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スーパー・スター、ロッドの誕生です。
1971年7月にリリースされたサード・アルバムで、英米とも1位に輝いています。
なんといってもシングル「マギー・メイ」がイギリス・アメリカともに1位!
これによってバンドのウ゛ォーカリストとしてではなく、ソロ・ウ゛ォーカリストとしての
自身の可能性に目覚める第1歩になったと言っても過言ではないでしょう。
「マギー・メイ」も当初「リーズン・トゥ・ビリーウ゛」のB面であったことを考えれば
そこには目に見えない力みたいなものを感じてしまいます。
過程の話ですが、フェイセズとしてのシングルが先にシングル1位になっていたら
もしかしたらロッドは、ミック・ジャガーやロバート・プラントのようにバンドのメイン
ウ゛ォーカリストとして活動を続けていたかもしれません…
さて、話はアルバムに戻るとしましょう。
このアルバムにフェイセズから参加したのはロンとイアン・マクレガンのみ。
そういう意味では本当の意味でロッドの初めてのソロ・アルバムとも言えます。
楽曲のクオリティ、ウ゛ァラエティ、アレンジも含め、正に才能が開花したアルバムです。
トラッドのアレンジも含めるとオリジナルは4曲。「エウ゛リ・ピクチャー・テルズ・ア・
ストーリー」はスチュワート/ウッド作、大ヒット「マギー・メイ」はファースト・ソロから
参加していたギタリスト、マーティン・クィッテントンとの共作。
「マンドリン・ウィンド」はロッドによる隠れた名曲です。
カウ゛ァーでは再びボブ・ディランを取り上げています。曲は「トゥモロウ・イズ・サッチ・ア・ロング・タイム」。それとテンプテーションズのナンバー「アイム・ルージング・ユー」。
この曲はフェイセズのライウ゛では定番のナンバーになってました。
当初A面ソングだった「リーズン・トゥ・ビリーウ゛」もカウ゛ァーです。
平原あやかでヒットした「アメージング・グレイス」も取り上げています。
ブリティッシュなトラディショナルなサウンドを基調に、アメリカのカントリーやブルーズの
エッセンスがバランス良くミックスされていて、初期の最高傑作です。