近所に咲くノウゼンカズラの花の数が増え始めた。
枝垂れと言うよりは下垂した蔓から次々に花を咲かせる様は私にとって夏をイメージさせてくれる花の一つ。
子供の頃に過ごした雪国ではノウゼンカズラが最盛期を迎えるのは夏休みも終わろうかという8月下旬。
家の近くの小高い山からの帰り道、夕日を浴びて橙がさらに色の濃い橙色に染まるノウゼンカズラを思い出す。
特に夕立の後のすきっと晴れた夕日に . . . 本文を読む
ナンテンと言えば秋から冬にかけて深紅の実が鮮やかな植物。
「難を転ず」の語呂合わせで縁起物として正月飾りに用いられているのは多くの方々が御存じの通り。
そのナンテンの花が今の時期に花が咲いている。
(今の時期に咲いている事を知ることが出来たのも読者登録させて頂いている方々他のブログ情報あっての事と感謝しております)
まず葉っぱを確認。
見まがうことなきナンテンの葉。
若 . . . 本文を読む
関東では、今の時期に咲き始めるヒメヒオウギズイセン。
橙色の花を咲かせる夏の花の代表的な一つ。
この花の橙は赤から黄色までの幅広い色調があるのがいい。
さらにグラデーションが柔らかいのが個人的には なおいい。
この柔らかい色調のイメージを表現するために御馴染(?)の多重露光でソフトな雰囲気に仕上げてみた。
ただ、残念なことに近所の花は、まだ最盛期手前と言った感じで群生している . . . 本文を読む
4月から5月に花を愛でられるシロヤマブキ。
先日は6月中旬にさしかかっていたが、写真散歩で見かけることが出来た。
初めは見間違いかと思ったが、くっきりした葉脈と対生の葉っぱがシロヤマブキの特徴を示している。
奥にスイセンノウ。
手前に黄金色に色変わりしたコバンソウ。
6月咲きなので遅咲きか返り咲きか?
追申
ヤマブキの仲間にはヤマブキやヤエヤマブキの他に最近入手し . . . 本文を読む
前回の投稿記事にも記したが、ガクアジサイの花柄の色について興味を持った。
花柄の色が赤紫だったり青紫だったり。
なにか規則性が無いかを探ろうとするが・・・分からない。
花柄の色が赤紫から青紫に変わっているものもある。
装飾花の色や花の色も合わせて観察して見るがこれといった規則性は見られない。
まぁ、規則性や方程式を考えながら見るより、純粋に綺麗なものは綺麗。
美しい物は美しい。 . . . 本文を読む
何気なく近所を散歩していて咲いている事に気が付いたアベリア。
この花は6月から10月頃まで愛でることが出来、葉っぱの合間合間に控えめに小さな花を咲かせる。
生育旺盛・強健で公園の生垣などにも用いられている。
花からは微かに芳しい香りが漂い、花の色は白花に見えても淡く桃色がかっているのが良い。
個人的には日中の強い光りよりも夕日の光りがいい。
夕日の斜光を浴びた様を見ることで一層桃色を . . . 本文を読む
以前に紹介した方法でデジタル一眼の多重露光(マルチショット)を応用したソフトフォーカスで撮った花たち。
[ハナショウブ]
シングルショットで凛とした輪郭描写を狙うのも良いのだが、
花を直射日光の元で撮るとき花の柔らかなグラデーションを強調するのにも効果があると思っている。
なによりソフトフォーカスフィルターやソフトフォーカスレンズを必要としない手軽さと財布への優しさがいい。
[ヤマア . . . 本文を読む
恥ずかしながら数年前までその名と花が一致していなかったユキノシタ。
そのわけは、幼少のころからユキノシタは『雪の下』だと思っていたため。
この花が5月から7月に見られることは知っていた。
そして、5月に雪があるのは高山か北海道くらいのもの。
この二つの考えが思い込みを招き名前が結びつかなかった。
数年前に図鑑で花の名前を知るに至り、5月から咲くのに雪の下とはこれいかに . . . 本文を読む
ヤブデマリはヤマアジサイのような花を咲かせるがアジサイ科やユキノシタ科ではなくスイカズラ科。
さらには背の高いものなら樹高が3mから5mほどにもなる落葉低木(または小高木)
先週、相模原公園で見たものは葉っぱの虫食いが進んでいたため構図から避けようとすると撮れる花に限りがあったのが残念。
アップで見ると、やはりガクアジサイに似ている。
[↓↓↓ヤマアジ . . . 本文を読む
大きく分けて三種類あると聞くマリーゴールド。
10cmほどの大きい花と高い草丈で暑さにも強いアフリカンマリーゴールド。
花が2cmほどと小さく高温多湿に弱いメキシカンマリーゴールド。
そして中間的なサイズでやはり高温多湿に弱いフレンチマリーゴールド。
近所の花壇で見かけるのはフレンチ。
花の色は黄色から橙の系統のものが多い。
個人的には八重咲きの花は好みではないと言うか撮影が苦 . . . 本文を読む