自分の悲しみや苦しみなど、幸せの中の1部に過ぎないと感じた。
「ルワンダ大虐殺~世界で一番悲しい光景を見た青年の手記~」を読んだ。
以前「ホテル・ルワンダ」という映画を見るまで、
ルワンダで起きた悲劇も、それ以前にルワンダという国さえも知らなかった。
「ジェノサイド」という言葉もこの本を読んで初めて耳にして調べた程で
そんな無知過ぎる自分がとても情けない。
この本の中に
「数日、いや数時間の中で
自分の家族、自分の言葉、自分のしきたり、自分の習慣、自分の儀式、
自分の国、自分の匂い、自分の香り、自分の色、自分の音楽を失ってしまった」
という印象的な言葉があった。
彼は家族44人の中でただ1人生き残った、
現在まだ29歳の青年なのだ。
そして、この大虐殺が起きたのは
1996年、まだ今から12年前の事だったのだ。
私達は日々、温かい布団にくるまれて眠り、
喉が渇けば蛇口から水が出る、お腹がすけば何かを口にできる。
行きたい場所に向かう事ができ、こうやって好きな本を読み
帰る場所がある。
それがどんなに感謝すべき幸せなのかを
心の底から改めて感じさせられた。
「忘れたい」と彼は言ってた。
「忘れたいことに限って忘れる事はできないのだ」とも。
「心の底から憎んでいる」と彼は言ってた。
「赦す事など誰にできるものか」とも。
でも彼には時間をかけてでも、赦そうとしている強さがあった。
彼の悲しみに比べたら
私の悩みや迷いなんて、ほんの些細な甘ったれた事で
本を読み終わった時、
今日も世界のあちこちで
悲しくも同じ事が繰り返されている現実を
もっと私自身知っていかなければならないと感じたし、
こうやって安心した生活の中で
生きていられる事だけで本当に凄いのだから
もっと誰かのために、とは言ってもそんなに大きな事はできないけれど
せめて傍にいる人を大切にするだけでも
せめて出会う人を大切にするだけでも
何かに繋がっていける気がした。
悲しくて読んでいて耐えられない部分もあったけれど
彼が全てを言葉にして発している事に勇気をもらった。
生きている事を、実感させられる、
命を考える1冊。
「ルワンダ大虐殺~世界で一番悲しい光景を見た青年の手記~」を読んだ。
以前「ホテル・ルワンダ」という映画を見るまで、
ルワンダで起きた悲劇も、それ以前にルワンダという国さえも知らなかった。
「ジェノサイド」という言葉もこの本を読んで初めて耳にして調べた程で
そんな無知過ぎる自分がとても情けない。
この本の中に
「数日、いや数時間の中で
自分の家族、自分の言葉、自分のしきたり、自分の習慣、自分の儀式、
自分の国、自分の匂い、自分の香り、自分の色、自分の音楽を失ってしまった」
という印象的な言葉があった。
彼は家族44人の中でただ1人生き残った、
現在まだ29歳の青年なのだ。
そして、この大虐殺が起きたのは
1996年、まだ今から12年前の事だったのだ。
私達は日々、温かい布団にくるまれて眠り、
喉が渇けば蛇口から水が出る、お腹がすけば何かを口にできる。
行きたい場所に向かう事ができ、こうやって好きな本を読み
帰る場所がある。
それがどんなに感謝すべき幸せなのかを
心の底から改めて感じさせられた。
「忘れたい」と彼は言ってた。
「忘れたいことに限って忘れる事はできないのだ」とも。
「心の底から憎んでいる」と彼は言ってた。
「赦す事など誰にできるものか」とも。
でも彼には時間をかけてでも、赦そうとしている強さがあった。
彼の悲しみに比べたら
私の悩みや迷いなんて、ほんの些細な甘ったれた事で
本を読み終わった時、
今日も世界のあちこちで
悲しくも同じ事が繰り返されている現実を
もっと私自身知っていかなければならないと感じたし、
こうやって安心した生活の中で
生きていられる事だけで本当に凄いのだから
もっと誰かのために、とは言ってもそんなに大きな事はできないけれど
せめて傍にいる人を大切にするだけでも
せめて出会う人を大切にするだけでも
何かに繋がっていける気がした。
悲しくて読んでいて耐えられない部分もあったけれど
彼が全てを言葉にして発している事に勇気をもらった。
生きている事を、実感させられる、
命を考える1冊。
ところで、松山でのライブが近づきましたね。夫婦でグランフジのライブをゆっくり聴かせていただきます。
この本をきっかけに、また「砂場」のような曲(詞)に期待します。
いいくぼさんの曲は、このような社会派のことを取り上げたドキュメンタリー映画のエンディング・テーマに何となく似合いそうな気がします。
ここでは書かない。メディアは
何一つ真実を伝えない。
http://www.tibethouse.jp/human_rights/index.html
フジグラン松山でのライブ楽しみにしています。
う~む、何でこんなに殺しあう事が繰り返されるんでしょうか。とても考えてしまいます。
砂道部氏…おぉ!!「砂場」気に入って頂けましたか!!とても嬉しいです◎
私もとても大切にしている曲なので、これからどんどん皆さんに触れて頂いて育っていく曲になれればと思います♪
足利尊氏…なるほど。日本に影響がない出来事として通り過ぎてしまっている事件や出来事って本当に多いかもしれませんね。私もまだまだ無知なので、もっと色んな問題を自分自身知るべきだなと今回本を読んで感じました。
風と花氏…HP見ました。このような問題に声を上げるというのは本当に難しい事ですよね。
何で大切な事に限って、どんどん隠されてしまうんでしょうか。
大崎氏…ありがとう!!私も松山でのライブ凄く楽しみにしてます♪
現実を知れただけでも、考えるきっかけになった気がします。ここから何ができるか考える事が
大切ですよね。