2020年4月6日、スイス・ジュネーブのWHO本部にて、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス長官(AFP via Getty Images)
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そもそも、世界保健機関(WHO)は、本当に健康上のリスクと戦い、人々の健康を促進することに取り組んでいるのだろうか。法輪功の問題について、単刀直入に言わせてもらおう。
法輪功は、真・善・忍を原則とする精神修養法で、気功の5つのエクササイズを含んでいる。とても健全で健康的に聞こえるが、実際1999年には、約1億人の中国人が法輪功を実践していた。つまり、多くの人々が、法輪功を健康的かつ有益なものと捉えていたということだ。
しかし、1999年7月、当時中国の指導者だった江沢民が一方的に法輪功を禁止し、残忍な迫害運動を開始した。収容所での強制労働や拷問などによって多くが命を落とし、法輪功学習者からの強制臓器摘出(臓器狩り)についても明るみに出た。件数は明かされていないが、1999年以降、おそらく100万人以上の法輪功学習者が臓器目当てに殺された。
これが中国国内の政治的問題であるかどうかにかかわらず......
- 「臓器狩り」が国際社会の注目浴びるも…
- WHOは何をしたのか
- 中国偏重のWHOから脱退すべき
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