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ワールドカップが開幕しました

日本代表は難しい状況にありますが、もちろん最大限に応援します。何故なら彼らは色々な意味で「我々の代表」だから。

自分がプレイヤーかつJFA公認コーチ・審判だから、だけではもちろんない。強大なクラブチームが日本に無い(クラブチームで世界に挑む機会もほぼ無い)以上、まだまだ代表は育成年代に至る迄日本サッカーのお手本である、というだけでもない。シンプルなルールで、集団競技で、世界中で愛されているサッカーという競技の特性が故に、サッカー日本代表は日本という国が如何に世界列強に伍して行けるのかさえをも体現出来る場であり、その中で過去数十年で最も成功した例の一つである。だからこそ代表の敗退や失敗は我々日本人の敗退や失敗とも言い換えられるし、そこで見えた限界を次は越えて行きたいと真剣に願う。他人事では有り得ない。私はそんな風に思っています。2002年敗退後に痛感した想いを忘れない。フットボールの栄光は、100年の歴史がつくる・・・

今回のワールドカップまでの4年間はもちろん、ガチガチに守れば時にはベスト16まで行けることを証明した南アフリカ大会(これは本当に大きな賭けでした。これで負けた場合の失望を想像すれば・・・)、攻撃的にゲームを支配して勝つ、「これが日本サッカー」と言えるスタイルを作ろうという、何十年後まで見据えた壮大なチャレンジをした(そしてアジアで無敵になり本戦では玉砕した)ブラジル大会の上にある訳です。右肩上がりの成長の後に必ず訪れる、本当に難しいがやりがいのある、本当の強豪国、フットボールネーションになる為の挑戦・・・

そのキーワードの一つは、例えば個々の状況判断力であり、チームとしての対応力、駆け引き力であり、例えば戦術の使い分け、同じメンバーのままで攻撃的にも守備的にもなれること、プランBを持つことだった筈。臨機応変に、自分の頭で考えること・・・そしてコートジボアール戦の後半17分、ドログバが交代出場した時の異様な会場の盛り上がりと相手の戦術変化に誰も付いていけなかったあの10分間を我々は取り戻さなければならない。

回り道もしたし(回り道の話は今はしません)、正直時間は足りないと思います。ですが少なくとも、将来の日本サッカーをも見据えたトライを全力でして欲しい。結果は心底欲しいけど、一喜一憂し過ぎず、全力で応援します。
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ブラジルワールドカップを戦い終えて

今回日本代表がグループリーグ敗退した最大の理由は、結局またしても「テクニックはあるがサッカーが下手な日本人」の欠点が出た、ということじゃないかと思います。大事なコートジボアール戦で、前半慎重になる余りに気持ちまで臆病になってしまったこと、後半相手の時間帯が来た時に、適切なプレーが出来ずに連続失点したこと(=モメンタムのコントロールが出来ないこと)。こういうのを「サッカーが下手」と言うのだと思う。

「テクニックはあるがサッカーが下手な日本人」は村松尚登さん(元FCバルセロナスクールコーチ、現水戸ホーリーホックジュニアユースコーチ)の著書の題名です。日本人の「テクニック」(というか、クローズドスキル=相手がいない状況での/状況判断や戦況判断を含まない技術)は世界的にも相当高いレベルにあります。今回の大会でもそう思ったし、例えばフリースタイルフットボール(リフティングの技を競うもの)の世界大会で日本人はトップクラス。でもそれだけではサッカーの試合では勝てない。説明が長くなるので、私が4年前にブログで書いた記事をリンクしておきます。トーナメントばかりで常に勝つことが優先されたり、監督の指示に絶対従うことを強いられたり、トライして失敗することを強く叱られたり、クローズドスキルを偏重したり、パターン化することで理解した気になったり・・・それでは複雑で常に流動する中で自分の判断を瞬時に下すことが必要なサッカーが上手くならない。(そして村松さんは日本がヨーロッパの強豪国に伍していく為に「サッカーはサッカーをすることで上手くなる」という提言をする訳です)

でもこう書いてみると、サッカーだけの話じゃない様に思えてきませんか?だから私には、大げさに言えばサッカーの敗退は「日本の国民性の敗退」という部分すらあると思える訳ですよ。だから(自分がジュニアのサッカーコーチであるからというだけの意味ではなく)今回の結果は他人事に思えない。

もちろんJFAだって馬鹿じゃない。小/中学校世代でのリーグ戦へのシフト、怒鳴らない、選手の判断を奪わないコーチングの推奨、ロジカルコミュニケーション能力向上のトライ等々既に始まっています。もちろんグラウンド数の問題、日本人は残業が多く、優秀なコーチが平日の夜に指導出来ない、等々物理的な困難は多い上、学校教育の問題もからんできてしまうのですが。

前回南アフリカ大会で、日本はガチガチに守れば時にはベスト16まで行けることを証明した。でも今回の開幕前にNHK BSで再放送していましたが、わずか4年前で同じ選手も何人もいるとは信じられない程つまらないサッカーをしていました。この4年間、日本代表はただ守り勝つだけではなくて、攻撃的にゲームを支配して勝つ、という「これが日本サッカー」と言えるスタイルを作ろうという、何十年後まで見据えた壮大なチャレンジをし、ある程度成功した。

今、必要以上に落胆してはいけないと思う。今こそ前を向くことが必要。今必要以上に落胆して、(散々持ち上げておいた)選手を叩いたり、トカゲのしっぽ切りをしたり、白紙に戻したりしようとする日本の国民性が、コートジボアールに押し込まれた時に必要以上に落胆して2点献上してしまう日本代表を生んでいるという言い方さえ出来るんだと思う。「世界との差」とか「思い上がり」とか言うの、やめようよ。

攻撃的に行くときには、選手の間隔を近くしてパスを繋いで崩していく。それに加えて、同じメンバー/布陣のまま守備的にもなれる(気持ちが臆病にならずに)という使い分け、そしてモメンタム(勢い)をもっとコントロールする。今回の経験をした選手をちゃんと残し、大刷新しなくてもうまく若手と融合出来る様にしていき、経験を継承しながら、判断力重視で育った世代の台頭を待つ。それでいいんじゃないかと思っています。
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村松尚登さんの指導者講習会

誰に頼まれた訳でもありませんが宣伝です。

12/17(金)18:30~、Learning Square新橋にて、FCバルセロナスクール福岡校コーチ、「戦術的ピリオダイゼーション理論」を日本に紹介した村松尚登さんの指導者講習会があります。今年の2月19日の講習会に続く「第二弾!」とのことです。前回は理論的な話が多かったのですが、今回はもっと実践的な話に的を絞りたい、とのことですので、今からとても楽しみです!詳細は以下です。
http://www.learningsite21.com/course/ec/e026.html

私はもちろん参加です。サッカー指導に携わる方は是非如何ですか?もし村松さんや、「戦術的ピリオダイゼーション理論」をまだご存知でない方は、村松さんの著書「テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人」(ランダムハウス 講談社)を読んで予習して行くとより楽しめると思います。
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日本 - カメルーン レビュー

日本、カメルーンに勝ちました。勝ったことはもちろん素晴らしい。久々に少し明るい気持ちになりました。以前の様に前からバカみたいに追い回すのではなく、きちんとした守備ブロックを作ってパスコースを限定し、それで中盤の高い位置でボールが奪えてましたね。自国開催以外でのワールドカップでの初勝利というのも素晴らしい。まだ一勝しただけでまだまだこれからですが、ただお祭り騒ぎをしたり本田を英雄扱いするだけではなく、これを上手く使ってサッカーが盛り上がればいいなと切に思います。例えば子供たちとかにはとてもいい刺激になるでしょう。

でも、私個人的にはなんかいま一つ興奮しないし、グッと来ない。喜びつつも、あれ何で勝っちゃったのかな?という気持ちが拭えないのですが・・・でもそれは私が特別にシニカルな人間だからではないと思います。

この日日本が見せたサッカーは、決してエキサイティングではないものの、悪くないサッカーだったと思います。ちゃんと現有戦力と相手を見極めた上での現実的でリーズナブルな選択だったと思うし、今から結果を出すにはこれしかない、ということを直前の短期間で的確に行ったと思います。岡田監督は12年前のフランスの時も、結局はカズを外し、守備偏重の超現実的なサッカーを本番でやりました。ご存知の通りその時は結局3敗。酷い負け方をして世界の舞台で大恥をかくことだけは免れましたが、残ったものはそこまで守備偏重にしても守りきれなかったという事実と、最小限のリスクチャレンジしかしていないが為に、どこまで本当に日本サッカーが通用するのかの答えがまるで見えなかったという結論。まあ初めてのワールドカップだったし、その次が日韓開催であることも決まっていたので、こういう「弱者の戦い方」も今回だけは仕方ないのかな、とは思いましたが、それでもやはり心底がっかりした、といいますか「何の勇気も湧いてこない」気分になったのをよく覚えています。

だからこそ、今回私はここまで、12年前と同じようなシフトチェンジをしていく代表に対してワクワク感を全く持てなかったのだと思います。だってこの4年間、そんなことを目指してやってきた訳じゃない。日本はまだ各クラブレベルでの戦術の確立があまりなされておらず、代表が何を目指して進んでいるのかは日本サッカー全体に大きな影響を及ぼしている訳です。その中で、4年間で確立しようとしてきたことを殆ど捨て(微調整、の域ではないですよね)、直前になって「弱者の戦い方」を選択した、というのが今起こっていることであって、勝利の後ですら自分がなんかいま一つ興奮しないのも当然だと思うのです。

でも、逆に言えば、日本は「弱者の戦い方」をしなければ勝てないくらいに弱い、という事実をようやく直前になって直視できるようになった、ということなのかもしれませんね。考えてみればそれは別に全然恥ずかしいことではないと思います。自国開催のワールドカップでベスト16まで行って、我々は何か勘違いをしていたのかもしれません。例えばヨーロッパに於けるギリシャ(やスロベニアやスイスや、他の多くの国)が、セリエAやリーガの下位チームが「弱者の戦い方」を選択せざるを得ないのに、日本は何を勘違いしていたのだろう、ということです。ある意味、代表監督がここまで長年の日本の強化が失敗だったことを認めちゃった訳で、それはそれでとても勇気の要る選択だったのかもしれません。この試合から得られる教訓は、日本サッカーは弱い。でもそれは恥ずかしいことではない。ワールドカップ初出場から12年経った今、またこの前提に立たなければならないことはものすごく残念だけれど、でもそれを認めるところからしか始まらない。ということでしょうか?なんか坂口安吾の「堕落論」みたいになってきましたが・・・

しかし今回、この戦い方をしてもし3戦全敗だったとしたら、私はそれはもう12年前のあの時以上の絶望感を味わったに違いありません。そういう意味では、何とかこの大きな賭けに勝った、と言えなくもないですし、きちんと自分の立ち位置さえ正しく認識できれば、個々の選手の能力も戦術的にもさすがに12年前よりは上がっていた、ということかもしれません。もしかしたら単に相手がアルゼンチンやクロアチアではなくカメルーンだったから、というだけかもしれませんが・・・それならばオランダとデンマークだったらどうなのでしょうか?
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ワールドカップ予想

今日から(あと一時間で)ワールドカップですね。あんまりこういうことしたことなかったのですが、ある参加者(Kさん)から予想メールを頂いたこともあり、ちょっと遊んでみようと思います。

グループA
南アフリカ/メキシコ/ウルグアイ/フランス

私が物心付いて最初に応援した(日本以外の)チームが82年スペインW杯の、あのフランスのシャンパンサッカーだったこともありフランスには思い入れたっぷりなのですが・・・なんか今回はダメそう。メキシコにも一時期の勢いは無いし、ウルグアイもフォルラン/スアレスだけじゃねえ、でもさすがにホームでも南アはないよな、とか思ってるとどこもダメそうです(笑)

うーん、フランスとウルグアイ!

グループB
アルゼンチン/ナイジェリア/韓国/ギリシャ

なんだかんだ言ってもアルゼンチンはここでは負けないでしょう。ギリシャはヨーロッパから出たら勝てる気がしない・・・韓国は、ギリシャに勝ち、アルゼンチンに惜敗(1-2くらい)・・・ナイジェリアが全然見当付きません。アフリカ大陸っていってもあんなに離れてたら地の利とかあるのかな?

うーん、ナイジェリアは無い!アルゼンチンと韓国!韓国は決勝T一回戦でフランスに勝ち、ベスト8と予想。

グループC
イングランド/アメリカ/アルジェリア/スロベニア

この組は案外、地味にどこも強そう。前評判の高いアメリカをアルジェリアが下すと予想し、イングランドとアルジェリア! アルジェリアはある!(←と言いたいだけ?)

グループD
ドイツ/オーストラリア/セルビア/ガーナ

ドイツとセルビア。オーストラリアはドイツとセルビアには勝てない気がする。セルビアかガーナ、と思ったけど、エッシェンいないとキツイかな?と。

グループE
オランダ/デンマーク/日本/カメルーン

オランダと日本!きっと川島がなんとかしてくれる。 うん。

グループF
イタリア/パラグアイ/ニュージーランド/スロバキア

ここはイタリアとパラグアイ!(他が分からない。スロバキアは案外しぶといかも)

グループG
ブラジル/北朝鮮/コートジボワール/ポルトガル

この強豪3チームに立ち向かうテセの姿が是非観たい。頑張れテセ!でも予想はブラジルとポルトガル!

グループH
スペイン/スイス/ホンジュラス/チリ

スペインとチリ!スペインは伝説を作り、シャビとイニエスタの大会と記憶される。決勝T一回戦でポルトガルを破り、準々決勝でイタリア、準決勝でドイツを下し、優勝で現実路線のブラジルに完璧に勝利、となれば楽しくて仕方がないでしょう!マルコス・セナがいないのは不安だけど・・・

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確かに日本代表のことだけを考えると、残念ながらここまでワクワク感が無いW杯は初めてです。直前になって現実路線に走って修正に追われていますが、結局は「大敗しなかっただけ」。リスクチャレンジもしないので新たな可能性も特に見出せず、人数かけて守ったけど守りきれなかっただけ、というなんともやりきれない結果になりそうな気がします。

ですが、違う見方をすれば、応援しているチーム(あ、フロンターレです)から4人も代表選手が出ている、というのはそれこそ生まれて初めての体験です。川島とテセがこの舞台で頑張っているのを観ているだけでこの上なく幸せかもしれない(だからこそグループEの予想コメントは上記の通りになる訳で、もうここにすがり付いて期待するしか無いのです。でも蓋を開けてみたら楢崎だったりしたら、本当にその時点で寝るかも。)あとは本当はケンゴなんですけどね・・・やはり直前にアゴを骨折して、すぐに活躍出来る程甘くはないんでしょうか?贔屓目無しで、中盤でボールを回る様にするにはケンゴ入れるしかないと思うのですが、コンディションも悪そうだし、今はともかく現実的に身体張って守れる選手を、という感じになってしまっているので先発は無いのでしょう。それでもどうしても点が欲しい後半にケンゴ岡崎同時投入でペースが変わって決勝 or 同点ゴール、とかをどうしても夢見てしまうのですが・・・

あとはやっぱりスペイン。王国ブラジルまでもが現実路線を採る中で、あの華麗なパスサッカーでユーロに続きW杯をも美しく制覇してしまうことを期待しない訳にはいきません。得点王はルーニーと予想。メッシは・・・もちろん楽しみにしていますが、まだ22才。今回はメッシの大会にはならない気がします。
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びっくり

久々なのに履歴でなくてすいません。

先日、「せたがやソサエチー」って名前は
「世田谷」のイメージとあいまって、
ハイソサエティー、的な印象を与えるという指摘?を受けました。

え、えっと、
ちょっとびっくり。
せたがやソサエチーを始めてもうすぐ丸7年・・・・
それだけやってきて、初めてなんですけどそんなこと言われたの。
しかも実情はどっちかと言うとローソサ・・・・(以下自粛)

繰り返しになりますが
ソサエチーはブラジルの「Futbol Society」、
つまり社交サッカー、のソサエチー。
ブラジルではそれぞれの街に街道沿いや教会の近くなんかに
土やコンクリートや人工芝のコートがあちこちにあって、
昼は子供達が、夜は仕事帰りの大人達が集まって来て楽しく玉蹴りをしている、
それが社交サッカー=ソサエチー。
単にそれに近いものを世田谷の地で目指そうとしたのが
せたがやソサエチー・・・・・

しかも上述の話、
「世田谷」で「ソサエチー」なのに何でそんなに貧乏くさいの?(笑)的な話で
私はしばらく何のことを言われているのか全く分かりませんでした。
(いや、別に酒の席での「冷やかし」っぽい冗談話だったので、
別に気分害したり怒ったり文句言ったりしている訳では全くありませんよ。)

いや、でも今まで私本当に一度もそういうこと考えたことはなかったですし
参加者(は基本、ソサエチーHPを一度は読んで頂いていると思います)からも
そんなことは一度も聞いたことが無かったのです。
確かに上記はソサエチー参加者からではなく
外からソサエチーを(チームとして)知る方たちに言われたのですが・・・

あれ、みなさん本当はそう思ってました?
私の「ソサエチー」に対する思い入れが強過ぎて、想像力が到らなかっただけ?
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ハンガリー情報

今年1~2月に何度か参加して下さった某参加者
(仮にSさんとしておきます。ソサエチーの趣旨に共感頂き、その後も継続的に参加して頂けそうだったのですが)が
新年度から急にハンガリー転勤となってしまいました。
しかし、たった数回のお付き合いにもかかわらず覚えておいて下さって
メールで近況報告を頂いたので、ここに転載させて頂きます。
強盗うんぬんで滅入ってる時だったので、なんだかとても嬉しかったです。
ありがとうございます。

レベル年齢問わず誰でも一緒に出来る、
但しふざけてやる奴は顰蹙を買う、というくだり、
なんかとてもいい感じがします。
そして、ハンガリーの田舎町の子供たちが、サッカーを通じてSさんと交流し
日本にもなんとなくいい/親しい印象を持ったのではないか、と思うと
とても幸せな気持ちになります。

また面白い話があったらぜひ送って下さいね。
身体に気をつけて頑張ってください。

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渡邉様

以前お世話になりました、元××区在住のSです。
当地(ハンガリー)に赴任してはや2ヶ月、ハンガリー語に四苦八苦しながらも、なんとか生きております。

こちらでは、サッカーは盛んです。でも、代表、リーグ共に低迷しておるようです。でも、TVで見る限りでは、リーグに関して、Jリーグと遜色なく面白いですよ。

現地でもサッカー、フットサル、と参加する機会が多いです。というのも、決まったチームというわけでなくとも、例えば、週末の夕方、4時頃から、サッカー場に行くと、知り合いでも、知り合いでなくともサッカーの輪に入れます。もちろん、最初は勇気が要りましたが。大人も子供(ほんとに小さな子供も)一諸にやれ、うまい、へたも関係がありません。ただし、ふざけてやる奴は顰蹙を買います。とても日本では考えられない環境です。渡邉さんはきっとこういう姿を目指しているのかな、と感じてます。インフラはいまいちです。ブダペストでは、さすがに整っていますが、地方では、フットサル場はコンクリートでした。

こんど、バラトン湖という海のない当地では海代わりのリゾート地近くの村でフットサル大会があります。チームを作って誰でも参加できるそうで、やはり会場はコンクリです。でも小さな村で、いろいろな街から参加して、屋台を出したり、毎年のイベントだそうです。

EU時代ですが、すこし地方に行きますと、日本人は本当に珍しいようで、私なんかでも、いなかの子供たちには非常に人気を得ております。

取り留めないメールでしたが、欧州の田舎の草サッカー事情でした。
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