フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

獄中の苦痛

2007-07-24 16:43:09 | Weblog
 私が獄中にとらわれてからどれだけの月日がたっただろう!?
私の名前はリンチ。日々、苦痛の獄中(仕事)に耐え、週末を
迎えれば、休日出勤・娘の相手・そして台風。苦しみに耐えかね禁を破って
大海原に飛び出した。有給取得は思いのほか影響が大きく、仲間からは
『卑怯者よ・恥知らずよ』と蔑まされついには妻と子供からは愛想をつかされ、
朝から口もきいてもらえない。確かに忙しい時期の有給取得だが、そんなに
蔑まされる様なことをしているというのか!!
しかしもう後には引けない。ここで引いたら誰が覇道をなすというのだ!!
 何とか自分の心をごまかし、人目を忍んで宇宙港を目指した。
もう後には戻れない。
(ホントはひどいことをしているのは自分がよく知っている)
 久方振りの大海は閉塞した心の闇を簡単に吹き飛ばした。
平日の為か戦艦の数もまばで、たまにコーストガードや
大型商船が往来するだけである。
 ここに来ると日々の苦しみが嘘のようだ。これから波に揺られて半日を
過ごした。それなりの成果と心の充電をして家庭へ戻った。
 明日からまた頑張ろう!!こころに誓った。
 だが、人の世は甘くない。誰かに釣りに行くところを見られたようだ。
人口僅か10万足らずの辺境では珍しくは無いが・・・どうも間が悪い
 明日からきつい現実が待っているに違いない。
しかし一日楽しんだのだからしかたない。明日から一生懸命頑張ろう。
恒久ならざる平和のために・・・