さーて、40本目になりましたオススメしないDVD。
改めて、オススメしないって難しいですねぇ…。
ラインナップを見直してみても、なかなか酷いw
こんなのばかり観てるから病むんだよとか、サイコパス?とか言われることもありますが、断じて違います!!
ちょっとGTAに手を出したら2〜3時間経っても序盤のイベントから進んでないとか、武器入手のチートコマンド早速暗記してたりとか、警戒レベルをどれだけ引き上げられるか?って遊んでたりとか、車に乗るとすぐパトカーに追跡されたりとか、基本はスニーキングアサルトだよね〜って言いながら大通りのど真ん中で後ろから人を襲ったりとか、病院前に立ってる人からとりあえず入院費取り返しとくかーとかやってますけど多分違います!!
至極真っ当なGTAプレイヤーです(ニッコリ)
現実ではこんなことしちゃいけないよっていう自らへの戒めです、いいね?()
そんな闇を吐露してみたところで今回はスティーブン・キング原作の『ゴールデンボーイ』をご紹介。
小学生の頃、初めて僕が読んだ小説がこのスティーブン・キングの『IT』でした。
小学生が読むもんじゃねえな…あれ。
映画も最近リメイクされたものを観ましたが、旧作の方がラストのズッコケ感が酷くて個人的には好きですw
また大分前置きが長くなりましたが、『ゴールデンボーイ』のあらすじをw
成績優秀スポーツ万能なアメリカン出木杉くんのトッド、学校の授業の中でホロコーストについて学びます。
「もっと詳しく知りたい奴は図書館に資料があるから自分で勉強しろ〜」
と先生が言うのを聞き逃さないトッド、さすがアメリカン出木杉くん!
興味津々だったトッドは膨大な資料を集め、ホロコーストについて調べ始めます。
そんなある日、バスに乗っていると、
「あれ…?あのジジイどこかで見たような…?」
名探偵トッドは捜査の結果、彼がホロコーストでの戦犯であるドゥサンダーであると確信!
ホロコーストの生き証人であり、幾人ものユダヤ人たちを虐殺してきたドゥサンダーから直接の話を聞いてみたい…。
トッドの中の闇が囁きます。
そして、その闇の衝動に駆られたトッドはドゥサンダーの元を訪ね、
「通報されたくなければホロコーストのことを詳しく話して聞かせろ」
と、脅迫します。
抵抗するドゥサンダーでしたが、過去を思い返し、当時のコスプレを強要されるに連れて、彼の中に眠る闇もまた、目を覚まし始めるのです…。
少年と老人の心の触れ合いを描いたハートフルなヒューマンストーリーです!
ハートフルの綴りは「hurtful」の方ですけど…。
トッドは本当に優秀なお子さんなんですけどね、所詮はお子ちゃまなんですよ。
グロいものやエゲツないものに興味を持つ時期って誰もが通る道だと思います。
昔、完全自殺マニュアルとか流行りましたよね?
僕が高校生の頃は「ジャンク」っていう世界の衝撃映像を集めてみました的なビデオ?DVD?どちらか忘れましたが、度胸試し的な意味合いもあって流行りましたね。
今もまだああいうのってあるのだろうか…?
猿の脳みそを食べるのが衝撃的なだったのと、銃殺刑?の映像で、人が銃で撃たれたら漫画や映画みたいに血しぶきが舞ったりしないんだなーとか思った思い出があります。
優等生のトッドくんも、そんな頃の僕らみたいなそこらへんのガキと同じなんです。
あらすじでトッドの「闇」と書きましたが、正確には「闇の卵」と呼ぶべきでしょうか?
普通の人はちょっとグロい映像とか見て満足して、すぐに引き返してしまうので孵化することはありません。
しかし、彼はドゥサンダーという本物の闇を抱えた人間と出会ってしまいました。
脅迫していたつもりなのに、気がついたら立場が逆転していて…。
不安、焦り、恐怖、そして何よりも目の前に「本物の闇」のお手本がいる。
ドゥサンダーは彼本人には直接言うことはありませんが、「こちら側に来れる資質を持っている」と見抜き、静かに手招きをするのです。
普通の人なら決して立ち入ることのない、深い深いところへ。
ホロコーストと呼ばれる場所がどんなところであったのか、現在は当然ながら資料などでしか知ることは出来ません。
しかし、軽く検索してみるだけでも、どんなにおぞましい場所であったかは十分にご理解頂けると思います。
想像を絶するほど沢山の方々がそこで殺されました。
普通に殺されるだけでなく、人体実験という名の生き地獄の上亡くなった方もどれほどいたことか。
決して許されることではありませんし、擁護するつもりもありませんが、加害者であるナチスの人間の中にも正気を保てなくなった人が多数いたことでしょう。
ドゥサンダーはどうだったのでしょうか?
トッドに出会うまでのアメリカ人「デンカー」として隠れて生活していた彼が本来のドゥサンダー?
トッドに出会い、狂気を揺り起こされた「ドゥサンダー」が元々の彼?
まだ「デンカー」であった時のドゥサンダーはトッドに「あの頃のことは口にするのもおぞましい」と告げます。
「デンカー」が本来の彼であり、ホロコーストの戦犯「ドゥサンダー」が正気を保てなくなった彼の姿である、と考えるのが自然なのでしょうが、人間ってそんなに簡単なものなのか?と考えるとモヤモヤします。
上手く説明出来ないのがもどかしい!
長々と書いてみましたが、今作のオススメ出来ないポイントは原作とのラストの違いですかね。
原作通りにやってしまうと確実に上映不可になりますがw
それでもトッドの中で孵化した「闇」ってそんなもの?って思ってしまうのが非常に残念。
その後彼がどんな人生を歩んでいくのかはわかりませんが、目覚めたばかりの「闇」って案外こんなものなのかもしれないですね。
闇闇闇闇、闇を連呼してきましたが、人間の抱える闇って様々だと思います。
厨二病でオンゲのハンドルネームに†キリト†とかつけちゃった、みたいなどうでもいいすっごく軽いものから、僕らが死ぬまで一生知らなくていいような、想像もつかない重い暗い漆黒の闇まで。
あなたの闇は何色ですか?
一度だけ、よーく見せて下さい。
怖がらなくていいから、ほら、ほら、早く!!!
…通報はしないでくださいw
僕は正常です…多分…おそらく…きっと…