三人灯 -san nin tou-

西荻窪に店を出す。それまでの記録と日々の雑事、またはなぜいま起業するかについて。

夜茶話 -yoru chawa- 西荻サロン

2006-04-12 01:08:40 | Weblog
水越です。
定休日を利用しての、読書会・勉強会についてのお話を。

定休日を利用して、店の2階において、読書会・勉強会をしようという企画が出てきまして、 できるだけいろいろな方に関わって頂きたく、 トピックを立てさせてもらいます。

間口の広い集いになることが理想です。
テキストも、人文を中心に、いまさら手を出せない古典から 文芸、漫画まで扱えるような。

ご興味ある方、立ち上げから参加されませんか?

三人灯は僕にとって、命懸けのアクションであり、カウンターのつもりです。

僕は交換について考えてきました。
大学四年のときにNAMが立ち上がり、これしかないと思いました。
自分に何ができるのかを考え、その結果が三人灯です。
自分にはこれしかできないと。

交通事故が起こることを期待し、実際に事故が起き、元NAMの方と出遭い、今回の話に至ったわけです。
ですので、対抗運動に関するテキスト、交換に関するテキスト等など、人文を中心に扱いたいという思いはあります。

ただ、そういったことに興味のない方、知らなかった方にこそ参加してもらいたい。

資本制・国家・国民・という強力な交換関係によって生じる矛盾、歪み、違和感は、それらを吟味することからしか解消することは不可能です。
小泉政治を批判しても始まらない。

これは運動です。アクションです。
無力感からニヒルにならないための。

日常で感じる違和や矛盾や怒りを持ち込み合うだけでも 意味があると思っています。
なので、対抗運動になんぞ興味は有りませんという方でも、参加したくなるような集いにしたい。

むしろ、僕みたいな者ばかりが集まるだけでは、意味がない。
扱うテキストは良書や必読書になるでしょうから、ただ本が好きという方でも、ひょいっと参加できるのではと思っています。

火曜日か水曜日の8時か9時くらいから2週間に一度のペースにすれば、そんなに負担にもならないでしょうし、学生も社会人も、西荻以外の方も参加できるのではと思います。

それともう一つ。
夜茶話の意義を端的に表現するフレーズとして、
「知識を得て 心を開き 自転車に乗れ」
という、某グループの曲のタイトルを、
使わせてもらいたいと思っていることもついでに。