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本と音楽とねこと

軽躁状態からの回復

 あることをきっかけに、かかりつけのお医者さんの見解も参考にしながら、ここ三ヶ月ほどのあいだの自らの精神状態を振り返ってみた。

 いまはパスワードをかけて閲覧できないようにしているが、妙にテンションが高く、気色悪いことを考えたり、やったりしていたことを示す一連の記事がある。

 軽い躁状態であったことはまちがいないのだろう。

 主な徴候は以下のとおりだ。

研究・教育意欲の異様な昂進(仕事をやりすぎる)
表現欲求の同じく異様な昂進(きわどいことを題材にしてまでブログの記事を書きまくる)
主義・主張の先鋭化(反ポリコレの挑発的な表現を繰り返す)
感情の起伏の激化(涙もろくなる)

 原因を特定するのは難しいが、以下のようなことが考えられる。

過覚醒(夜中に目覚め短時間睡眠のまま過覚醒状態が続く)
入眠時幻覚
それを抑えるための向精神薬の摂取

 脳がブレーキを効かせずアクセルを踏みっぱなしの状態になっていたと思われるが、軽躁が難しいのは、充実感や多幸感に包まれ、仕事への意欲も高まっていることから、まさかそれが危うい状態であるとは気付かない点にある。

 軽躁を抑える薬物を摂取したわけではなく、あることを機に、自らの精神状態に気付いたので、症状はまだ軽い方であったのであろう。

 いろいろとご迷惑をおかけしているであろうことを思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいであるが、自分の精神状態を振り返り、人生のあり方を考え直す良い機会になった。

 ちょっといろいろなことがありすぎた。

 あいかわらず、音楽を聴くことも、勉強することも楽しいので、ブレーキは強めに、アクセルは弱めに調節しながら、こころ穏やかな生活をおくっていきたい。


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