10月8日、四川省眉山市仁寿県にある高校の運動場の地面が陥没。生徒14人が地下にあった浄化槽のなかに落ちたが、全員救助された。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
今月8日午前7時ごろ、四川省眉山市仁寿県にある高校の運動場の地面が突然陥没した。
陥没によってできた大きな穴の下には、学校から出る汚水をためる「浄化槽」があった。その汚水のなかに生徒14人が転落した。
- 運動場に「大穴」その下は「汚水」
現場では、はしごなどを使った救助活動が行われ、転落した生徒全員を救出した。さいわい命に別状はなかったが、落ちた生徒がトイレのし尿をふくむ汚水まみれになったのは気の毒としか言いようがない。
同校の校長は中国メディアに対して、陥没のあった運動場は2004年から使用しているものであり、事故の原因について「地面に敷いた板が腐食やひび割れにより壊れたのだろう、という暫定的な調査の結果が出ている」と主張している。
いっぽう、ネット上では「これは間違いなく手抜き工事だ」というコメントが殺到。建築物の「おから工事」と同じく、粗悪施工を疑う声が根強い。
つまり、校長がいう「地面の板」だけの問題ではなく、学校の建設プロジェクト全体の品質に問題があった、という見方が広まっている。
- 「穴に転落」のリスクは街中にも
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