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本と音楽とねこと

敬遠される役務のことなど

 教〇員組合上部団体の月一の会合。

 どこの組合でも、「自分の権利は組合に守ってほしいが役務は負いたくない」という、いわゆるフリーライダー希望者が多いという話しをよく聞く。

 たしかに、月一の会合にしても、半日以上は潰れてしまうし、面倒じゃないとはいえない。

 でも、やってみると、「月一くらいいいんじゃね?」と思えてもくる。

 それに、単組の団交に比べれば、楽なもんだ。

 今年度は、マンション管理組合の役員も引き受けている。
 先ほど、先日あった理事会の議事録に、確認のサイン、押印をしたところだ。

 こちらも、月一で半日弱潰れるが、「月一くらいいいんじゃね?」と思うのは、労組の活動と同じだ。

 フリーライダーはケチくさいし、カッコ悪いよ?

新宿タワマン25歳女性刺殺「1000万円」めぐり異なる説明 逮捕の男「応援のため」 女性「前払い金として」

 加害者に同情するコメントが多いんだが、被害者は亡くなっているわけだし、いくらなんでも「殺されて当然」とは暴言でしょうよ。

 しかし、40-50代の男が、20代前半の酌婦さんに借金までして貢ぐというのが理解できないな。
 そもそも、女が接待する飲み屋にカネ出して通う、という神経が理解できない。
 人間、そこまで堕ちれるのか、ということ。
 わたしに捨てるほどのカネがあって、お酒が飲めても、けっしてそんなところには行かないだろう。
 きしょくわるい。

 しかも、酌婦さんが、厚化粧やら、付け焼き刃の優しさで偽装してるくらい、少し冷静になったら、わかるでしょうに。

 小谷野敦さんや赤松啓介さんが指摘してきたように、日本は、遊郭での人身売買を歌舞音曲等の文化やら教養とやらで美化、正当化してきた歴史をもつ、買春、売春天国だから、こんなおぞましいことが起きるのだろうね。

 カネで人の心身を売り買いする、しようとする、できるかのように騙す連中がいなくならない限り、日本が人権後進国の汚名を返上できることはないだろうな。


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