米食品医薬品局(FDA)は14日、米製薬大手メルクが開発中の新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」について、外部専門家で構成する諮問委員会が11月30日開く会合で承認の是非を検討すると発表した。5月撮影。提供写真(2021年 ロイター/Merck & Co Inc/Handout via REUTERS)
アメリカ薬局方(USP)が発表した初の年間薬品不足報告によると、2023年の薬品不足は過去10年で最高水準に達した。報告書によれば、「過去10年間で薬品不足は増加し続け、2023年末までにアメリカ食品医薬品局(FDA)が監視している薬品不足の数は125種類に達した。この高水準の不足は、市場の脆弱性が持続している直接の結果である」としている。「2023年に不足した薬品のうち、約4分の1(34種類)は新たに不足が生じたものである」
USPは、医薬品、栄養補助食品、食品成分の品質基準を策定する非営利組織である。
6月初旬に発表されたこの報告書は、薬品不足が平均して3年以上続き、多くの種類の薬品に影響を与えていることを指摘している。その中で、約25%の薬品は5年以上不足しており、アドレナリン注射薬などの6種類の薬品は10年以上不足している。特に、ジェネリック(後発医薬品)の注射薬が新たに不足する薬品の53%以上を占めている。
これらの薬品不足は市場の脆弱性を示しており、患者の治療にも影響を及ぼしている。
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