12月6日、中国で金現物購入の動きが若者層に広がっている。写真は金塊。露ノヴォシビルスクで9月撮影(2023年 ロイター/Alexander Manzyuk)
Casey Hall Amy Lv
[上海/北京 6日 ロイター] – 中国で金現物購入の動きが若者層に広がっている。ゼロコロナ政策解除後の景気回復が期待ほど進まず、不動産市況悪化や株価と人民元の値下がり、低い預金金利によって「安全資産」の選択肢が減り、金に目が向いた形。将来の経済成長が不透明になってきたという事情もある。
北京の製薬会社で働く26歳の女性は「労働市場はあまり良好ではない」と語り、雇用不安を抱えているが「金を買うことで気持ちが上向く」と明かした。
中国は世界最大の金現物購入国。アナリストらは、今年に入ってからの世界的な価格高騰において、中国の旺盛な需要が一段と大きな要素として働いていると指摘する。4日にはスポット価格が過去最高を更新した。
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