多くのドイツ人ドライバーにとり、ハイブリッド車の価格は高過ぎる――。大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース (PwC)は4日に公表した最新リポート「自動車産業と気候変動」の中で、こう結論付けている。
それによると、ハイブリッド車に関心を持つのは3人に1人近くに上る。 だがそのうち通常のガソリン車などより2,000ユーロ以上高くても構わないとするのは、わずか17%にすぎない。 「2,000ユーロまでなら」が23%で、上限を1,500ユーロ、1,000ユーロとするのがそれぞれ10%、18%。3% は500ユーロでも払えないとする。こうしたことから、PwCは「ハイブリッド車がニッチな存在から抜け出すのは困難」と分析している。
なお同社によると、ハイブリッド車の世界シェアは2014年までに現在の1%未満から2.5%前後に拡大する見通し。 全体の約3分の2を「プリウス」で市場をリードするトヨタなど日本勢が占め、米国車が20%、ドイツ車が10%ほどになるという。
ニュースソース:Yahoo!ーNNA
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000013-nna-int