わさびとおさんぽ~ちくわも連れてって~

わさびを中心にパパ&ママ(ひじりん)ののほほん生活日記です♪
2011年10月ちくわが家族になりました。

おとうさんへ

2010-09-19 05:00:00 | ひじりんのひとりごと。

おはようございます、ひじりんです

 

きょうはじじちゃん(ひじりんの父)の

四十九日法要です。

もう少ししたら皆でお寺さんに出向いて

おとうさんが成仏できるように

お経を読んでもらいに行ってきます。

 

この一か月ちょっと

お葬式から始まって

いろんな手続きで

銀行やら区役所やらに出向きまして

慌ただしい毎日でした。

 

でもちょっと時間があくと

お父さんへの思いを

少しずつこちらに綴ってきました。

 

 

おとうさんへ

 

76年間、お疲れ様でした。

 

今ゆっくり休んでる?

おかーさんや私達のところを行ったり来たりして

様子をどっかからみてる?

 

 

おとうさんの最後の2年半は

病気で体を手術で何回も切って

痛い思いばっかしてきたね。

 

声を失って、

話をするのも筆談だから

いちいち書くわずらわしさがあって大変だったね。

伝わらなくっていらいらもしたよね。

その気持ち、その時分かってあげられなくてごめん。

 

お父さんが私を呼ぶ時、

机をたたいたり、じっとこっちをみていたけど

私はわざと忙しそうにして

気付かないふりをしたこともあった。

 

私はいつも

「いちいち呼ばないで!」

「自分でなんとかして!」

ってその時思っていたし、

口でも言って怒鳴ったりもした。

おとうさんは困った顔をしてた。

いつも私はいらいらして余裕がなくて

優しい言葉なんてちっともかけてあげられなかった。

冷たい娘でごめん。

 

今年3月、

お腹の痛みがあって検査をしたら

転移が何個も見つかった。

 

放射線をしたけど結局全く効かなかった。

 

痛み止めの麻薬を使うと

眠気がでてきて頭がぼーっとするのに

家事は普通どおりにしていたし、

日曜日は様子を見にくる私たちのために

よく炊き込みご飯を作ってくれた。

 

 

私たちは用事が終わるとすぐ帰ってしまうけど

おとうさんとおかあさん2人で

ベランダから私たちの車に手を振って見送ってくれた。

帰る時にベランダを見上げる癖がいつの間にかついたけど、

いまはおかあさんがひとりで手を振ってる。

寂しそうにいつまでも手を振ってるよ。 

 

 

おとうさん、わさびは元気だよ。

よく遊んでくれたよね。

ちょっかいもよくだしてたよね。

おやつをあげすぎて

わたしによく怒られてたよね。

でも最後の入院の直前は

わさびにかまってくれなくなった。

そんな余裕もなくってつらかったよね、

しんどかったよね。

 

 

 

わさびがおとうさんを探してるの。

一生懸命においを嗅いで、

「おかしいなぁ」って

私の方を向くの。

でもきっとわさびは

「じじちゃん、もうここにはいないね」って

多分分かってる。

 

おとうさん、

四十九日が終わったら、天国へ行くんでしょ?

そこは暖かいのかな?

おとうさんは寒がりさんだから、

暖かいところだったらいいね。

 

あっちにいったら

今までしゃべれなかった分、

大きな声出して

お友達といっぱいしゃべっていてほしいな。

昔みたいに歌とか歌ってさ。

お酒も煙草ももう我慢しなくていいからね。

 

 

私がそっちに行くには当分先だけど

そっちにいったら

手を振って待っていてほしいな。

 

それで、

おとうさんが生まれ変わったら

病気なんかしないで

今度はずっと元気でいてほしいな。

 

 

おとうさん

いままで本当にありがとう。

私たちのために頑張ってくれてありがとう。

ゆっくり休んでください。

でもたまにはこっちの様子もちゃんと見ててね。

 

                     

…と思いながら

四十九日法要にでかけてきます。

 

駄文ですみません。

 

※コメントはクローズです。

この記事はお彼岸が終わったら削除します。→24.09.29再投稿しました。

 

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