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写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

先週の花、2019/09/07のキク科の花

2019-09-09 | 今週の花・先週の花

先週2019年9月7日に近所で見かけた花の一つはキク科の黄色い花。

(ちなみに投稿日である今日、9月9日には誕生花の一つとしてキクが挙がっている)

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キク、日本を代表する秋の花は12月1日の誕生花

キク・キク科と言えば日本で見られる花の中でも多くの品種が見られる花。

白花だけの品種もあれば黄色だけの品種もある。

また赤・青・紫・桃色・橙色など多数の色を持つ品種もあり似たような花が多数あって見分けが難しい花も多い。

かくいう私自身キク科の花は写真に納めては見たものの名前は???と言ったものが多い。

先週撮ったキク科の花は↓↓↓

おそらく花の色は黄色のみではないだろうかと感じる。

ぱっと見の花びらである舌状花は先に丸みがある楕円形で少し幅広。

花の中央の主に周辺部をぐるりと一周している筒状花は先の方が星形に切れ込みがあってシベが伸びている。

さらに中央にあるバラの蕾が開きかけたかのような部分は雌しべであろうか?

いずれにせよ花一つで複雑な構成をしているのが興味深い。

花言葉の話し

キク科の花に限らず色の多い品種の中にあって黄色い花の花言葉にはマイナスイメージのものが多い。

例えばバラには「嫉妬」(※1)、ユリなら「偽り」、チューリップでは「実らぬ恋」など。

そしてキクなら「やぶれた恋」となる。

これらのマイナスイメージの花言葉は調べてみると中世ヨーロッパ・中近東に端を発しているようだ。

花色の黄色が持つ象徴性として「不信」「その他の好ましくない性質」とある。

色が引き起こす感情がこれらの象徴性を生むとしている。

(八坂書房発行の「花言葉 -起源と歴史を探る-」樋口康夫著による)

もう少し花言葉の起源について紐解いてみたいが今のところ「花言葉 -起源と歴史を探る-」以外に手立てがない。

(「花言葉 -起源と歴史を探る-」のモチーフとなっている本、ビヴァリー シートン著の「花ことばの歴史」が入手できれば何か分かるかもしれないが入手困難)

それでも花言葉の起源については引き続き調べてみたいと思う。

※1:黄色いバラには他にもプラスイメージな「献身」「美」「さわやか」「貴方に恋してます」もある。

個人的見解

黄色い花にはその色が持つ明るさが「元気」「活発」といった象徴性(≒イメージ)があると感じる。

この辺りは沢山の色の中にある黄色に対する概念や感情がヨーロッパ・中近東と私(≒日本人・東洋人)が抱くものが違うということなのだろうか?

先の通り、ヨーロッパ・中近東原産の花には黄色花に対してマイナスイメージの花言葉が多い。

一方で日本をはじめとしたアジア原産やアフリカ・アメリカ原産の花には黄色花であってもプラスイメージの花言葉がつけられている。

例えばフリージアの黄色花は「無邪気」(アフリカ原産)、フクジュソウ「幸せを招く」「永久の幸福」(日本・東アジア原産)、ガーベラの黄色花は「究極の愛」「やさしさ」(南アフリカ原産)など。

ここからは推測になるが近年(中世以降)に入ってからつけられた花言葉には東洋的感覚でつけられたものが多いのではないだろうか。

そういった意味合いから歴史や古きに敬意を表しつつも時代や地域に合わせた花言葉があってしかるべきではないかと考える今日この頃である。

追申

誕生花について投稿しているうちに浮かぶようになった疑問。

1)誕生花や花言葉はどのような経緯や歴史があって選ばれたたのか。

2)その花を見ることが出来無い季節でも誕生花になるのは何故か。

3)花言葉にマイナスイメージのものがあるのは何か物語があるのだろうか。

誕生花は国や地域によって違いがあってこの日の誕生花は必ずこの誕生花と決まったものがない。

 

起源について調べてみるとギリシャやローマにたどり着く。

ギリシャで神が定めた日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

その後、歴史に登場し当時の世界の覇権を握るローマ帝国に伝わるローマ神話の影響も入って定められたものがある。

とは言え現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

また1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有種の花も誕生花に名前を連ねている。

 

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節があっていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので花の季節ではないものが特定の日の誕生花として当てられるのも分からないではない。

 

花言葉についてはギリシャ神話やローマ神話の影響が強いと感じる。

そんなギリシャ神話には悲しい物語が多い。

その悲しい話は人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化したかのような物語

その神話にまつわる花言葉が与えられたなら確かにマイナスイメージの花言葉が生れるのだろう。

 

ただ、それらをふまえても個人的に誕生花や花言葉に感じる事が5つ。

「誕生花なのに取り上げるものが観葉植物だったり果実だったり樹木そのものの時がある」

「同じ花が繰り返し別の日の誕生花として取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「季節や花期の先取りならともかく、明らかに季節外れの花が誕生花になるのはどういったものか」

「昔と今では環境も気候も違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花でしょう!?

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減るでしょう!?

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙じゃない!?

誕生日に見られない誕生花って!?

狂い咲きや早咲き・遅咲きがある事はあるていど納得できる。

でも、間違いなく手に入らない花を誕生花に当てるのはいかがなもの!?

いつの日か自分(AIグッチー)なりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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