
というよりはエクアドルで海に面した地域の魚料理だ。クリスマスシーズンからが旬のバカラオ(ハタの一種)は特に珍重され、値段も高い。ガラパゴスのバカラオはブランド品らしく、獲れたてを冷凍して本土の親戚に送る人もいるとか。これはそのフライ料理で一皿4ドル。エクアドルの主食は長粒米。大きめの皿に主菜、米、サラダと、メネストラ(ミネストローネ)と呼ばれる豆スープを一盛りにするのがこちらの流儀。主菜には魚以外に鶏か牛肉を選べることが多い。料理にバナナを添えるのもこちら流。これはバナナの輪切りを一度つぶしてから揚げたもの。長いまま焼いたり、薄切りを揚げてバナナチップにする店もある。