半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

より大勢のために

2015-10-05 18:38:24 | 日記
一度に大量のけが人が発生した時、病院は外来を閉鎖してけが人の手当てにあたる。
生命に危険がある人を優先に診療するかというと、実はそうではない。
この人に治療を施して助かるかどうか分からないような人は切り捨てる事もある。

そういう事をトリアージという。
より多くの人を救うためには、もうダメそうな人に割く時間も人手も無い時の苦渋の選択だ。

そしてそれは新しい医療の研究についても言えるだろう。
罹患率が高く、研究結果が大勢の人に反映できる病気に力を入れている事だろう。

「がんは治る病気」と言われるが、おれの周囲で亡くなった人が多い。
男性ばかりが胃がんで亡くなっている。ちゃんとバリウム検査もやっていてなぜ?
会社の人は二人同じ状況だった。食事で飲み込む時つかえる感じがしたという。

そして胃を全摘出した。数か月会社に出てきたが再発。帰らぬ人となった。
最近は女性の乳がんも多い。しかしがん検診を受診している人はとても少ないという。

がんは血統でかかりやすいとも聞く。実は叔父が胃がんで亡くなっている。
バリウムなんて楽なもんだ。つらいのは初めの1回だけで、理解できればつらくない。
出来れば胃カメラがベスト。おれも一度やるまでは胃カメラ=死ぬほどつらいと思っていた。
しかし死ぬほどではなかった。(ちょっとつらかった)

知らないうちに進んでいくがんを、定期健診で少なくとも早期発見しよう!