イタリアのメローニ首相は中国の「一帯一路」からの離脱をほのめかしている (AP Photo/Alberto Pezzali, pool)
イタリアはG7諸国で唯一中国の「一帯一路」に加盟したが、経済的利益が得られないとして、離脱を検討していることが報道された。保守派のメローニ首相は就任前から同プロジェクトに否定的な姿勢を見せており、直近では台湾海峡の情勢に注視するなど、台湾との連携を強化している。
中国資本に警戒感
メローニ氏は先週、マッカーシー米下院議長とローマで会談した。ブルームバーグ通信によると、メローニ氏は会談の際、最終決定はしていないとしつつ、「一帯一路」プロジェクトから離脱する考えを示した。複数の出席者の話で明らかになった。メローニ首相は就任前から、コンテ政権の一帯一路計画への参加決定には反対していた。
2019年3月、中国の習近平主席がイタリアを訪問し、当時のコンテ政権と協力覚書を結んだ。期限は2024年まで。いずれか一方が終了の手続きを行わない限り、自動で更新される。
イタリアが離脱を検討する背景には......
【続きはこちら】
イタリア、「一帯一路」離脱を検討か 台湾とは関係強化
イタリアはG7諸国で唯一中国の「一帯一路」に加盟したが、経済的利益が得られないとして、離脱を検討していることが […]
◎合わせて読みたい:
「戦場には行かない。子供にも行かせない」 中国で反戦文がSNS拡散され話題沸騰
中国のSNS上で拡散されている「反戦の文章」が、いま衆目を集めている。
WHO総会に台湾招待を、米国務長官が働きかけ
[ワシントン 9日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は9日、世界保健機関(WHO)が今月21─ […]
◎おすすめ:
中国人観光客の性的暴行に激怒! 在日華人による自撮り動画が話題に
このほど、在日華人と思われるツイッターアカウントによる自撮りの顔出し動画が、華人圏の間で拡散されて話題を呼んでいる。
中国大使「日本民衆が火の中」発言…質した松原議員「国外退去求める」
林芳正外相は10日の国会で、中国の呉江浩駐日大使が台湾有事にかかる日本の影響をめぐる発言について、外交ルートを […]
◎トップニュース:
トランプ氏、地裁判決受け控訴へ 法律家「そもそも裁判すべきでない事件」
トランプ氏が損害賠償を命じられ、控訴する意向を示したことについて、米国の法律家は「そもそも裁判すべきでない事件」であると指摘した。
自己増殖型mRNAワクチンを承認申請 = 明治HD子会社
明治グループ傘下の薬品会社「Meiji Seikaファルマ株式会社」は4月28日、米国のRNA医薬品バイオテク […]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます