京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

マナビング2011振り返り

2011-02-22 | フェルデンクライスとダンス

2011年宇治まなびんぐに2月19日親子の即興ダンスワークショップの企画で参加してきました~。当日は、共に活動して1年になる小学3年生の女の子の即興パフォーマンスから始まり、いつも私たちが練習する内容やそれに付け加えたものを体験していただきました。ベイビーからママ、青年おばあちゃんまで一緒に表現できる時間は、宝物でした。参加者の皆さんありがとうございました。

そして、スタッフの方、実行委員の方、場所提供をし協力してくださった宇治市職員の方々本当にお疲れ様でした。

さて、今回の生涯学習のイベントを終えて思うところが沢山ありました。その一部を今日は書いてみようかと思います。

2年目の参加を終えた時点で、痛切に頭の中にめぐる質問は、

『日本の生涯学習って私たちの生活の中でどんな位置付けなんだろうか?』ということです。

皆に、気に入られるものをやりすぎてはいないか?

気に入られるものよりも、気にかかるものというか、気になることをやったら、更に面白いことになるんじゃないだろうか?

マナビングは、今年初めてワークショップ形式の出展者を募集した。

しかし、結果多くの出展内容は、いつもの活動の発表会で終わってしまったところは否めない。

長い間続けている会の発表会をすることは、本当に大事。会の結束を高められるし、会の中にいる相手のことももっと知る楽しい機会にもなるし。

でも、なにかもう一歩外にリーチしたアクションができやしないだろうか。せっかく皆の税金や力で実行しているイベントである。

出展内容が自分たちの活動に気付いてない人や、全く興味を持っていない人やそのことをやりたいとも思わない人達にとどけてみたり、みてもらって感想を頂いて、両極の全く知らないもの同士が交わってこそ、何かもっと面白い渦みたいなものがうまれんじゃないんだろうか?

そんなことを考えさせられたマナビング2011でした。

まだまだ、課題は多く、面白みも残ります。

これからの活動のインスピレーションや方向付けになった本当に素敵なまなびんぐでした。

( きく・みる・ふれる実行委員会) 代表 小林三悠

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