当時、自分はたくさんの人に囲まれていた。

慕ってくれる後輩や頼りにしてくれる上司にも恵まれていた。
でもいつもひとりだと感じていた。
多くの人の中で感じた孤独は、たったひとりている孤独とは全然違う。
居場所がなく、自分が存在する意味が見出せない。
寂しいというよりも、もっと切実に辛かった。
【こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。】

みんなといる時の孤独
外から見たら、全然そんなことないのに。
人の心とは 複雑でもある。
でも、考えてみれば 余裕があったならば
寂しい寂しいという時にこそ、その孤独を楽しめたなら なお良い。
生まれてくる時も、孤独で生まれる。
例えば入院して、いずれ死ぬ時も孤独だ。
コミュニティを持つ個々が心の中にもつ孤独
これは 持って生まれ、持って去る私たちには 切っても切り離せないものがある。
孤独の時にこそ 大事なものを見つけられる気もする。