お腹がパツパツ

2008-04-30 00:03:13 | いいくぼ日記
 もう食べれないよー

こんばんは、いいくぼです。

今日は久しぶりに仲間のミサちゃんが我が家にやってきた!!
ミサちゃんとはとっても仲良しで
大学時代、食堂で先生の後姿を見ただけなのに深い哀愁を感じ
何故か2人で号泣した仲である。←どんだけ熱い2人

ちなみにPV「教室」のメイクはミサちゃんの妹のミキちゃんがして下さりましたよ◎
家族ぐるみで仲良くさせて頂いております。

最近「コラーゲンを飲んでまんねん」と言う彼女の肌はつるぴかで
「ほぉーっ」と確かに決め細やかな肌をじろじろ見る私。
クマも無くなるという事で、私も飲んでみようかしらコラーゲン
と心が動く。

今日は我が母の手料理で夜ご飯を一緒に。

最近フィジー旅行へ行ってきたというミサちゃん。うらやましい!!
プリティなお土産とたい焼きも頂き
(何故か我が家に来る人は皆土産がたい焼きだ!!でも好きだし縁起物っぽいから嬉しい◎)
2人で積もる話もあるのに何故か母もテーブルにつき
3人で喋りながらご飯。
母が一番喋ってたような…まぁいいですけど。

朝からずっと曲の事を考えていたので
何にも考えずぼーっと楽しく過ごせて良かった◎

帰り際「今度刺繍のやり方教えてね!!」と
久々に乙女な会話。

切り絵の次は刺繍か。

そして「じゃーねーバイバーイ!!」と別れたが、
久しぶりに
「お疲れ様です」ではなくて「バイバイ」と言って人と別れた気がする。
自然に出た言葉なのに、何故か新鮮であった。


明日は5/1に向けてなっちゃんとリハだ!!

締め切り迫る新曲も納得行くメロディーまであと少し。
最後までちゃんとやろう。

それにしても食べ過ぎて
腹がおっぱいより前に出てます。困った。ゲフッ

天使あらわる

2008-04-29 00:37:20 | いいくぼ日記
 今日は新曲のリハで保Pとスタジオ入りでありました。

とても煮詰まってしまい、
どうにもならくなってしまいそうな曲。
う~むと鍵盤と向き合い眉間を寄せる私いいくぼ。

何パターンか全く違う楽曲を作って聴いてもらったのだけれど
どうも納得がいかず、保Pも「う~む何か違いますねぇ他のパターンは?」と唸る。

やはりもう1度持ち帰って作り直すしかないかと思ったが
今月がリミットという事もあって保Pと一緒に作る事にしました。

やっぱり保Pは凄くて、
私が作ってきたメロディをモチーフに
どんどん素敵なメロディが展開されていくし
そうか!!そうすれば広がるのか!!と気付かされたり、
なにぃ!!そう来るのか!!などの発見があったり、

とにかく保Pという箪笥の引き出しには
物凄く無限で大量のメロディが入っていて(引き出しの長さは恐らく200メートル以上)
「保P」なんて呼ぶのはおこがましく、今度から「ホサP」と呼びたくなる位
やはりまだまだ私にとって越えられない師匠であった。

しかし一緒に作っただけあり、
と言ってもいつも楽曲は共に作っているのですが、
またまた私もお気に入りの新曲ができそうですよ!!ワーッ!!
まだサビが出来ていないのですが(笑)

私が持って行った愉快に見える新曲も進める方向になったのでワクワクです。

その後ビールをご馳走になり、ここぞとばかりにガブガブ飲む私(貧乏性)
色々話している中で「やっぱり保Pは凄いです!!」と言うと
保P:「私、天使ですから。ほっほっほっ」と言ってました。

う~ん、でも本当煮詰まっていた私には今日は天使に見えた程、
凄さを目の当たりにしました。
私ってまだまだ全然駄目だわ!!
と心新たに気合が入り、学びましたよ。

しかも1週間近く1曲2日がけで書いていた譜面が
間違いだらけという事が発覚し、
本当もうがっくしです!!ポヘーッ

とりあえず今月中に、新曲1曲完成と譜面を書きます。


まぁこの位のやり直しなら楽しいもんです◎
というか、これは私の責任ですから(笑)
日々勉強させて頂いてます。この試練に感謝!!


ぬぬぬ、とりあえず今日は保Pと作った新曲をまとめて
昼過ぎにはデータを送ります。

1人では煮詰まる事も、仲間の一言で無限に広がってゆく、

そんな事を感じたスタジオでありました。

ありがとうございます!!

大変お待たせ致しました。

2008-04-27 23:12:19 | いいくぼ日記
 品切れ中であった「Saoriiikubo2」が販売を再開しました。

お問い合わせを頂いていた皆さん、
大変長くお待たせしてしまい申し訳ありません!!

HP上のWEBショップ、ライブ会場での販売を開始しています◎
どしどし声をかけて下さいね♪


 来月の中旬からは遂にレコーディングへ突入します。ウォーッ!!フガフガ
もうレコーディングや発売へ向けての準備は着々と始まっているわけですが、
とても良い感じにチーム一同まとまっておりますよ◎エイエイオーッ!!
ワクワクと、そしてシュッシュッと軽やかに動いて下さっています。
みんなありがとう!!

肝心な私はまだ相変わらず譜面作りに追われているわけで←まだやってんのか!!
1人だけボテボテしておりますが
もうすぐその譜面も書き終わりそうなので
みんなとシュッシュッできそうです。ホッ


そんなわけで、5/16の天窓comfortの2マンライブが終了したら
7月中旬頃までは暫くライブはお休みしてアルバム制作に集中します。

5/8(木)は藤田麻衣子さんとMAYUKO@ゆうまおさんとの初共演、
そして初の赤坂グラフィティ!!
以前から出演してみたかった場所でのライブでもあるので
とっても楽しみにしております!!

5/16(金)は諌山実生さんとの初共演、
そしてたっぷり75分お届けする2マンライブです!!
この日は今やお馴染となりました「愉快なバイオリン弾き なっちゃん」をゲストに迎えて一緒にお届け致しますよ♪
ワンマンライブからまた更に成長した2人でお届けできるように
気合が入っていますので
是非遊びにいらして下さい!!


その前に、
5/4~は愛媛松山に向かいますよー!!ウフ
半年ぶりの松山、大好きな土地なのでとっても楽しみにしております◎

5/4,5/5の2日間は無料ライブですので是非遊びにいらして下さい♪

そして5/5は松山大学でのライブ!!
考えてみると、母校以外での学校ライブは初めてで
こちらのライブもかなり楽しみです。


毎回、本当に沢山の方の応援とご協力があり
ツアー先でも嬉しい事に予定がまとまるいいくぼチーム!!

良く日程を見たら5日間連続でライブに出演させて頂けるという事で
誘って下さるイベンターの皆さんにも、
応援や協力して下さる皆さんにも、
本当みんなに感謝です。

5/7の渋谷7thフロアーライブは松山から直行しますので
土産話もできるといいなぁと思っています♪


あっという間に若葉そよぐ季節に。

自分の目の前に広がる風景を大切に。

音に浸かる

2008-04-25 12:56:24 | いいくぼ日記
 昨晩は赤坂BLITZへ中山うりさんのライブを見に行かせて頂きました!!

ご招待して下さったHさん、ありがとうございます!!

最初から最後まで音にどっぷりと浸かってるような感覚の
しっとりと素敵なライブでした♪

今まで「キャーッ!!」という歓声のライブに行く機会が多かったので
しっかりと聴ける、また聴かせるライブはとても新鮮で勉強になった。

演奏やバンドが本当にしっかりしていて
歯切れの良さは聴いててスカッとするし、
ゆるやかなメロディにうっとりできるし、

外に出た時に「あぁ、サッパリした!!」と
音楽風呂から上がった後のような感じであった。
技術面で自分の足りない部分に気付かされる場面も多かった。

それにしても、中山うりさんはアコーディオンだけでなくトランペットも吹かれるんですね!!
アコーディオンだけかと思ってた。多彩だ!!
しかも現在もフリーで美容師をしながら音楽活動もしているとか。どんだけ!!

私もピアニカをアコーディオン風に動かして弾こうかな。←謎
だって凄く良い音でしたんだもの、アコーディオン。
パリにいるようなあの感じ、弾けたらいいなぁ!!鍵盤だしやってみよっかな。

しかしその前にまずはもっとピアノ練習しろって感じですが。

最近ミシェル・カミロの「ワン・モア・ワンス」というアルバムを
エンドレスリピートで聴いてるのですが、
この位ピアノ弾いてバンドと合わせられたら、
更に歌が入ったらきっと気持ち良いのだろうなぁと感じます。

それにもっとピアノで自由にできるなぁとも考えさせられる。

やっぱり素敵なライブを見ると、
私もちゃんとやらなきゃ!!と更にパワーが漲ってきます。


今はレコーディングのため譜面を書いている途中なのだけど、
私はコード名が分からず
曲を作る時にも譜面にせず脳内記憶なので音楽本を片手に奮闘中である。

しかもほとんどが不協和音でできてるらしく
更にコード名が分からない。
というかコードにならない。分からなくなってきたよぉー(涙)
と泣きべそをかきながら譜面にする私。


それにしても、sus4やらdimやら謎の記号と音だらけで見にくい楽譜である。
しかも、それがあってるのかも謎だ。
曲の始めから終わりまで全部sus4とかってないですよね…(困)

しかしこうやって楽譜にする事で自分の楽曲を研究してみるのもなかなか面白い。
しかし1曲譜面にするのに2日がかりで
大変なものである。

ファイト、自分!!




言葉を食べる

2008-04-24 12:06:35 | 読書日記
 言葉の1粒1粒が美味しい!!

佐藤初女さんの「おむすびの祈り~森のイスキアこころの歳時記~」を読んだ。

ずーっと彼女の本を探していたのだけど
なかなか無くて、やっと1冊だけ見つけた。

久しぶりに新品の本を手にした。


読み始めた時から読んでる時、そして読み終わった時、
「食べる」という事への感謝と価値観がガラリと変わった。
そして
手を合わせて「いただきます」と
言える喜びで更にご飯が美味しくなった。


自殺しようと思っていた人が、
初女さんの握ったおにぎりを食べて勇気を取り戻す。

急な来客で準備ができず、お釜の底に残っていた1膳のご飯と梅干を
3人で分け合っただけなのに
涙を流して食べる2人の兄妹。

人に対して、料理に対して、食材に対して、
全てに愛があり、祈りがある。

あぁ、私もそんな人間を目指したい。

「鉄は鉄で磨かれ、人は人で磨かれる」

初女さんの温かくて美味しい言葉を1粒1粒味わった後には
不思議と優しくなれる。


音楽は人を立ち止まらせる

2008-04-23 12:05:20 | いいくぼ日記
 散歩中、奇跡を見た。

久しぶりに晴れ渡った空の下、
青々と光る緑の中を突き進む。

気持ち良い。

小学校の前を歩いていたら、
凄く心地良いリコーダーの音が聞こえてきた。

小学生がベランダで練習してるのかなぁと思ったのだけど、
究極にうまい。蛇も簡単に操れそうだ。
ステレオから流れてるのかとも思った位。

メロディーは1本のリコーダーから流れていて、
学校内を巡回してた警備員さん、
子供達を見守っていた校長先生らしき人、
そして学校の外側を歩いてた私が
吸い寄せられるように、音色を辿る様に
音へ向かって歩いていく。

草花の手入れをしていた用務員さんも
立ち上がって空を見てる。


音色の先は教室のベランダで、
先生らしき人がリコーダーを吹いていたのだ。


学校はお昼休みの時間らしく、
校庭では子供達の笑い声や走り回る音が響いてるのだけど

笛の音が鳴り響くその空間だけ、
子供達が先生を囲むように集まって
楽しそうに、というよりは
その音色に立ち尽くして聴いてた。10人位が。

私も立ち止まり、聴いてたのだけど
傍にいた犬を散歩中のおじいさんも、
近くに住んでいる洗濯物を取り込もうとしている奥さんも
皆がそれぞれの手を休めて、時が止まったように聞いてた。

「素晴らしい」でもなく、「上手」でもなく、
それを表現する言葉が分からないのだけど
本当に神様っているのかもしれないと思ってしまう位の音だった。

演奏というか、吹くのをやめて
「さぁ、そろそろ教室入りましょうか」
とその女性の先生は私達にも気付かず、
いなくなってしまったのだけど

特別拍手する人もいなく、
時が戻ったように
皆がまた今までの作業や生活に溶けていく。

奥さんは洗濯を取り込み部屋へ消え、
散歩中のおじいさんは犬を見てる、
校長先生は生徒に笑いかけ、
私は歩き出す。


時間も自分も風景も忘れて
ただぼんやりと音色のする方を眺めていた不思議な時間。
空から音楽を浴びてるような、
平和を感じた。


その後、散歩からの帰り道に
またその小学校の前を通ったのだが

小学校2年生位の女の子2人、そしてその弟なのか男の子2人、
「ごっこ遊び」的な事をやろうとしていたのだけど

●女子A「じゃあ、○ちゃんはお姉ちゃん役ね、△君はお兄ちゃんね。
私お母さん役やるから。じゃあ、お父さん役は□君ね。」
●女子B「いいよー♪」
●女子A「じゃあまず、お父さんの給料の10分の1は税金ね」
●女子B「いいよー♪」


え!?

どんな遊びをやろうとしていたのか分からないが、
衝撃であった。



素朴な疑問

2008-04-22 12:34:51 | いいくぼ日記
 呼吸しててふと思ったんですけど、

人間って生まれてから、
息を「吸う」と「吐く」どっちを先にしてるんですかね。

吸って~吐いて~ って言葉がある位だから、
先に吸ってるのかなぁ。

でも赤ちゃん生まれてくる時には泣いてるから
先に吐いてるのかなぁ。
それとも泣く前に吸ってから泣いてるのかなぁ。

人によるのかなぁ。

ちなみに生まれてくる赤ちゃんは泣いてるけど
涙出てるのかなぁとか。

何か別にどっちでもいいだろって思うんだけど
こういう事に限って
結構気になっちゃいます。


曲に煮詰まり、逃避行中のいいくぼでした。

パンを踏んだ娘

2008-04-21 17:45:07 | いいくぼ日記
名作から学ぶ教訓。

『パンを踏んだ娘』。

自己中心は良くないと、改めて感じさせられる作品です。

このキャッチーというかおぞましい歌を聞くと、3日間は耳にこびりつきます。
今日パンの生地をこねながら珍しくも鼻歌でこの曲を歌ってた自分が怖かった。

♪パンを踏んだ娘~パンを踏んだ娘~パンを踏んだ罪で 地獄に落ちた~♪
怖くて忘れられない歌。
YouTubeで検索すれば見れますので元気のある方は是非見てみて下さい。

昨日は保Pとリハ&打合せ。
新曲とレコーディングに関してじっくりと話しました。
選曲も大枠は決定したので少し安心です。

凄く悩みましたが話しに話し合って決めただけあり、とても良い感じですよ◎

レコーディング期間は限られた時間内ではあるけれど、
今出せる全力を自然な形で出せるように

みんながワクワクしながら楽しんで聴いてくれるように、
更に一緒に作品を作ってくれるチームのためにも

まずは録音までに
自分の中で更に詰められる部分や広げられる部分はもっと研究して
最大限準備して録音にのぞもうと感じました。

打合せの後には保Pとビールをゴクゴク、ご飯をむしゃむしゃ食べながら談笑。
音楽の事も音楽以外の事も、
といっても音楽に繋がってない事はないのだけれど
まだまだ足りない部分や、
反省すべき事、
これからまだまだ出来る事を学びました。

自分に納得できる事などまだまだ無いなぁと実感。

ライブの時にはライブに全力を。
レコーディング期間はレコーディングに全力を。
談笑の時には談笑に全力を。

少し大げさですが、
それが関わってくれている人への感謝にも繋がってる気がします。
無理して全力なわけではないです(笑)

よく、本番では本気になり過ぎず
自分のパワーの80%を出すと良いと色んな人に言われていたのだけれど(冷静でいろって意味なのかしら)、

実際100%を出せても実際自分の実力の中で伝えられると実感できるのは15%位しか無くて、

常に80%出してるとすればいつ100%を出せば良いのだと思うし、
100%を出す事がなければ120%の可能性が無いような、そんな感じが私はするなぁ。

でも全力を出しきるとかそんな事に気をとられてるうちはまだまだで、
何より伝えたい事を私自身がテーマからぶれる事なくちゃんと伝えようとしてるのかとか、
言ってる事とやってる事に矛盾がないのかなどなど

その心だけで歌や音楽は違った響きになるような気が最近はします。

本気というのは、
全力というのは、

自分をさらけ出す事だけじゃ

ないですよね。


ところでこの写真、

「止まれ」

「止」の部分を良くみて下さい。

平仮名と漢字のコラボレーションです。

前から通る度に気になってたんだけど、
どんだけ横着!?

間違えを直そうとしない
自分がそこにこびりついているようで、

毎回ハッとさせられます。

ファッショナブル

2008-04-19 22:04:15 | いいくぼ日記
 それにしても2日間ひどく強風でしたね。

急に物凄い強風が吹くと、
何故かいつもメリーポピンズの登場シーンを思い出します。

電車の遅れや事故なども目立っていたけれど
皆さん大丈夫でしょうか。


私はいつもと変わらず部屋に引きこもって曲を作ってます。
今週中にレコーディングする楽曲を決定する予定なので
色々とテーマや考えを自分なりにイメージしたり
そろそろ締め切りが迫っている曲をう~むと考えたり(悩)

昨日は夕方、散歩がてら本屋さんへ。
気になる新刊を立ち読みしてたら熱中して1時間半近くで完読←迷惑な客
その後ファッション雑誌をパラパラと見る。
本当みんなお洒落だよなぁと関心。
「装苑」と「PS」を見るのが結構好きです。

でも「装苑」とかに載ってる服ってどうやって洗濯するんだろうと
いつも気になります。


私は基本ユニクロ愛用です。
リーズナブルなわりに生地がしっかりしてて着心地が好きです◎
何よりユニクロは四季の代わり目にリサイクルも行ってるので
新しく2枚位シャツを購入したら、持ってた物を全部リサイクルします。

何かユニクロの宣伝担当みたいになってしまいましたが(笑)
その位愛用者です。なので昔バイトしてました←本格的な女


そうそう、お洒落と言えば
小学生の時に靴下をこういう風に(写真のように)履きませんでしたか?

私の学校では上級生も下級生も、
多くの女子のハイソックスはこの状態に。
流行だったのかなぁ。

斬新というか、謎というか、
一体なんだったんでしょう。

完全にピーターパンです。

今日そんな事をふと思い出して実践してみました。
懐かしい履き心地。

クルクルっと丸める瞬間、小学時代の思い出がよぎりました(哀愁)
でも実際こうやってハイソックスをくるぶし履きしてる人が沢山いたから
くるぶしソックスって出来たのかもなぁ。

個性って、お洒落って、
何なんだろう。

個性的と言っても、似た格好になる事もあるし
お洒落の基準も、結局それぞれの好みのような気もするし、

意外とお洒落って判断し難いよなぁ。


ぬぐえない

2008-04-17 23:42:39 | 読書日記
 自分の悲しみや苦しみなど、幸せの中の1部に過ぎないと感じた。

「ルワンダ大虐殺~世界で一番悲しい光景を見た青年の手記~」を読んだ。

以前「ホテル・ルワンダ」という映画を見るまで、
ルワンダで起きた悲劇も、それ以前にルワンダという国さえも知らなかった。
「ジェノサイド」という言葉もこの本を読んで初めて耳にして調べた程で
そんな無知過ぎる自分がとても情けない。

この本の中に
「数日、いや数時間の中で
自分の家族、自分の言葉、自分のしきたり、自分の習慣、自分の儀式、
自分の国、自分の匂い、自分の香り、自分の色、自分の音楽を失ってしまった」
という印象的な言葉があった。

彼は家族44人の中でただ1人生き残った、
現在まだ29歳の青年なのだ。

そして、この大虐殺が起きたのは
1996年、まだ今から12年前の事だったのだ。


私達は日々、温かい布団にくるまれて眠り、
喉が渇けば蛇口から水が出る、お腹がすけば何かを口にできる。
行きたい場所に向かう事ができ、こうやって好きな本を読み
帰る場所がある。

それがどんなに感謝すべき幸せなのかを
心の底から改めて感じさせられた。

「忘れたい」と彼は言ってた。
「忘れたいことに限って忘れる事はできないのだ」とも。
「心の底から憎んでいる」と彼は言ってた。
「赦す事など誰にできるものか」とも。
でも彼には時間をかけてでも、赦そうとしている強さがあった。

彼の悲しみに比べたら
私の悩みや迷いなんて、ほんの些細な甘ったれた事で

本を読み終わった時、

今日も世界のあちこちで
悲しくも同じ事が繰り返されている現実を
もっと私自身知っていかなければならないと感じたし、

こうやって安心した生活の中で
生きていられる事だけで本当に凄いのだから
もっと誰かのために、とは言ってもそんなに大きな事はできないけれど
せめて傍にいる人を大切にするだけでも
せめて出会う人を大切にするだけでも
何かに繋がっていける気がした。


悲しくて読んでいて耐えられない部分もあったけれど
彼が全てを言葉にして発している事に勇気をもらった。

生きている事を、実感させられる、
命を考える1冊。