今、中国ではピアノが全く売れないようだ。イメージ画像。(Michael Lipnicki Fine Pianos提供)
経済悪化に伴う収入減、ひいては失業の嵐が吹き荒れる中国。若者は将来に希望を見いだせないばかりか、子供をもつ家庭でも、我が子に対して、何を教育し、何を授けたらよいか、親は途方に暮れている。
近い将来に起こり得る「海外脱出」に備えて、子供に英語を学ばせようと思う親は確実にいる。しかし、子供の情操教育のために、ピアノのレッスンを受けさせようと考える親は、今の中国では極めて少ないのが現状だ。
かつて、経済状態が良好であった頃の中国では、中産階級の家庭でもピアノを購入し、子供にピアノのレッスンを受けさせる親は多かった。マンションや自家用車の購入とともに、子供にピアノを買い与えることが、中国における成功者の証でもあったからだ。
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