キンシバイの和名は「金糸梅」
緩やかに枝垂れた枝先に梅に似た金に見立てた黄色い花を咲かせることが語源。
バラ科の梅を名前に持つがキンシバイはオトギリソウ科の花。
別名にヒペリカム(ヒペリクム)と紹介する書籍が多いが同じオトギリソウ科でも同じ種とは限らない。
(ヒペリカム・ヒドコードという種はキンシバイの仲間)
またビヨウヤナギの雄しべが短い種類などとも紹介されるケースがあるがこちらも別種扱いらしい。
キンシバイの特徴は前述の通り枝垂れた枝先に花を咲かせること。
葉っぱのつき方が対生で楕円形である事。
バラ科の花のように花びらが五枚である事などがある。
また、非常に似た花にキンロバイ(金露梅)があるがこちらはバラ科の花で花びらの丸みが強い。
キンシバイは日向から半日陰でも育つが個人的には薄暗い日陰が多い場所で水辺に近いところを好んで咲いているように思える。
日が射したときの写真よりも緩やかに枝垂れた花姿が「たおやかさ」をイメージさせ日陰で撮った方が風情と美しさがあると感じる。
花言葉は定かではないが、
「悲しみは続かない」
「きらめき」
「秘密」
「復讐」
これらの花言葉はヒペリカムの花言葉と同じで由来はオトギリソウ(弟切草)に関連している。
由来は鷹匠(たかじょう)の兄が秘密にしていた鷹の傷に効く薬草を弟がうっかり他人に教えてしまった。
それを知った兄が弟を切ってしまう。
それらが秘密や復讐の由来になっている。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに月日の他の誕生花にはローダンセ・トケイソウ・アカンサス・ヒメユリ・アガパンサス・アカンサス・カラー・バーベナ・ヒメノカリス・ビワ・ホタルブクロ・メランポジウムがある。
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ご覧頂きありがとうございます。
そして、本日お誕生日の方へ、おめでとうございます。
最近の誕生花、いままさに咲いている花が多いので、実物を探せます。
>最近の誕生花、いままさに咲いている花が多いので、実物を探せます。→お気づき頂き嬉しいです。
でも、7月は季節外れの花も紹介することになるかもしれません。
その節もご愛好のほどお願いいたしますm(_ _)m