石山以来です。鉄塔補修用のモノレールなんですね。
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鉄塔周りの樹木が倒れていました。
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510メートルです、頑張りましょう!
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白山神社からの登山道と合流しました。こちらの登山道は以前に登ったんです。
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ん、巨石がゴロリンコ。
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竪堀跡です。
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これが出てきたということは!
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開けました、分かりづらいですけど、お城ですよ。
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最後の難敵です。
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迂闊な私はこの「壁」を登ってしまいましたが、実は左に回ることができます。回るときちんと虎口があるので、安心して下さい。
これを登った私はアホな子でした。(;´д`)トホホ
でも登ったら二の曲輪。
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馬出ですって。
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下を望みます、雨がぽつりぽつり来ています。
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山頂及び菩提山城に到着しました。麓の獣除けから約1時間でしたね。
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視界悪し。
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しばし小休止。他のカップルがカップラーメンにお湯を注いだみたいで、強烈なにんにくの匂いがします。(笑)
雨なのに大丈夫かな?
釣られてお腹が空いてきました。天気も悪いし降りましょう。
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虎口です(笑)素直に降りることができます。
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垂井町推しの半兵衛さんの幟。あなたは甲冑姿と甲冑を脱いだ姿、どちらがお好みですか?
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さあ、急いで降りなくては。雨の気配が濃厚です。
下りは35分掛かりました。無事に何とか降りることができましたので、八幡神社にお参りしました。
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次に行きは通り過ぎた竹中氏陣屋に寄りましょう。陣屋近くには駐車場がありました。
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半兵衛さん逝去後、息子重門さんが麓に陣屋を作ったのですね。一万石を満たしていないから旗本、あくまで陣屋。
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半兵衛さんの像。前に来た時はマスクをしていました。
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中に入ると……
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ここまでです。ここから先は私有地、学校と書いていました。
陣屋の水堀、鯉はいません。
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さあ、移動します。
こちらは白山神社からの登り口。距離は1350メートルと短いのですが急峻ですよ。
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帰途につきますがもう一か所寄りたいところがあります。
五明稲荷です。
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逆から来たので入り直します。
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普通の神社ではありません。
黒田官兵衛が荒木村重謀反の説得に失敗して幽閉された時、信長は、黒田官兵衛も裏切ったと思って、人質になっていた官兵衛の息子松寿丸・後の長政の殺害を秀吉に命じます。
困った秀吉は、半兵衛から偽の身代わりの首を差し出すというアイデアでこの難局を乗り切ります。
官兵衛が伊丹城から助け出されるまで、松寿丸はここに匿われていたそうです。その後官兵衛の所に戻る時に2本の銀杏を植えたらしいです。(現在、そのうち1本が枯れていますが養生中で若芽が出てきたとか)
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信長は長政が生きていたことに安堵し、長政は竹中半兵衛に終生感謝したそうで、竹中一門を後に黒田家中に迎えたそうですが……私、気になります!!
一見良い話なんですが、あのリアリストの信長のことです、必ず子供の首実験をしているんです。
その身代わりの首は、半兵衛さんの家臣不破矢足が手配したそうですよ。ですから身代わりと言え、子供が一人死んでいるんですよねえ。
うーむ、時代はなんて苛烈なんでしょうか。
さあ、ちょっと汗をかいたので温泉に向かいます。でわ。