中共がEVバッテリーの主要材料である黒鉛の輸出を制限したが、専門家はは他国に損をさせ、自身にも不利益をもたらすと指摘している。写真は古いリチウムイオン電池からグラファイト(Photo by JENS SCHLUETER/AFP via Getty Images)
中国は12月1日から、EVバッテリーの主要材料である黒鉛の輸出を制限すると宣言した。この宣言に対して中国産黒鉛の輸入に大きく依存している韓国が警戒し、自国で黒鉛の生産を早め、鉱物サプライチェーンの脱中国化を加速させることを決定した。
韓国の学者は、中国共産党(中共)のこの行動は他国に損をさせるが、自身にも不利益をもたらすと指摘した。
今年、ガリウムやゲルマニウムなどのレアメタルに対して行った輸出規制に続き、中国商務部は10月20日、国家安全と利益を保護するために、12月から高純度、高硬度、高強度の黒鉛製品を輸出規制の対象に加えると発表した。
中国は世界最大の黒鉛生産国および輸出国であり、世界の供給量の3分の2を占めている。さらに、中国は全世界の黒鉛精錬市場の70%を占めている。
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