<大町から扇沢へ向かうバスの車窓から北アルプスを望む>
北アルプス;大日岳縦走;第1日目(1);信濃大町からトロリーバスで黒部ダムへ
(塔ノ岳常連有志)
2018年8月2日(木)~4日(土)
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第1日目;2018年8月2日(木) 晴
<ルート地図>
▇信濃大町→扇沢
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▇扇沢→室堂
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<大糸線信濃大町駅集合>
▇まずは腹ごしらえ
久々の北アルプスである.
昨夜はちょっと興奮して寝付きが悪く少々寝不足気味である.でも,不思議なもので何時もの起床時間には目が覚めてしまう.早く苦笑したからといって,どうせ出掛けるので,家でボヤボヤしていても仕方がないので,早々に出発する.
昨夜,山行予定のコースを地形図参照でプロフィールマップに纏めた.さらにエアリアマップで情報を拾うと,今回予定されているコースには岩稜,鎖場,ハシゴなどがかなり沢山ありそうである.
”ならば,ちょっとぐらい重くても,シッカリした登山靴を履かなければばだめだな…”
ということで,重登山靴に近いシッカリした革靴を履いて,家を出発する.
歩き出した途端に,靴が何だか重いなと感じたが,その内になれるだろうということで,とにかく歩き出す.
何時もより遅い時間のお出かけである.路線バスはまだ通っていないが,湘南モノレールはもう動き始めているので,大船駅まではモノレールを利用する.そして,駅前のファストフード店で朝食を摂る.純和風の食事は大好きである.
<朝食>
▇新宿から中央本線あずさ3号に乗車
大船駅から湘南新宿ラインの電車で新宿へ.丁度,ラッシュアワーに差し掛かったので,グリーン券を奮発する.自分が楽をするというよりは,満員の車内にむさ苦しいリュックなど持ち込んで,乗客に迷惑を掛けたくなかったのが本音である.
新宿駅は沢山の旅行者で混雑している.
私は何時も自由席.30分ほど並んでから,あずさ3号に乗車する.何とか座れる.これでOK.新宿から立ち席が何名か.八王子を過ぎる頃は,立ち席もビッシリ.かなりの混雑である.
甲府を過ぎると,車内が随分と空いてくる.
自由席にも車内販売が廻ってくる.早速,ホットコーヒーを所望する.
”旨い…!”
<ホットコーヒー>
▇信濃大町に到着
11時01分,信濃大町に到着.
改札口を出たところで集合.
今夏の同行者は,山旅スクール5期同窓生のTBさん,塔ノ岳韋駄天のNGさん,海外ツアーで知り合いになり,塔ノ岳常連のONさん,同じく塔ノ岳常連のAIさん,合計5名(男2名,女3名)である.
<信濃大町到着>
<まずは扇沢へ>
▇乗車券を購入
信濃大町駅から扇沢駅行のバスに乗車する.綺麗で立派なバスが停車中である.
半ば慌てながら,発券窓口で,扇沢駅までの乗車券を購入する.運賃,1,360円/人.
折角購入した乗車券なので,記念にと思って,この乗車券の写真を撮る.写真を撮りながら乗車券をしげしげと眺める.乗車券の上の方に「関電アメニックス・アルピコ交通」と印刷してある.
”なるほど,こういう名前の会社か…”
と再認識する.
<扇沢駅までの乗車券>
▇大町駅前を発車
大半の乗客は座席に座れたが,立ち席のままの乗客も若干.座り心地は最高.観光バス並みである.
バスの車窓から移りゆく安曇野の風景を楽しむ.
私自身,同じ信州の浅間山麓育ちである.いわゆる東信と呼ばれているところ.同じ信州でも,安曇野と東信では随分と風景が違うなと改めて思う.
前方には北アルプスの山々が屏風のように連なっている.
<信濃大町駅前で路線バスに乗車する>
▇扇沢駅に到着
12時30分,私たちが乗車したバスは,定刻,12時30分に扇沢駅に到着する.
早速,窓口で室堂までの乗車券を購入する.5,860円/人.
”…う,ヒャヒャッ! 結構な値段だなぁ…”
切符の裏を見ると「関西電力株式会社」と印刷されている.”なるほど…”
<扇沢駅で室堂までの切符を購入>
<まずはトロリーバス>
▇室堂駅で昼食
私たちの指定は扇沢12時30分発のトロリーバスである.
少し時間がある.
その間に,自由行動で昼食を摂ることにする.仲間の内,3人は駅構内の食堂に入る.私は昼食を用意していたので,構内のベンチに座ってソソクサと昼食を済ませる.昼食といっても,大船駅前のコンビニで購入したオニギリ2個,プラスαの簡素な昼食である.
<昼食と休憩>
▇トロリーバスに乗車
係員の指示に従って,扇沢12時30分発トロリ-バスに乗車する.座席はバラバラ,立ち席も若干名.
定刻に,まるで電車のようなモーター音を響かせながら走り出す.
もの珍しさもあって,なかなか快適である.
<トロリーバスに乗車>
<黒部ダム見物>
▇黒部ダム駅に到着
12時45分,黒部ダム駅に到着する.
ここから徒歩で黒部ダムを経由して,黒部湖まで移動する.黒部湖の発車時刻を確認してから,向かって右手の階段を登る.
階段を登りながら,今回履いてきた登山靴がやけに重く感じることを実感する.
”これはマイッタナ…果たして明日と明後日のコース,皆と一緒に歩けるかな…”
と俄に心配になる.
<黒部ダム駅到着>
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