<華伊達美弥雄さん>
粉雪が舞ってネコが寒がる丹沢;塔ノ岳(今年1回目)
(単独山行)
2013年1月5日(土) 曇後粉雪
■寒い日はなかなか出掛けられない
ここ数年,新春は1月5日に丹沢の塔ノ岳に登ることにしている.別に誰かと1月5日に登ろうと約束しているわけではないが,何か“けじめ”を付けておかないと,この寒い時期に塔ノ岳まで出掛けるのは,なかなか億劫だからである.
特に昨日辺りから関東地方まで寒気団が西から迫っていて,やけに寒くなっている.そのために北陸から北海道に掛けて大雪警報が出ている.関東地方は,雪国に比較したら暖かいかもしれないが,それでも真っ暗で寒い朝に,塔ノ岳へ出掛けるのは,かなりの勇気が要る.
そこで私は前日の4日夜,就寝前に下着類を登山用に着替えて,翌朝,登山用ズボンと防寒具を着たら直ぐに出掛けられるようにしてから就寝した.
予定通り3時半頃,目が覚める.昨夜折角登山用の下着類を着用して寝たにもかかわらず,やっぱりなかなか出掛ける気にならない.
「寒いな・・・もう少し暖かくなる日まで塔ノ岳行きは延期しようか・・・」
と,心の中に巣喰っている弱気の私が,さかんの私にアピールする.
でも,もし登山を中止しても,日中になって日が射してくると,
「やっぱり,山へ行けば良かったな・・・」
と反省するに決まっている.
寝床の中で10分,15分,グズグズしていたが,やっと決心して起床する.
朝食を済ませて,5時10分,家から外に出る.
「ム,ム,ム,・・・・寒い!}
天気予報では,10時頃までは晴,その後は曇りの筈である.それにしては,上空一杯に雲が広がっている.雲間から何という星か分からないが,かなり明るい星が光っているのが見える.
■三角髭のTさん,K村さんと大倉を歩き出す
今日は土曜日,電車は休日ダイアである.だから小田原駅での乗換時間はタップリある.階段2段跳び乗換の必要はない.もう,これだけのことで気分がとても楽である.小田原でユックリと小田急電車に乗り換える.小田急電車は暖房が良く利いていない.座席に座っても,寒くて何となく体中がブルブルする.
渋沢発大倉行1番バスは,もちろん立ち席も出るが,休日にしては登山客の人数は少ない.韋駄天のTさん,三角髭のTさん,K村さん,T田さんなどのご常連が乗車している.でも何時もに比較すると常連の人数が少々少なめである.
バスは7時丁度に大倉に到着する.
「さあ,出掛けましょう・・」
たまたま近くに居合わせた三角髭のTさんが声を掛けてくれる.Tさんと一緒に,7時04分,大倉を歩き出す.
登山口を過ぎた辺りで,後ろから来たK村さんが私達に追い付く.
私の登山速度は,お二人の足許にも及ばないが,まあ,登山道が比較的平らな見晴山荘辺りまでなら,ご一緒できそうである.いろいろと雑談しながら,私の登山速度で,暫くの間,ご一緒して頂く.
気温は,正確には分からないが,多分0℃前後,あるいはそれ以下かもしれない.というのも辺り一面に霜が降りているからだ.今朝は鎌倉でも寒かったが,さすがに鎌倉では霜が降りるほどには気温は下がらなかった.とはいえ,空気が乾燥しているためか,登山道は乾いていて歩き易い.
上空は雲に覆われている.また,周囲の杉の木立には,もう,真っ黄色な花粉が沢山付いている.今年はどうやら飛散する花粉が多そうだが,同時に遙か確実に近付いていることが分かる.
お二人と花粉症のこと,蝙蝠岳,笊ヶ岳,鍋嵐のことなど雑談しながら歩き続ける.そして,鍋嵐には,いつか天気の良い日に行こうかという話になる.
■見晴山荘
7時41分,見晴山荘に到着する.
この時期になると,見晴山荘からの眺望は一段と素晴らしくなる.
枯れススキの先に,朝日に光る海が見下ろせる.雲に隠れた太陽の光が放射状に陸地に降り注いでいるのがとても神秘的である.
私はデジカメを撮りだして,この素晴らしい景色の写真を撮る.
“ああ・・この風景,何時か水彩画にしたいな・・・”
<見晴山荘からの風景>
■一足お先に・・
ご同行頂いている三角髭のTさんとK村さんも,それぞれリュックからカメラを取り出して,見晴山荘からの風景を写真に撮り始める.
遅かれ早かれ,このお二人に,途中で追い抜かれることが分かっている私は,
「一足先に行っています・・・」
と声を掛けてから,そのままお二人より先に見晴階段を登り続ける.
見晴階段の周囲の木々は落葉していて,何時もより,空が随分と広く明るくなった感じがする.
私は,自分の心を落ち着かせるために,
“マイペース,マイペース,・・・”
を繰り返す.そして,慎重に登り続ける.
“私はまだまだ修行が足りないな・・”
とつくづく思う.
モミジ坂の途中で,K村さんが私を軽々と追い抜いていく.そして,見る見るうちにK村さんとの距離が開いていく.
<見晴山荘前> <見晴階段>
■駒止茶屋
やがて駒止階段に差し掛かる.階段の手前で若い男性に追い抜かれる.
階段を登っていると,今度は半ば止まりそうな速度で登っている中年男性に追い付いてしまう.男性は,
「みんなやけに速いね・・・」
と.2本のストックを振り回しながら,私に話しかけてくる.
私は心の中で,
“オレなんか,ちっとも速くないのに・・・”
とブスブス言い訳をする.これ本音である.でも,
「はあ・・まあ・・それなりに歩いています・・・」
と訳の分からない返事をする.
この男性と一緒に5~6段ほど階段を登るが,男性が付いてこないので,お相手するのもこの辺りでやめて,先に行かせてもらう.
急階段を登り切って,8時10分,駒止茶屋を通過する.
大倉を歩き出してからの所要時間は1時間06分.私の何時もの時間より1~2分遅いようである.
駒止茶屋を通過して,堀山の尾根道に入る.足許は日中に融けたと思われる泥道が凸凹のまま凍結している.今は歩いている最中なので,体がホカホカしているが,もしジッとしていたら,随分と寒いに違いない.
やがて富士山が見える場所に到着する.でも,期待していた富士山は,厚い雲に覆われていて全く見えない.そうは言っても,折角立ち止まったんだから,見えない富士山の写真でも撮っておこうとやけくそになる.
<堀山の尾根からの見えない富士山>
■丹沢ウッズさんに追い抜かれる
堀山の尾根道を過ぎて,小草平手前の坂道に差し掛かる.
8時25分,ここで丹沢ウッズさんに追い抜かれる.
「さすがに速いですね・・・」
と丹沢ウッズさんが私に話しかける.世辞でも速いといわれれば,そりゃ嬉しいに決まっている.
丹沢ウッズさんと,一言,二言,話をしている内に,丹沢ウッズさんはどんどん先へ行ってしまう.見る見るうちに丹沢ウッズ三都に距離が広がっていく.
今日の丹沢ウッズさんは,どうやら橋本まで走って行かれるようである.
<挨拶しながら抜き去っていく丹沢ウッズさん.右の男性は無関係>
■萱場平
8時26分,堀山の家を通過する.まだ時間が早いので,堀山の家は開店していない.もちろん私はここで休憩は取らずにそのまま登り続ける.ユックリ登る代わりに,途中では休憩を取らないことにしているからである.ただし,水分だけはハイドレーションシステムを使って,こまめに撮っている.この時期,水をリュックの中に放置していても,十分に冷たくなっているので,たとえハイドレーションシステムの水でも十分に美味しい.
ところで私は,今日も,堀山の家から花立山荘まで,丁度40分の所要時間で登りたいなと思っている.これは,もう,ゲームである.40分プラマイ2分程度の誤差に抑えれば成功である.もっとも,この頃の私の体力ではマイナス2分,つまり38分で登るなど夢のまた夢になっているが・・・・・・
辺りを見回すと,私の前後に登山者の姿は全くない.ラッキー.
どうも自分より前に登山者が居れば追い抜きたくなるし,抜かれれば気分が穏やかではなくなる.まだ,まだ,悟り切れていない私のことだ.私の前後に誰も居ないのは,心穏やかに登るには最適である.
私は所要時間40分を念頭に置きながら,
“この程度の速度かな・・・”
と絶えず考えながら登り続ける.
8時45分,萱場平を通過する.予定通りのペースだ.今日はマイペースが維持できているので,疲労感は全くないのが嬉しい.
萱場平には人影もなく静まり返っている.木道は霜で白くなっている.
<萱場平>
■M夫妻に追い付く
長い階段道に差し掛かる.私には,ともすればピッが上がってしまい後半でバテ気味になる嫌いがある.そこで,多少,体力をセーブしながら歩き続ける.
標高が上がるにつれて,だんだんと気温が下がり,寒くなる.
階段が終わてガレ場に差し掛かる.そして,すぐ先の大きな岩を周回する手前で,前方を歩いている夫婦連れに,
「FHさん・・・」
と,いきなり話しかけられる.
私はビックリする.そして,一瞬どなただろうと戸惑う.それを察してか奥さんが,
「○○ですよ.あれまあ,もう追い付かれちゃった・・・」
と言う.私が.
「一番バスでしたか」
と伺うと,
「いえ,今日は自家用車で・・・一番バスの皆さんより20分も早く登り始めたんですよ・・それにしても,(FHさんは)速いですね・・・」
「速い」と言われても,私には自分が速いという気持ちはない.むしろ多くのご常連ほどに速く登れないコンプレックスがある.
そうは言っても,平素山に登っておられない方に比較すれば,いくら鈍足の私でも,登山速度が速いに決まっている,が・・・・でも,週に2回を目標に登っている割には,私はとにかく自分で焦れったくなるほど遅いので,実に焦れったく思っている.
「速さは人それぞれ・・・速く歩くことに拘る必要はないですよ」
と自戒の念を込めてお返事する.すると,
「速く歩く人は,皆,そうおっしゃるんですね・・・」
というお返事である.どうもマイッタナ.
ご夫妻と雑談をしている間に,三角髭のTさんが私達に追い付く.
「やれ,やれ,やっと追い付いた・・」
と言いながら,三角髭のTさんは私を追い越していく.
直ぐに後7分坂の登り口に到着する.
私も,ご夫妻とお別れして,先に後7分坂に差し掛かる.その間に三角髭のTさんの後ろ姿がだんだんと遠ざかっていく.
9時06分,花立山荘に到着する.大倉からの所要時間は2時間02分.ちょっと遅いが,堀山の家からの所要時間はピッタリ予定通りの40分.ゲームは成功だ.
ただ,大倉から堀山の家までの所要時間が2分ほど余計に掛かっているのが残念だ.
標高が高くなって雪雲の中に入ったためだろうか,辺りに粉雪が舞い始める.忽ちの内に,辺りが真っ白になり始める.
山荘前のベンチで数名の登山客が寒そうに休憩を取っている.
<花立山荘>
■何も見えない花立山
そのまま登り続ける.前方には三角髭のTさんの後ろ姿が小さく見えている.
花立山荘から花立山までの登り坂は,山頂が見えているのに,なかなか辿り着けないので,とにかく.もどかしい.それにシンドイところである.
シンドイとはいえ,晴れていれば素晴らしい展望を楽しめるが,今日は天候が悪くなるばかりで,展望所ではない.とにかく寒さが一段と厳しくなる.
でも癪だから,ここでも見えない富士山の写真を撮る.もう,やけくそだ.
<花立山から見えない富士山の写真を撮る>
■塔ノ岳山頂
9時20分,金冷シを通過する.自重しながら登っているので,体調は至って快調である.全く疲労感なし.口の悪いもう一人の私が,
「今朝,小田原駅で3分間階段2段飛びがなかったから,その分だけ疲れていないだけだろう」
と妙に混ぜ返す.私はそんな言いがかりは無視して,単純に,
“疲労感なしで登れて良かった”
と思っている.
9時31分,塔ノ岳山頂直下の階段で,下山してくるK村さんとすれ違う.今日は用事があるとかで一足先に下山するとのこと.
9時35分,最後の木道を越えて塔ノ岳山頂の縁(へり)で,これから下山する三角髭のTさんとすれ違う.
9時35分,塔ノ岳山頂に到着する.大倉からの所要時間は2時間31分.決して速くはないが,全く疲労感なしで登れただけで良しとしておこう.
“良い年をして,これ以上のことを望んだら,罰が当たるぞ”
と自分自身に言い聞かせる.
山頂の気温はマイナス8℃.やっぱり随分と寒い.
山頂は雪雲の中.粉雪が舞っている.やけくそになって,雪の山頂の写真を数枚撮る.
”折角の今年初登頂なのに,何という天気だ・・・”
と嘆いてみても仕方がない.それにしてもやたらに寒いな.
<粉雪が舞う塔ノ岳山頂>
■尊仏山荘
山頂での儀式を終えて尊仏山荘に入る.寒いためか外で休憩を取っている人はほとんど居ない.その部員だけ山荘は沢山の登山客で混雑している.結構若い方々も沢山居られる.
小屋番はW林さんと新人のお二人.それに奥にH立さんの奥さんが居られるのかな?
見渡したところ,ご常連の姿はない.
「K村さん,もう帰りましたよ・・・」
と私の仕草で察してか,W林さんが教えてくれる.
まずは,300円也のお茶を所望する.
華伊達美弥雄さん(ミー君のこと)が石油ストーブの前を占領している.
「やあ,お前さんも元気なようだな・・・」
元気なネコを見ると,私の心も和(なご)む.
ネコは時々向きを変えて座り直す.
そうこうしている内に,M田さんが到着する.続いて先ほど追い抜いたM夫妻,それに韋駄天のTさんも次々に山荘に現れる.
韋駄天のTさんは,大倉で用を足している間に,2番バスが到着.そのバスに乗っておられた知人とご一緒に登っていたので遅くなったとのこと.
暫くして,韋駄天のTさんが,そそくさと下山を開始する.
<ストーブの前の華伊達美弥雄さん>
■寒さで手の指が痛い
尊仏山荘へ次から次へと登山客が入ってくる.今日は外が寒いので,山荘は大賑わいである.300円ばかりのお茶で何時までも屯(たむろ)していたら,商売の邪魔になる.そこで,10時05分,私も下山を開始する.
外は寒そうなので,雨具兼ウインドブレーカーを着込んで,冬用の手袋を着用する.
山荘の外に出ると,粉雪が逆巻いていて,大変な天候である.花立山荘まで下れば天候が穏やかになることが分かっているので,とにかく早く花立山荘まで下山してしまうと思う.
途中で写真など撮らずに,ただひたすら下り続ける.途中から,寒さのために手の指が痛くなる.凍傷やしもやけになっては堪らないので,手の平を開いたり握ったり,つまり“グー,パー”を繰り返しながら,手の血行を良くするように心掛ける.
10時07分,金冷シを通過する.
花立山の手前で,同じバスに乗り合わせていたご常連の方(名前思い出せない)とすれ違う.
花立山を通過して,花立山荘に近付くと,ぐっと気温が上がり,手の指の痛さからも自然に解放される.
ここから先,ウインドブレーカーも要らないなと思ったが,まあ,着用したまま下山することにする.案の定,駒止茶屋を過ぎる辺りから,ウインドブレーカーが蒸し暑く感じるようになる.
花立山荘辺りで雲の下に出たらしく,下界の風景も幾分良く見えるようになる.
<花立山荘から下界を望む>
■見事な霜柱
登ってくる沢山の登山客とすれ違いながら下山し続ける.
11時05分,堀山の家に到着する.ここでコーヒーでも賞味して行こうかと迷ったが,夕方から一番大きな孫の成人祝があるので,寄り道せずに早めに帰宅することにする.
とはいえ,堀山の尾根は,ノンビリ歩きたいところである.
途中,あちこちの写真を撮りながら,ユックリと歩き続ける.堀山の登り坂では,見事な霜柱が連続する,実に綺麗なので,ついつい何枚かの写真を撮りながら道草をする.
<見事な霜柱>
■バス停へ急ぐ
もうすぐ駒止茶屋にさしかかるところで,いきなり,
「FHさん・・・」
と後ろから声を掛けられる.韋駄天のTさんである.
「堀山の家で,一杯やっていました・・」
とのこと.
韋駄天のTさんは,惰性で私を追い抜いていく.
11時24分,駒止茶屋を通過する.駒止階段の急坂は私も慎重に下りる.もしケガをしたら百年目.そうなったら二度と登山を楽しむことはできないからだ.
駒止階段を過ぎると,私の足取りも快調になる.何時の間にか韋駄天のTさんに追い付いてしまう・・・別に競争しているわけではないが,ここは追い抜くことはしない.
そのままつかず離れずの状態で,11時55分,観音茶屋に到着する.観音茶屋はどういう訳か閉まったままである.韋駄天のTさんが,ここで,たまたま,すれ違った知人の方と挨拶をしてる間に,私は先に行かせてもらう.
“あっ! 今日は休日.多分,バスは12時10分頃にあったはず・・・”
と気がつく.
まだ急げば,このバスに間に合うかもしれない.私は,ここから猛ダッシュをする.
11時59分に丹沢ベース,12時05分に登山口,そして,10時08分に何とかバス停大倉に到着する.
“あれ,バスが居ないゾ・・”
バス停付近には誰も居ない.
“おかしいな,バスの時間はもっと早かったのかな・・”
と訝りながら,とにかくバス停に行ってみる.なんとバスの発車時間は12時15分.12時10分ではなかった.
“な~んだ・・・そんなら急ぐこともなかったのに!”
こういうのを“後の祭り”という(ちがったかな).
山麓の気温はプラス6℃.さきほどの山頂での気温がマイナス8℃だったので,大倉と塔ノ岳山頂との温度差は実に14℃にも達する.もっとも測定時間に2時間余りの差があるが,それにしても随分の温度差である.俗に標高が100メートル上がると0.6℃だけ気温が下がると言われている.大倉と塔ノ岳山頂との標高差は約1200メートル.だとすると7℃程度の温度差が普通である.今日は平均の約2倍の温度差になっていたことが分かる.
“山の気象を侮ってはいけないな・・”
と改めて思う.
その後,小田急電車で小田原へ,特別快速高崎行の電車に乗り継いで,14時頃無事帰宅.
一風呂浴びてから,一休み.ついでに去年(2012年)1月5日の発登頂記録を見る.昨年は居合わせた沢山の常連さんと一緒に登っている.所要時間は2時間30分.今年とほぼ同じ所要時間である.
その後,鎌倉山ノ内にある某フランス料理店で開催した孫の成人祝に,家内と一緒に出席する.
“めでたし,めでたし”
の1日であった.
<ラップタイム>
7:04 大倉発
7:26 観音茶屋
7:41 見晴山荘
8:10 駒止茶屋
8:26 堀山の家
9:06 花立山荘
9:20 金冷シ
9:35 塔ノ岳山頂着(-8.0℃)
10:05 〃 発
10:17 金冷シ
10:30 花立山荘
11:24 駒止茶屋
11:44 見晴山荘
11:55 観音茶屋
12:09 大倉 着
[山行記録]
■水平距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1269m
■登攀所要時間(雑談時間を含む)
大倉 発 7:04
塔ノ岳 着 9:35
(所要時間) 2時間31分(2.52h)
水平歩行速度 7.0km/2.52h=2.77km/h
登攀速度 1269m/2.52h=503.6m/h
■下降所要時間(休憩時間を含む)
塔ノ岳 発 10:05
大倉 着 12:09
(所要時間) 2時間04分(2.07h)
水平歩行速度 7.0km/2.07h=3.38km/h
下降速度 1269m/2.07h=613.4m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ffbf55ace37d485b5f158f9f5c6277bd
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/85369329c20c1bd9a0c0c4d2179ac305
[後書き]
昨年(2012年)1年間に丹沢塔ノ岳に登った回数は,結局,64回に過ぎなかった.極力,週2回塔ノ岳に行くようにしていたが,途中で白内障の手術のため約1ヶ月登山禁止になったり,他の用件があったり,あるいは天候が悪いなどの要因で,こんな数字になってしまった.
でも,64は,長い間コンピュータに関わりのある仕事をしてきた私には,ちょっと馴染みのある数字である.2,4,8,・・・,64から真っ先に連想するのは2進数.まあ,年間64回登山というのも何かの縁かもしれない.
本年度も,年間登山回数約100日(回でなく日),内,塔ノ岳は60回を一応の目安にして,無事に過ごせれば良いなと思っている.今年も,原則として水曜日,土曜日を塔ノ岳登頂日と言うことにしておこう.でも,一寸でも都合が悪ければ,即,中止や変更してしまうだろう.
でも,まあ,塔ノ岳でお会いする皆様,今年も宜敷お願い致します.