どんな本でも本は本

短編&アンソロジーを中心に、私が読んだ本の感想をズバッと書いちゃう超不定期ブログです

マンガ喫茶にて

2011年12月15日 | はじめに
BOYSエステ1~7/真崎総子
近キョリ恋愛1~10/みきもと凜
潔く柔く1~13/いくえみ稜
媚薬カフェ1~7/右京あやね
ロストガールは恋をする1~4/藤原晶
キミのとなりで青春中1~8/藤沢志月
チョコレートガール1~3/吉原由起
プレ〓マリ1~3/上田美和


「近キョリ恋愛」はゆにちゃん一家が可笑しくて、声を押し殺しながら読んでました。
ツンデレも可愛い(*^ω^*)
だが、教師×生徒の恋愛モノは、下手すりゃ犯罪だよな…(゜_゜……


「潔く柔く」は、小節読んでる感覚になった。
連作?っぽい。
バカだから、うまく繋げられないっていうね。


吉原由起さんの作品は、全部好き!!
こんな肉食女子になりたいわ(笑)

アシメントリー

2011年12月09日 | 角川書店(角川文庫)
【題名】アシメントリー
【著者】飛鳥井千砂
【出版社】角川書店
【価格】1,500円(税別)


~登場人物~

秋本朋美(29)…両親の離婚で上京。働き始めた会社で紗雪と仲良くなる。後に治樹と貴人を紹介され、貴人と付き合うことになるが…。結婚に強い憧れを抱く女。

辻紗雪(30)…インテリア関係の仕事をする前に朋美と出会う。治樹と貴人とは中学からの仲。ずっと治樹のことが好き。結婚に縛られない女。

藤原治樹(31)…紗雪とは中学からの仲。同性愛者だが、紗雪とはよき理解者同士ということで結婚を決意。結婚という形を選んだ男。

貴人…紗雪と治樹の後輩。人懐っこい。朋美と付き合うことになる。まれにお酒を飲むと人格が豹変?紗雪のことを好き(なのに自覚なし)。



~解説~

結婚願望が強い朋美はある時、
友人の紗雪が突如結婚を決めたことにショックを受けた。
紗雪の相手は幼なじみの治樹。
心から祝えない朋美だったが、
ふたりの結婚パーティーで出会った年下の貴人と恋仲になる。
しかし、紗雪と治樹の結婚には秘密があった…

現代における「結婚」とは何か?
アシメントリー(非対称)な男女4人を描く、珠玉の恋愛小節!


~感想~

紗雪が朋美に苛立つ気持ち、わかる。

「私なんて」「どうせ」とか言われると、肯定の言葉しか返せないじゃん。

そもそも“普通”て何よ(怒)


普通は結婚したいとか、普通はクリスマスにデートするとか…


そういう意味では、紗雪の気持ちが良くわかる。


でも、好きな人が同性愛者だっていう設定には身に覚えが(笑)

それでも一緒にいたいと思うよね。

欲が出ちゃうのよね…



紗雪と治樹には幸せになってほしいな。

朋美と貴人はどうでもいい(´∀`)