このお花は、お見舞いに来られた方が持ってきてくださったものです。備え付けのミニノートに気づかなっかったようで、足跡が記されていませんでした。どなたなのでしょう?介護士さんが「体のガッチリした背の高い男の方でしたよ」と言われていました。OHさん曰く「KHさんだと思うよ」。KHさんに連絡しようしようと思いつつ、未だに出来ずじまい。ごめんなさい。
夫、Fuが入院してからまもなく一年になろうとしています。
2017年1月19日の寒い日、狭山事件の高裁前アピールのため、また日本キリスト教団の総会で満場一致で決定した「狭山事件の再審開始を求める決議文」を霞ケ関の高等裁判所に届けるため早朝に出かけて(教団議長と総幹事代行の先生も来られました)その途上、電車の中で倒れ新宿の大学病院に救急搬送されました。 脳梗塞でした。足の付け根からカテーテルを入れての左中大脳動脈血栓除去手術が無事成功しました。しかし、そうこうしているうちにその周囲に小さな脳出血が起き、また右脳にまで脳梗塞を発症してしまいました。更には、肺炎まで併発し高熱と痰のための呼吸困難で苦しみ続けました。そして1月31日に気管切開を行った結果、やっと容態が安定に向かい、2月3日にはICU(集中治療室)から、一般病棟に移ることができました。 しかし、左右の脳にダメージを受けたため外部の刺激に目を開けたりする体の反応は示しますが、自分の思いを意思表示することはもとより寝返りや飲食をしようとすることも(鼻腔栄養)声を発することもしないといった周りの情況が理解できていない様子の、寝たきり状態となってしまいました。
その後2月14日に板橋の病院に、さらに3月14日には家近くの病院に転院することが出来、今に至っています。
現在の病状は、気管切開後の状態とあまり変わりなく、回復傾向というわけでもなく、さりとて悪化傾向でもないといった状態です。