【関連記事】
袁紅冰教授の文章には私も深い感銘を受けた。実はその2日ほど前、妻さえも「なぜあなたは国内でこれほどの名声があるのに、大企業から顧問弁護士の依頼が来ないの」と尋ねてきた。そこで私は昨日、この袁教授の文章を厳かに妻へ手渡した。この文章は、そのような現実の問題に解答を与えてくれるからだ。
全ての正常な価値観が逆転してしまった社会では、逆転した価値のものでなければ受け入れられない。誠実で専門知識と技術を備えているという理由で、人々が弁護士を信頼することはないのだ。
なりふりかまわず、野良犬が餌をあさるようにして得た警察・検察・裁判所とのコネがどれだけあるか。それこそが弁護士としての価値の全てなのである。死んでもそのようなコネには頼りたくない一人の弁護士にとって、こんな環境の中で歩むことがいかに困難なことかは想像に難くないだろう。私の周りの同僚すら、常々ため息を漏らすのだ。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます