中国共産党の認知戦や心理戦、統一戦線工作、貿易戦、サイバー戦などを融合させた「オールドメイン戦」について解説する台北大学犯罪学研究所の沈伯洋副教授(鐘元/大紀元)
台湾の民間防衛推進組織で、長年認知戦の問題に注目してきた黒熊学院は12月17日、「偽情報と戦い、台湾で団結する」と題したセミナーを開催した。
台北大学犯罪学研究所の准教授で、黒熊学院の院長である沈伯洋氏は、中共(中国共産党)は台湾に対する統一戦線において様々な戦術を用いており、 その一つが真偽混ざりあう情報を流布して若者を狙う認知戦だと指摘した。
台湾の黒熊学院は17日、台中市で初の大規模な野外セミナーを開催し、中共が台湾に対して統一戦線工作を展開する手法を公開した。
沈伯洋氏はまず、中共が台湾の選挙結果に介入しようとするならば、影響力を行使しなければならない人数は外界が想像するよりもはるかに少ないと明かした。同氏は2020年の立法院(国会)選挙を例にして、民進党と国民党の議席差は23議席だったが、総得票数の差はわずか6%しかなかった。
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