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今までに出会った一方的な知人【2次元以下編】

今まで見てきた沢山の“人”。ここではゲーム、書籍、果ては自作小説まで、その日思い出した2次元キャラについて語ります。

ナイト=シューマッハ【新世紀GPXサイバーフォーミュラ】

2005年09月16日 | 20世紀のアニメ
今から15年くらい前に放映されたアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』に登場するレーサーの1人で、イギリスのチーム『UNION SAVIOR(ユニオンセイバー)』に所属する覆面レーサー(覆面といっても、サングラスのようなゴーグルをつけているだけですが)。その正体はヒロイン・菅生 あすかの兄で、本名は菅生 修 ‥‥‥ もちろん国籍は日本(笑)。1994年8月9日生まれ(近未来だからね)、獅子座のB型。アニメ版の声は速水 奨氏。ちなみに、ナイトは「騎士(knight = ナイト)」の綴り。あと、実在のF1レーサーにミハエル=シューマッハという人がいますが、彼とは全く関係ないらしい(そりゃそうだ)。
 
このアニメ、近未来のカーレースの話 ‥‥‥ のはずなのに、何故かえらくハードな話だったらしい。アニメの本放送は観始めたのが(チャンネル受信の都合で)けっこう遅くて、そのときのエピソードはアニメ雑誌などの情報でしか知らないのですが、とりあえず主人公・風見 ハヤトは『ミッシングリンク』というチームに殺されかかるらしい(え)。
そして前半エピソードのクライマックスで、レース中に妨害に合いそうなところを助けたのが、他の誰でもないナイト=シューマッハだったという。前述の通り、私はこの頃まだこのアニメを見ていませんが、何故かこのときの台詞「行けーッハヤト!」という言葉だけは、何故か未だに忘れられません

その後、その正体がバレてからはを引退。確か、F1かF3の世界に転向したか、スゴウ=アスラーダのスタッフとしてバックについていたかどちらかだったと思います。よく憶えていない。
というか、この人の場合、キャラクターのインパクトはあるはずなのに、どういう訳かTVアニメ本編のイメージはそんなに強くなくて、まだ正体がバレてなかったときに妹とデート(!)したというエピソードと前述の台詞しか記憶にないんですが(しかも私、どちらもTVでは観ていないのにネ/笑)。
 
で、何が印象的だったって、CDなんですよ。ボーカルコレクションで速水さんが歌っていた曲。CDは1枚も持っていないんですが、ラジオでかかったのを録音して聴いていたんです。TVでは真面目な美形キャラ(本人真面目なのに周囲の笑いを買うタイプ/ぇ)のはずなのに、何故か曲では完全にお笑い担当。何枚か出ているボーカルコレクションの1枚目が、冗談きついよだったかと。
♪なんちゃって くれちゃって 冗談キツイよ~♪
とか歌われたときにゃ、そっちンがよっぽど冗談キツイと思いました(大笑)。
この速水さんという声優さん、ハスキーな色気のある声でシリアスなイメージがあってけっこう好きだったので、ギャグでこられるとすごく腰砕けになったというのはあるけど。しかし、それを上回ったLe,Seiya(ル・セイヤ) ‥‥‥ タイトルの意味も何語かすらも不明なこの曲、これは最高だった。2曲目だっと思いますが、これもギャグで(え)。半分は会話で半分は歌、という構成なんですが、その会話のあらすじというのが
「人気覆面レーサー・ナイトシューマッハがサングラスのない状態でナンパをしている」という。当然サングラスを着けいていない彼は認知度が低く、どんなにクールでキザなカッコいい言葉を吐いても女の子には不評。そしてラストで「あ、サングラスあった」とそれを装着したところで「シューマッハ!?」と女の子の態度が急変しキャーキャー言い出すというオチ。しかし、このキザな台詞というのが、当時の私は非常に ‥‥‥ なんというか、身の毛がよだつというか(苦笑)。苦手だったんですよねぇ、今でも好きではないですが。次が『都会の影』だったかな、これは真面目なバラード調の曲だったと思いますが、全然記憶にない(笑)。修正不可能だわ、もう。

最近、久々に速水さんの声を聴く機会があったのですが(『戦国BASARA』の明智 光秀役)、もうどんな役を聞こうと、このナイト=シューマッハのイメージは外せないんたろうなぁと痛感しました。