イエレン米財務長官は3日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が決めた追加減産について、
「非建設的な行動」で、世界成長見通しを巡る不確実性を高めるという認識を示した。2022年4月撮影(2023年 ロイター/Tom Brenner)
[ニューヘイブン(米コネティカット州)3日 ロイター] – イエレン米財務長官は3日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が決めた追加減産について、「非建設的な行動」で、世界成長見通しを巡る不確実性を高め、高インフレ期に消費者の負担を増大させるという認識を示した。
イエレン長官は記者団に対し「OPECの決定は遺憾な行動だ。価格への影響はまだ分からない。見極めにはもう少し待つ必要があるだろう」と語った。
一方、バイデン米大統領は影響について「あなた方が考えるほど悪くはならないだろう」と記者団に述べ、限定的だとの認識を示した。
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