どんな本でも本は本

短編&アンソロジーを中心に、私が読んだ本の感想をズバッと書いちゃう超不定期ブログです

オーケストラ楽器別人間学

2007年07月26日 | 新潮社(文庫)
題名 オーケストラ楽器別人間学
著者 茂木大輔
出版社 新潮文庫
価格 552円(税別)

N響のオーボエ奏者である筆者が
1.楽器選択運命論
2.楽器別人格形成論
3.楽隊社会応用編
4.フィールドワーク楽隊編
として、楽器と人間の関係をおもしろく解説しています。

ところで皆さんは楽器を演奏した経験があるでしょうか?

私は現在進行形で楽器を吹いているのでこの本を読んでも大体はわかります。
なにせ、音楽用語や作曲家の名前がたくさんでてくるので
よっぽどクラシックが好きな人とか、私みたいに楽器を演奏している人
じゃなければ、「ん?」となるところも多いでしょう。

茂木さんの意見とちょっと違うところはありますが、
根暗で真面目な人がトランペットに向かないと思うし、
陽気でおてんばな人がオーボエ吹きになるとは考えられません。
(いや、世の中にはいるかもしれないけど)

その楽器が好きだから!!という理由だけでやれるものでもなく、
やっぱり楽器が持つ性質と、自分の性格が合致した時点で
ようやく心地よく演奏できるのだと思います。

本中に「楽器別適性判別クイズ」があるのですが
私は「指揮者」でした。

皆さんも立ち読みなり購入なりされたら
この部分だけでもやってみて、自分の楽器を探してみてください♪♪

言いまつがい

2007年07月22日 | 新潮社(文庫)
題名 言いまつがい
監修 糸井重里
編  ほぼ日刊イトイ新聞編
出版社 新潮文庫
価格 514円(税別)

「言いまつがい」を集めた本です。

モノがあふれているこの世の中では、
間違って覚えていることやあやふやなことってたくさんありますよね。

本の中から私もそうだと思ってた!!を抜粋↓↓

赤鼻のトナカイ
「暗い夜道はピカピカの~♪」
     ↓
「暗いよ、道はピカピカの~♪」

UNIQLO『ウニクロ』
・・・実は未だにわざとこう呼んでいる

            ・・・・・
言いまつがいというよりは良い間違いと呼んだほうがうれしいかも。

かつてKENWOODというメーカー名を「ケンワドー」と呼んだし
母はHanesというブランドを「ハーネス」と呼ぶし
結構間違い=勘違いってことが多いですね。

関係ないけど、小さい頃飛行機にはパスポートが無いと乗れないと思っていました。未だに飛行機には一人で乗れません・・・

公共の場所では読まないように!!とまえがきにありますが
母は病院の待ち時間に読み、思い切り笑ってしまったそうです。
すみませ~ん

絵解き5分間ミステリー

2007年07月20日 | 扶桑社
題名 絵解き5分間ミステリー
著者 ローレンス・トレート
訳  矢口誠
出版社 扶桑社ミステリー
価格 580円(税込)

題名のとおり、5分間で1つの事件を解決できるように書かれています。

事件についての説明、それに基づいた絵、そして質問→解答という感じ。

絵にはたくさんのヒントが残されているので、比較的簡単に解くことができます。

ただ、問題の解答が問題の10ページくらい後ろについているため
答え合わせした後に、どこまで読んだかわからなくなってしまいました。

ミステリー好きの人なら解答をすぐに読むってことは無いだろうから
答えは問題のすぐ次に載せてもよかったのではないかと…

あと、外国の事件なのでもちろん登場人物が外人。
なので名前がわけわかんなくて覚えられない・・・私だけかもしれないけど。



中学生・高校生のための管打楽器入門 ファゴット

2007年07月11日 | 楽譜
題名 中学生・高校生のための管打楽器入門 ファゴット
発行 音楽之友社
編者 日本吹奏楽学会
価格 1680円


まったくの初心者状態でこの本を手にしました。
総ページ数は52ページと、決して厚い本ではありませんが
内容は濃く、わかりやすく説明してあります。

種類や音域などの知識、手入れの方法、楽譜の読み方、
演奏基本編、テクニック編と段階があって、少しずつゆっくり進むことができます。

ファゴットという楽器は本当にややこしい楽器で
孔を半分押さえた状態で音を出すという現象があります。

サックスやクラリネットを吹いていた私にとっては未知の世界で
最初はどうなるかと思ったけど、案外簡単に音が出ました。

音が出たけど今度は運指・・・

木管全部、運指は同じだろ~と甘くみてました・・・


結局最低音からそのオクターブ上と半分くらいしかおぼえてません。


でも現役中学生に「短期間でそんだけ吹ければすごいですよ」
と褒められちゃいました(照)

ファゴット人口がもっと増えますように~~♪♪



金色のコルダ

2007年07月09日 | マンガ
題名 金色のコルダ1~8巻
著者 呉由姫
出版社 白泉社(花とゆめCOMICS)

高校の普通科に通っている日野香穂子はひょんなことから
学内の音楽コンクールにノミネートされてしまう。
音楽の経験が無い主人公を中心に繰り広げられる恋と音楽の物語。


どんなマンガを読んでも、主人公が周りに与える影響って大きいんですよね…
もちろんこのお話も。
周りの男の子たちはみんなカッコイイし…(当たり前か)

音楽をやっている私は、はまりました。
男の子たちが主人公に惹かれていく様子が結構ドキドキ。

アニメの放送はもう終わってしまったけどマンガはまだまだ続きます!!
結末はアニメとは違っていて欲しいと願います。

ゲームも欲しいし、曲の演奏CDも欲しいな~