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高智晟著『神とともに戦う』(15) 我が平民の母(4)
母は、有徳の人であった。この母の功徳ぶりは、私の認識やこの手中の筆が決めるものではないが、いずれにせよ、母が徳の力で積み上げてきた数々の逸話を、この筆で書き尽くすことは到底できないことだろう。
母は自らの行動を通じて、子ども達に「働かずして得たものは受け取ってはならぬ」ことを教えてくれた。腹ぺこの私たちが他人の食べ物に手を付けでもしたら、母から厳しい叱責を受けた。だから、幼い私たちも、道端のものさえ拾おうとはしなかった。
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