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フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

ドエム×覚醒

2016-03-05 17:48:02 | Weblog
 今日は通いなれた40分の地磯コースへ向かった。
前日は晴れ予報だったが、昼前の予報で降水確率40%
と少し嫌な模様に変化していた(山陰での40%は雨です)。

もちろん雨が降っても行くのだから関係ないのだけど…。
 
17:30分
 この時間でもまだ明るい!!
 仕掛け作りがはかどるのが嬉しい。 
 この場所でヤリイカをやるのは初めて!! だから基本から。

 1・正確に水深を測る…約9.5m
 2.竿3本で4.5ヒロ・3.0ヒロ・1.5ヒロの3パターンの2段仕掛けをセット
 3.人が居たら、情報収集。
  …人はいない。ここは夜間の移動が危険な磯で、新しいイノシシの
  足跡や掘り返したあとが多数見られる。夜スタートすれば次の朝
  まで耐えるしか無い修行の磯場。
 
18:30…
 万の悪い??良い??ことに漁船が100m沖で集魚灯を照らしはじめた。
 これが吉と出るか凶とでるか。

 イカが磯際の回遊ルートを外れれば凶 
 集魚しておこぼれが回ってくれば吉

 ここでのヤリイカは初めてでもアオリイカ・白イカのエギングでは
 結構通っているので、この近距離での夜炊きも経験済み
 想定の範囲内 どんと来い。

19:00 
 最初のあたりが3.0ヒロに出た。その後も連続して3.0ヒロに当たりが。
 3本とも4.0~3.0ヒロにまとめてみると2段とも乗ることが増えてきた。

21:00までに
 50杯はいったはず。

 もう十分。

 … … … しかし 帰れない。

 漁船の光が岩場を照らすと非常に明るい為、安心感がある。
 そしてその光のおかげで雨が降っても暖かく感じられる。
 
 …しかし、嫌な雰囲気を感じて背後を振り返ると光る2つの目が!!

 獣だ!!

 食料の少ないこの時期、磯場のエサの残りや捨てられた魚の味を
 覚えていれば、降りてくる可能性が十分ある。

 ライトを照らして目を見続けていると岩場伝いに移動して逃げて
 行った。大きさからするとイタチだろうか。 ふ~ 

 …ますます帰れなくなった。
 こうなれば恐怖心を払拭する為に釣り続けるしかない。

 24:00頃
 雨と風が少し強くなってきた。

 やはり帰れない。

 岩場の陰で風だけは何とかしのいだが、依然雨は降り続けている。
 暇つぶしにスマホをかまおうにも電波が入らない(涙)

 5:30 もうすぐ朝 

 寒さと眠気で何をしていたのか記憶が無い。しかし惰性で帰り支度をはじめる。
 ジップロックで小分けしていいたイカをバッカンに入れるが入りきらない。
 一部を水汲みバケツに入れ、背負子にくくり付ける。

 そしてまさにここからが正念場だった。


 あとで数えるとイカ113杯 メバル1・カサゴ2・ナマコ1
 釣った重量だけで32㎏を超えていた(装備全体で45Kg)。

 さすがにやり過ぎだったが、今さら反省しても仕方がない。

 あまりの重さと肩へのベルトの食い込みでハッキリ目が覚めた。
 普段では感じられないほど集中力が高まる。
 ありえない程のハイテンションと止まらない独り言!!

 歩いては休憩 また歩いては休憩を繰り返し、止まれば吹き出る
 滝のような汗、骨折した部分は腫れ、帰りの運転では何度も
 太ももが痙攣した。

 しかしこの苦痛が私の人生に一つの教訓を与えてくれた。

 苦痛は目が覚める…そしてリアル覚醒剤だと
 

ダドガド

2016-02-29 11:35:26 | Weblog
15年ぶりのラーメン屋
自分から進んでラーメンを食べに行くのは人生3度目。
当然、マナーのおさらいをしなければならない。


私が知る限り、最大・最強のラーメンのマナー・・・それは
高校生の時に見たあの黒田福美主演のタンポポ
※高校時代の印象(妄想)では黒田福美が私の中での主演…
 ビデオで何回も巻き戻してそのシーンだけ見たもの(遠い目)

 年のせいか老人がラーメンについて語っていた言葉が思い出せない。
黒田福美が卵の黄身を何回も口移しするシーンは思い出せるのに・・・(涙)

 確かチャーシューを沈めて「後でね」 と言うシーンが有ったような!?

まとめサイトを見ると詳しく書いてある。
まとめた人…ありがとう。

要約
最初にまず、ラーメンをよく見る。
ラーメンの表面を箸でならす・なでる(愛情表現)
焼き豚を愛おしむようにつつき、右上に沈め安置する。「後でね」
麺から食べ始める。この時、麺をすすりながら、目線は焼き豚に(愛情を込めて)。
次にシナチク⇒麺一口⇒シナチク  その後スープ3回立て続けにすする。
それからおもむろに体を起こし、「ふー」とため息をつく。
ここで意を決したかの如く、1枚目の焼き豚をつまみあげ、汁を切って
至福の時を迎えたかのように満足げな顔で、ゆっくり味わいながら食べる。


 ゆとり感性であればチャーシュー命と言っておしまいかも知れないが、
そこに至るまでの葛藤に一言でまとめることが出来ない侘び寂びを感じる。

・・・奥が深い。

予習完了!!

いざ 師匠がオープンしたダドガドへGo!!

営業時間は11:00~16:00
これは水木しげるロードの観光客を意識した時間設定らしい。
(夕方以降は閑散とし、夜は妖怪のたまり場になるとのこと)

忙しい時間を避けて14時にお店へ向かう。
日曜日だったこともあり、こんな時間でも結構人が入っている。
こんな時に、厨房に立つ師匠に長々挨拶をすることは出来ない。
(料理を待つお客さんに失礼になってしまう。)

用意した祝いの酒を店員に渡し、席についた。

事前の予定通り、夫婦でチャーシューメンを頼み店の中を見渡す。

 店内はユックリとしたジャズが流れ、店の片隅にはギターが置いてある。
これは私が知らない師匠の趣味なんだろうな…。
そんな店内の様子を見ながら、ある口コミ情報を思い出す。
 2月初の開店とは言え、食べログの情報はすでに更新され、結構
食通と思われる方の辛口評価が1件

その内容とは

待ち時間は9分、ちょっと待ちが長い
スープは猫舌仕様
スッキリでアッサリした懐かし系のスープ
中細の縮れ麺は、やや柔らかめ。
麺はカタメでコールした方が良さそうです。
チャーシューは3枚で、味付けは控えめ

・・・

数分後、ラーメンがテーブルに届いた。

いざ 古風な流儀に則り、ダドガドのラーメンを食す!!

チャーシューメンは焼き豚が5枚 そして厚切りジェイソン!!
厚いのが5枚もあるのだから少し流儀に逆らうが1枚いってみるか。

うん うまい!! 確かに味付けは控えめだが香ばしくて凄く美味しい。
そこで判ったことがある。一枚食べると2枚目もいきたくなる。

私もまだ自分を抑えることが出来ないガキだ。

2枚目をいってしまうと、最初に決めていたい流儀など吹き飛んでしまう。
あとは、いつもの井之頭五郎となってひたすら食べるのみ。

残念なことに最後まで取っておくはずのチャーシューを先に食べつくしてしまった。

…しかし隣を見ると妻がまだ5枚綺麗に残してる!!

1枚失敬!! 睨む妻!!

お構いなしに食べる!!

完食!!  ふ~ うまかった !!

 正直 私には食べログ等に感想を書く資格が無いのがよく判った。
味や盛り付けを細かく吟味するほどの繊細さが無いのだ。
本来、ステマしてでも師匠を助けなければいけない立場なのに。

 しかし、そこまでする必要は無さそうだ。
全体の調和があり、十分にうまい。
味に癖が無いので、一般の方や観光客にはうけるだろう。

師匠…忙しいでしょうが、体調に気を付けて!! 

またうまいラーメンを食べさせてください。

目玉のおやじ

2016-02-25 18:35:50 | Weblog
         釣りのバイブル 山陰の釣り!!

 今年も寒い季節がやって来た。年をとったせいか、ぜい肉を脱いだおかげか、
真冬の北風が骨身にしみる。2月の夜釣りは、末端冷え性に苦しむ自分には
とても耐えられない。1月はヤリイカシーズンの幕開けで気持ちを震い立たせる
ことが出来るが、2月ともなれば…さすがに…これはもう…

日本3大荒行に匹敵する苦行 否 拷問。

そんな釣りが出来ない2月になると決まってある場所を訪れる。 

それはハスラー2時代にどっぷりハマったビリヤード台の有るとある店。

 ビリヤードはお世辞にも上手とは言えないが、寒くて体を動かせない時期、
頭と体の運動になるのでとても重宝する。

そして何よりこの店には伝説の人物がやってくる。

この山陰地方ではあの”SALTWATER紙”に匹敵する釣りのバイブル!! 

「山陰の釣り」 

その常連で、巻頭カラーを何度も飾った伝説の釣り人 Tさん その人だ。
※平成23年11月?12月をもって惜しまれつつ休刊しました。

 ああ…なんと言う素晴らしい偶然!! この店を訪れた4年前のその日、
すぐにわかった。あの伝説のファースト・エディー 否 あのTさんだと。
毎月のように山陰の釣りに登場し、多種多彩な釣りを披露していたあのTさんだと。

それからは色々な釣りの話を聞き、色々な夢が広がった。 

 人の話を聞いただけでは、知識や腕は上がらないかもしれないけど、
情熱と楽しみ方そして釣りに対する考え方は大きく変わる。
この時期の師匠の話が一年そして一生のモチベーションにつながる。


 その師匠がこの2月中旬、ラーメン店をスタートした。
釣り好きということもあり、魚介類のスープと思いきや鳥取地方伝統の
牛コツスープだという。好き=商売では無いところに色々な大人の葛藤を
感じさせるが、そこには多くのこだわりが有るとのことだった。


 今週末は妻と子供と一緒に食べに行ってみよう!! そしてそのこだわりを
井之頭五郎のように思う存分楽しんでみたい。 

 ただ…もし娘と妻が麺とスープを残した時は、妖怪しか歩いていない夜中の
水木しげるロードでゲゲゲの恐怖妖怪ツアーに参加してもらおう。

そしてその時、私が目を真っ赤にした鬼の形相の目玉おやじとなって、
そこに居ることを忘れないように!!



ロンギヌススクイッド

2016-01-29 15:58:11 | Weblog
甘利大臣の辞任…潔い

 政治の話は深すぎてよく判らんけど、

 「甘利大臣・・・お疲れさまでした!!」

 の気持ちの方が、

 「バカ野郎…大臣辞めて当然だろ!!」

 の気持ちを 100倍ぐらい上回った。

 ホント、感情移入して涙出ちゃった。

 …
 
 しかしネット中継でそんなショックを受けながら釣りをするのが鬼才流(笑)

 今日は風向・風速・雨の状況を考えて21:30には撤収したい。

 いつも通り、竿2本で浮き釣り。


 今日は25杯

 状況から考えればよく釣れた方かな…。

 今夜は一杯やれるね(*^^)v

 ありがとう ロンギヌススクイッド

しっぽな

2016-01-21 15:21:55 | Weblog
            うちのソファーに勝手に居座る近所の猫 真ん中がしっぽな

うちに新しい家族が出来た。彼の名前はしっぽな。


近所に猫を放し飼いにしている家がある。田舎ではよく見る光景だ。

だが、数十匹の猫を避妊もせず放し飼いにする人間を初めて見た。

年老いたひとり身の寂しさが、その身勝手さを生んでいるのか・・・。

まったく同情出来ない。

ここにいる全ての猫を引き取ることが出来ればどれだけ楽だろうか。

… …… ……… 偽善 

しっぽな

 お前はうちの子だよ。そして辛い冬を乗り越えられないかもしれない

仲間たちの代表。

 これからいっぱい釣ってきた魚食べて、オーベルシュタインの太い膝の上で寝て、

おねーちゃんに遊んでもらいなさい。


でもその前に・・・ 

ボーイには玉を取って男の娘になってもらうよ(ニヤリ)

そしてこれから私のことはジャニーさんと呼びなさい。

1月15日のこと

2016-01-18 19:57:01 | Weblog
「見ろ!ヤリイカがゴミのようだ!ハッハッハッ… 」
釣りをしながら、何度この言葉をつぶやいたことか。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



その日の朝…

目が覚めて、朝ごはんを食べていると寝起きの娘が珍しく寄ってきた。
「お父さん、今夜は21:00から見たいテレビがあるから見せてね。」
??? 
「ラピュタ ラピュタだよ…」

 もう中学生にもなるというのにアニメか?お前はNHKとは言えないのか?
自分のアニメ好きは棚に上げ、娘にがっかりしてしまった。

 もし見たいんだったら、普段から素直にすればいいのに。それにこの時間はBSフジ
を見る時間。お前にはチャンネル争いに割り込む資格は無いのだよ(フフフ・・・)。

しかし私も、ラピュタだったら見たい。 

「40秒でしたくしな…。」

その時間で着替えて、テーブルにつけたら見せてあげよう!!と話しかけると

・・・

そこはさすが中学生 まったく言うことを聞かない。

「3分間まってやる…」

・・・ ・・・ ・・・

どうやら親の言うことを聞いてまで見たいわけではないようだ。

もし私がムスカなら今頃、石と石の間に挟んでいるぞ…怒り



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

しかし、今日は全然釣れない。心の言葉とは裏腹にこれでは私がゴミではないか…。

寒いし、ラピュタも見たいけど全然釣れないから帰れない。普段なら20:00ぐらい

にはある程度釣れてないと駄目なのに。

どうにか2桁目に突入したところで、釣りを終了し車に戻ってテレビをつけた。

すると!! 「竜の巣だ…」とルフィ― 否 パズーが叫んでいる。

男の心が奮い立つ名シーンだ!!

これ、この言葉も使いたかったのに(ガッカリ)。 

しかしまだあの言葉がある。そう滅びの言葉が!!

家に電話し、あの言葉を唱えようとドーラ娘を呼び出した。

そしてテレビのタイミングの通り「バルス!!」と唱えた。

しかし、電話の先からその声は聞こえなかった。電話はすでに切られていたのだ。



滅びたのはラピュタでは無く、うちの家庭だったようだ。

ショアキャスティングにおける心の余裕

2016-01-17 09:37:51 | Weblog

これから書くことは自分の拙い経験で、真実とは異なる部分が多いかもしれないが
備忘録としてここに記しておく。

ショアにおけるヒラマサを狙う苦労を考えると・・・

1.キャスティングの困難さと特異さ
2.ダイビングペンシルを操作する際のアクションの妄想と現実の乖離
3.長時間に及ぶ肉体労働における体力と集中力の維持
4.1日1回しかチャンスの訪れないエリアでのモチベーションの維持
5.ヒットしたヒラマサへの対処(泳がすのか・沖で少し弱らせるのか・ゴリ巻でいくのか)
6.ランディングの位置とランディング方法


 自分の中でこのすべてが大事な課題で、各ステップを踏むことなくヒラマサにたどり着く
ことは出来ないと感じている。1mを超えるヒラマサを獲ったことが無いから偉そうには
言えないが、経験上手も足も出ずということが幾度かあったので、これを獲る為に、
これらは重要な課題になっている。


 現状この課題をクリアーする大きなコツは ”精神的余裕” これしかない…決して宗教ではありません(笑)。
余裕を得る為に、十分な準備と不確定要素の排除が重要。 特に6のランディング位置と方法
は、その日の波高と波周期で大きく左右されるので、一人釣行では絶対欠かすことが出来ない要素になる。
魚をかけても獲れなければ、意味が無いから。

 これまで魚をズリ上げてそのまま海に帰っていたヒラマサの数は釣った数と同じ位多い気がする。
 (当然のように荒れてる方が釣れちゃうんだよな~ でも荒れると獲れないことが多い ハァ~) 
 シーバスならズリ上げても戻っていかないのに、あら不思議。


精神的余裕を生み出す具体的要素として決めていること。

1.沖磯にはいかず地磯を選択する。

   これは、重装備で地磯を歩くことで、
   ①体力が維持できる。
   ②魚が釣れた場合食べ過ぎてもカロリーバランスがとれること。
   ③健康年齢が延び、長く釣りができる。
   ④渡船費用を回収しようとする貧乏根性が出ない(笑)。

2.集中力の維持(休憩)
  
  海の状態を見ながら10分から15分毎に小休止を入れることを事前に決めておく。
 釣れる前には何かの予兆(起こり)があるのでそれを見逃さない為にもルーチンとして
 おきたい。

3.集中力の維持(栄養と姿勢)

  ①チョコレートを常備(これ特に大事で、地元の進学校では試験前にチョコレートを
   食べるように勧めるのだとか。)
  ②決めたことを決めた手順で行うこと。
    疲れたときのキャストは後ろ脚重心で固定する
    (飛距離は少し落ちるけどミスキャストは減る)。
    ミーアキャットの様に背筋を伸ばしてダイビングアクションを行う。
    (足場が高く、ルアー操作時、どうしても前傾姿勢になるので疲れやすい)
    目線を上げる方が集中力を維持しやすい。

4.少しオーバー目のタックルを用意する。

   ロッドは重めのものを使用することで、
   ①上半身の筋力が上がる。
   ②波高が高い時や焦っている時は、ダイビングペンシルが水面から飛び出るが、
    重いとロッドだと肉体的負担から遅めの一定のリズムをキープしやすい。
   ③竿が重く小手先キャストが出来ないので、必然的に重さを竿先にかけるキャストが出来る。

    ロッド:現在APIAのブラックラインエクストリーム106HHをメインで使っており、438gある。
     しかし、リール(キャタリナ5000H)とのバランスが良く、重さはそこまで感じない。
     ちなみこの竿は、少々磯にぶつけても大丈夫なくらいブランクスが太いのだが、
     プラグの操作性が意外に良い。(サブのダイワの竿は軽く、楽なのだが、
     その分操作が早くなり足場が高い場所ではプラグが水面から飛び出しやすい
     傾向がある(もちろん腕が悪いというのもあるけど。)
総論
     凪の日でさえもともと難易度が高いこの釣りなのに、風が強く・波の高い
    日はさらに難易度が上がる。釣り場について諦めることもしばしば。
    地磯釣行=釣りでは無く 地磯釣行=健康管理との2本立てと思ってしまえば、
    その磯についた時点で目標の半分が達成されることになる。なかなか困難な
    この釣りだが、王手飛車取りのようにどちらか片方は達成出来る目標を設定
    することで、満足を得ると共に、これを心の余裕としてこの困難に挑みたい。

ハマチトップゲーム

2016-01-14 11:33:45 | Weblog
冬のある日のこと。

 島根半島のとある漁港から見える岬の先端に小さな鳥山が見えた。
そこまで約30分の地磯歩きがあるが、結構な難所がありサゴシやハマチの為に、
そこに行くのは正直辛い。
しかし、経験上イワシを追っているのはこれらの魚だけでは無い。

ヒラマサ・真鯛・ヒラメがついている可能性が高い。

真鯛やヒラメもいるならジグとシンペンを持って行こうか悩んだ…

ぬるい… ぬるすぎる。 男が決めたらダイペン一択だろ。

二兎を追う者は一兎をも得ず ヒラマサ一択勝負。

厳しい地磯歩きの対価がボーズの可能性もあるがそれも仕方がない。

トップで20cm近いルアーを投げれば小さい魚はかからないでしょ。


いざ現地についてみると鳥の姿は遠くに去っていたが、水中の様子は違った。

キラキラ光っている…。イワシだ!! イワシの鱗が水面一帯に光り、

岩場に大量のイワシが打ち上げられている。


別注ヒラマサ19㎝をキャスト。この太い体形とST-66 #3/0の大針

フフフ 今宵の虎徹は血に飢えている…。 

ダイビングペンシルをゆっくりとしたスイムとショートダイブを交えて引いてくると群れが見えた。

トップに魅せらたハマチの群れが追ってくる…。手前まで引いてくると

さらに増える魚の群。まさに海は水族館状態。一体何万匹いるんだろう?

ブルーの背中が美しく…ヒット…ヒット!!  仕掛けを回収する瞬間に

ハマチがヒットした… その海中の美しい光景に浸る間も無く。

ハマチが!?

認識が甘かった。釣れちゃうんだ…。これだけいたら。何をやっても(涙)。

右に投げてもハマチ 左に投げてもハマチ。 

アクションをつけてもつけなくてもハマチ。




結論:ベイトに乱舞している魚は、脳内物質が溢れ、何が何だかわけが判らない。
 

 かなりリリースしたが、それでも大量の荷物を背負い長袖1枚で汗だくになりながらボルダリング

 この釣りが良かったのか悪かったのかいまだによく判らない。

ダイエットの歴史

2016-01-07 11:54:11 | Weblog
ダイエット…インド人俳優のようにむさ苦しい自分がダイエットをするとは!!
毎年の健康診断で”糖尿ですね”と言われ続けること10年 
5年程前!! 遂にダイエットを決行。
自分ではポッチャリ系を自負していたが、110㎏を超えたあたりから、
どうやら自分がデ〇ではないかと思い始めた。
前後して最大120㎏まで体重が増えたが、多分1日5000k㎈ぐらい食べないと
この体重は維持できないらしい。

でもこの頃が一番幸せだった。
何を食べても気にならない。好きなものを好きなだけ食べる。

焼肉・とんかつ・から揚げ・豚骨ラーメン・やき飯・アイス・ケーキ・ジュース
なんでも来い。

毎日がリアル孤独のグルメ状態!! ただ井之頭五郎と異なるのは

これが現実世界での出来事であること。

… … …

体の調子が思わしくない。

多飲多尿…足の痺れ…夜中の頻繁なトイレ通い…寝れないことによる不安定な精神

一念発起 ダイエットをスタート…そして今日に至る。


ダイエットの4つのルール

①レコーディング(日記)
 自分の今の食生活の状況をしり、1日に必要なカロリーを把握すること。
 そしてダイエットを継続する為の道具として毎日記入、継続すること。

②過食防止と食べ物の吟味
 GIが低い食べ物とタンパク質のバランス。
 間食するならカロリーが低く食物繊維が多く腹持ちのよいバナナ。
 運動するなら筋肉量を現状維持・若しくは増やす値に設定。

③運動すること。
 1日のウオーキングを最低1時間に設定して、日常の生活では自分のことは
 なるべく自分でやる。
 ちなみにウオーキングする時、ウエストをひねって歩くと効果てき面だけど
 変質者と勘違いされます。女性の場合変な男の人が寄ってきます。

④自分にご褒美をあげる。
 5日がんばったら2日は休憩。体にご褒美を。
 

 大前提の 消費カロリー≧摂取カロリー を日記をつけて守り、食べるなら運動。
 そしてたまにはご褒美を。 それを1週間・1ヶ月・3カ月単位で見直すこと。

ダイエットは長距離走。
ずっと動き続ける心臓のように、当たり前のように継続することが大事!!
 
継続は金なり!!


記 録

測 定 日   体重  体脂肪  骨  必要㎉  基礎㎉
平成22年7月初 108㎏ 38.00% 4.5㎏ 4,000 2,700
平成23年1月1日 104㎏ 34.00% 4.3㎏ 3,700 2,600
平成23年9月29日 69.5㎏ 10.20% 3.2㎏ 2,700 1,688
平成28年1月7日 74.8㎏ 13.70% 3.4㎏ 2,750 1,718

 ※体重計に出るのは体重・体脂肪・骨重量・基礎代謝 
 必要カロリーはレコーディングトの値を見直して計算。




イカで一杯

2016-01-06 09:57:49 | Weblog
今日は久々にイカ釣り。

昨年夏の白イカ爆釣から半年…あの後に骨折したんだよな~(T_T)
イカのシーズンは切れ目が無いけど、釣った後の調理に時間がかかるから辛い。

ここ山陰では春:コウイカ・アオリイカ 夏:白イカ 秋:アオリイカ 冬:ヤリイカと釣れ続く。
これ専門でも十分楽しめる。そして何より美味しいのが一番。

イカと酒をこよなく愛する妻が言った!!
イカ釣りのコツを伝授してよ!?

私:「10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ残る40%は運だろう…な」
調理させられ、薄皮を剥ぐのに悪戦苦闘しながら、無表情に言い放つ私!!
 
この薄皮が無ければ早く呑めるのに!! イラつく妻

・・・

まだ、料理出来ない!?

・・・

つまんでも良い?

・・・

今日のメニューだけ教えて!!

俺の背後に立つな!!
イカ刺し!! イカゲソの煮付け!! ワタ周辺の身のフライ

イカの調理と残ったイカの冷凍保存の任務が完了し、食卓に皿を並べる。

早速刺身に手を出す妻。
このコリコリとした感触がたまらない。
 『なんと素晴らしい食感!!このランズベルク伯アルフレッド感嘆の至り!!


・・・

・・・


・・・




‥‥‥俺の料理に、余計な修飾はいらない‥‥‥要点だけを話してくれ

と無表情で見上げると。


オーベルシュタインのその冷徹な義眼はいつものように赤い光を発していた。