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日々・戯言の叫び

感じた事とか色々、表に出せない事を吐き出す独り善がりで嘘つきな日記

DODプレイ中の様子

2010-09-21 20:10:18 | DOD系
獲物は何処だー!? 叫ぶ。
餓鬼兵ウゼェ弓兵超ウゼェ!! 喚く。
あーもう皆死ね…。 呟く。
家族がいると出来ないね☆
あほぉなでいおうでいでーす。

私の書くシリアスはたんに暗いだけの気がする。
シリアスってさ、もうっとこう…違うだろ?
シリアスばっかりだったのでギャグ。
まぁギャグもアレだけどさ。

嫁擬人化。
ある意味お約束。
夫婦は素敵。女神は無敵。
そんな話。


星堕つる軌跡


某付某日。
連合軍陣営。
阿鼻叫喚。
いつもながらその中心は夫婦こと、最強の契約者カイムと半身レッドドラゴンアンヘル。
どうなっかたというと。
アンヘルが人間になった。
突然に。
何の前触れもなく。
PON!
コミカルな音を立てて。
赤い髪に金の瞳。それはもう見目麗しい女性。
スレンダーだが均整の取れた体つきで、非常に素晴らしい。
何がって? 色々と。
まぁ一番の問題は、素っ裸だということだが。
「ふむ。なんとも面妖だな」
当の本人は素っ裸であることなどまったく持って気にも留めず。ついでに一欠けらも動じる事無くまじまじと自分の身体を検分している。
今まで無かった手指を開いたり握ったり。
動じないのはあれだ。
一万年生きているらしいからだろう。
テンプレなツンデレでも一万年。
人を見下し一万年。
人間になったくらいどうだというのだ的態度。
素っ裸にも動じないのは、きっとドラゴンは服を着ないからだ。
服なんて着なくても身を守る立派な鱗があるし。
暑さ寒さに負けるイキモノが最優良種な訳が無い。
そもそも野生生物は服を着ない!
着るのは人間とかエルフとかフェアリーとか。人型のイキモノだ。
人型と言えばオーガとかも着てやがった。
あと、コロシアムの某美しき三姉妹的な。とりあえず奴らは服を着ていて正解だ。
脱いだら凄いんです。最終兵器な意味で。
そんなこんなで当事者のアンヘルが平気な顔をしているので、騒いでいた兵士たちも落ち着きを取り戻してきた。
契約者?
もとより見えていない隠者には大して違いがよくわからない。
見るのではなく感じるのですを、地で行くから。
美少年であれば話は別だったろうが、女である時点ですでにNOT眼中。
ろくでもない。
エルフも似た様なものだ。
もう少し幼かったら舌舐めずりでもしただろう。
舌打ち一つしただけで、今はゴーレム使いの少年を食い入る様に眺めている。
どうしようもない。
神官長はどうせ役に立たないからと、兵士たちに縛り上げられ天幕に放り込まれた。
扱いがともてもぞんざい。
一応連合軍最高指揮官とかで一番偉いはずだが。
まぁ使えないから仕方が無い。
誰だって禿老人より若くて格好良い方がいい。
連合兵たちは非常に自分に素直に生きている。
ゴーレム使いの少年が唯一「すごーい! どうしたの、ドラゴーン!?」と驚いていた。
まともな奴がいない。
これで良いのか連合軍!?
ちなみに我らが殺戮王子カイム様は速攻アンヘルに抱きついていた。
膝上抱っこで、すりすりごろごろ。
公衆の面前である。
この男に自重と言う言葉は無い。
――ああ、ちょうどいい大きさだ。これでお前を抱きしめてやれる。
「ふふ、この馬鹿者が」
王子の恥ずかしい台詞にも難なく応える一万歳。
いつまでも素っ裸ではまずいだろうからと、兵士の一人がマントを差し出す。
手の上のマントは瞬時に消えた。
腕の動きが見えなかった。
流石契約者。
能力の無駄遣いである。
花に触れるみたいに優しい手つきでアンヘルにマントを纏わせ。
そのまま姫抱っこ。
とりあえず、今後の展開は読めた。
真っ直ぐ自分に宛がわれた天幕に足を向ける王子を、邪魔する奴なんていなかった。
それを木の影からこっそり――凄まじい形相で――見守るのは、皆の女神フリアエ様。
ちなみに木はイウヴァルトに用意させた。
そのイウヴァルトは彼女の傍らで涙目だが、総スルー。
陣営の中に突如出現した一本の木。
不自然極まりないが誰も突っ込まない。
いつものことだから。
実は女神、攫われてからもこうやってちょくちょく戻ってきていたりする。
捕まっているはずだが、誰も聞かない。
どうやって戻ってきてるのか、答えはいつも一言。
「私、女神ですから」
流石女神。世界を支える最終封印。
侮れない。
「…何アレ? なにあれなにあれなにあれなにあれ!? 一体どうしてあのクソトカゲが人間になのるよ、おかしいわ! 非常識だわありえないわ!!
兄さんもどうしてあんなトカゲにお姫様抱っこなんて…羨ましい私だって兄さんにお姫様抱っこされてヴァージンロードを行く夢があるのに!!
天幕に入って何をするつもりかしら!? 兄さんに手を出したらあのトカゲ八つ裂きにしてやる!!」
二人の様子を探るため、フリアエ様の女神EYE発動!!
ちなみに女神EYEとは、たとえ愛しの兄が何処にいようと透視することが出来る能力である。
主に愛の力で。
原理とかは存在しない。
女神だから!
で、見ました。
…………………………………………………………。
「ぐっはぁ!!」
「フリアエ~!?」
吐血した。ぶっ倒れた。
慌てて彼女を支える元許婚。
何処までも尽くす男だ。
なんか見ちゃいけないものを見たらしい。
「うそようそよにいさんがそんなちくしょうあのくそとかげころすころすぶっころすやつざきだってなまぬるいわあのはちゅうるいにいさんそんなにたまっていたのいってくれればわたしが……」
しばらくぶつぶつ呟いていた女神様は、やがて「司教ぶっ殺す!!」と叫んで帰っていった。
ブラックドラゴンの上、仁王立ちで。
めがみさまはじんるいのきぼうです。

所変わって帝都。
教会本部で今日も歌って回る司教様。
「ララララ、ララ、ラララララ…。神の下僕の癖に神様に逆らって人間に味方する悪いドラゴンめ。
神の力を思い知りなさい。
ララ、ラララララ、ラララ」
なんか呪いらしきものをかけてみたようだ。
思いつきで。
その割には成功したようで、上機嫌。
いつも以上に回っている。
軽やかな声に時折野太いものが混じるのは、ご愛嬌だ。声変わりだ。
そんな司教の様子を優しく見守る帝国兵たち。
流石マナ様、今日も見事に回ってらっしゃる。
流石マナ様、今日も野太くていらっしゃる。
嫌な見守り方だ。
あと少しで戻ってきた女神様によって帝都が壊滅するのだが。
それまで司教も帝国兵も束の間の平穏を甘受していた。


思わぬ事態になりました。だからといって望まぬ事態になるかと思えば、そうでもないのが世界です!!

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