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本と音楽とねこと

ジョーカー

 アーサー役のホアキン・フェニックスの演技には感心したが、ジャック・ニコルソンのような狂気までは感じず残念。それと、殺人のシーンはもっとえぐく、観てる者が吐き気を感じるほどじゃないとダメだ。せめて、園子温レベルの醜悪さがないと物足りない。
 この映画に、「他者の不幸を嘲笑する商業文化」だの、「一部のエスタブリッシュメントが支配する絶望の世界」だの、「虐待、暴力、排除の先に生じる透明な存在とその狂気」だの、そんな意味を読み込み、衝撃受けたとすれば、どんだけアタマがお花畑なんだよ、と思う。
 なんか映画を格上のカルチャーとして祀り上げる人たちがいるが、「映画評論」がつねに滑稽なものでしかないことからも、ええかげん、映画の表現形態としての欠点に気付けよな、とも思う。映画館で長時間スクリーンを見る人の気が知れない。32インチのモニターでじゅうぶんだよ。しょせん、映画、なのだから。

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