世紀末頃(笑)にテレビ東京系列で放映されたアニメ『少女革命ウテナ』に登場する、高校1年生の少女。私立鳳学園高等部に在籍し、生徒会の一員で紅一点、もちろん決闘者(デュエリスト)でもある。12月1日生まれ、射手座のA型。アニメ版の声は三石 琴乃氏。フェンシング部の部長代理を務め、その実力から「美しき雌豹」との異名あり(すごい異名だ)。白い詰襟に髪と同じ色のスラックスという、生徒会共通の服装をしているため、「男装している」と公言しているウテナよりよっぽど男装っぽい(笑)。ただこの人、髪型がいわゆるたてロールってやつで、ホント『ベルサイユのバラ』そのまんま。けれど、それだけでちょっとインパクト強いかと思いきや、大体『少女革命ウテナ』というマンガ自体が、『ベルバラ』とか『宝塚』とかみたいな耽美な世界で、生徒会の役員の高等部の連中はみんなロン毛(しかも男ばっかり)なので全然違和感ナシなのがこのアニメのすごいところ(笑)。そしてこの有栖川 樹璃はイメージカラーはオレンジだったらしく、髪はオレンジ色、スラックスもオレンジ色、決闘のとき胸に挿すバラもオレンジ色(笑)と、よくよく考えるとすごいカラーリングだったんだなぁとおもう。まぁアニメだしね。ちなみに、瞳は青だったような。
この人、小説版とコミックス版、アニメ版の3つで、想い人がそれぞれ違う ‥‥‥ らしい。小説版はあまり読んでないのでよく分かりませんが(つーか、小説版はもっと強烈なシーンが/苦笑)。コミックス版は生徒会長の桐生 冬芽に片思いで、彼に怪我をさせたウテナに腹を立てて決闘するというエピソードがあった。そしてアニメ版は、もっと強烈でした。
“百合”だよ、この人!アニメ版での樹璃の想い人は、なんと女性。中学部のときのクラスメートの女の子で幼馴染、その女の子は別の男の子が好きな上、樹璃をライバルだと思っていて、且つその男の子は樹璃が好き(だったと思う。うろ覚え)という、全部一方通行の微妙すぎる三角関係。
そんな彼女は、自分の想いは決して叶わないと思っていることから「奇跡を信じない」「奇跡を否定する」という観点から、奇跡の象徴『薔薇の花嫁』をゲットすべく『薔薇の刻印』の掟に則りウテナに決闘を申し込む。結局、ウテナが起こした『奇跡』の前に負けちゃうのですが。なんか、救われない ‥‥‥ 。
途中、樹璃のことを愛し心配する病気療養中のフェンシング部長・土谷 瑠果(ルカ)という青年が彼女を救おうとするのに、進展なし。
この瑠果とのエピソードは、けっこう好きでした。「自分がなんとも思っていない相手に何かしてもらっても、自分の想いの方が精一杯で気付かない」というのは、なんか哀しいですけど。しかも瑠果は結局、死んでしまうし(もともと病気で休学していた体をおして出てきたらしい)。カッコよかったのになぁ、瑠果。髪型面白かったけど(笑)。コミックス版でも番外編として収録されていたので、とても嬉しかったです。ただ前述の通り、コミックス版とアニメ版では樹璃の想い人は異なるんですが、どっちにしろ瑠果自身は救われない(何だかなぁ)。
なんか、不幸を自分で呼んでるような人だと思う、この有栖川 樹璃って人は。決して、自業自得という訳ではないんだけれど、可哀想なんだけど、なんか共感しにくいと言うか(百合だしなぁ ‥‥‥)。
個人的には、アニメ版最終話近くに見た、ウテナと後輩の薫 幹と3人で一緒に爽やかにバレーボール(だったと思う)をする樹璃が忘れられません(笑)。
この人、小説版とコミックス版、アニメ版の3つで、想い人がそれぞれ違う ‥‥‥ らしい。小説版はあまり読んでないのでよく分かりませんが(つーか、小説版はもっと強烈なシーンが/苦笑)。コミックス版は生徒会長の桐生 冬芽に片思いで、彼に怪我をさせたウテナに腹を立てて決闘するというエピソードがあった。そしてアニメ版は、もっと強烈でした。
“百合”だよ、この人!アニメ版での樹璃の想い人は、なんと女性。中学部のときのクラスメートの女の子で幼馴染、その女の子は別の男の子が好きな上、樹璃をライバルだと思っていて、且つその男の子は樹璃が好き(だったと思う。うろ覚え)という、全部一方通行の微妙すぎる三角関係。
そんな彼女は、自分の想いは決して叶わないと思っていることから「奇跡を信じない」「奇跡を否定する」という観点から、奇跡の象徴『薔薇の花嫁』をゲットすべく『薔薇の刻印』の掟に則りウテナに決闘を申し込む。結局、ウテナが起こした『奇跡』の前に負けちゃうのですが。なんか、救われない ‥‥‥ 。
途中、樹璃のことを愛し心配する病気療養中のフェンシング部長・土谷 瑠果(ルカ)という青年が彼女を救おうとするのに、進展なし。
この瑠果とのエピソードは、けっこう好きでした。「自分がなんとも思っていない相手に何かしてもらっても、自分の想いの方が精一杯で気付かない」というのは、なんか哀しいですけど。しかも瑠果は結局、死んでしまうし(もともと病気で休学していた体をおして出てきたらしい)。カッコよかったのになぁ、瑠果。髪型面白かったけど(笑)。コミックス版でも番外編として収録されていたので、とても嬉しかったです。ただ前述の通り、コミックス版とアニメ版では樹璃の想い人は異なるんですが、どっちにしろ瑠果自身は救われない(何だかなぁ)。
なんか、不幸を自分で呼んでるような人だと思う、この有栖川 樹璃って人は。決して、自業自得という訳ではないんだけれど、可哀想なんだけど、なんか共感しにくいと言うか(百合だしなぁ ‥‥‥)。
個人的には、アニメ版最終話近くに見た、ウテナと後輩の薫 幹と3人で一緒に爽やかにバレーボール(だったと思う)をする樹璃が忘れられません(笑)。