以前、このブログでも取り上げた、「スケルトンすみれ」の件。
http://blog.goo.ne.jp/eri_fukatsu_fan/d/20121102
最近、本広監督が「違和感の演出」について語る記事が出ていました。
(以下のリンクはYahoo!ですので、短期間でリンクが切れると思います。)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130425-00000006-the_tv-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000001-mantan-ent
後日追加: こちらのリンク記事はまだ生きています(2013年10月1日現在)。
http://mantan-web.jp/2013/05/05/20130505dog00m200008000c.html
なんだよ、ハッピーエンドといっておきながら、やっぱりすみれは幽霊だったんかい!!
青島はすみれさんの魂を抱いていたの?
和久くんはシックスセンスで見えていた?
本広監督は、違和感の演出を前からやりたかった、と言っていました。裏本広twitterでは、人によって解釈の分かれる演出がそんなによくないのか?とも思っているようでした。
いやいや、ファンが文句を言うのはそこじゃないんですよ。
だって、すみれさんは「踊る」シリーズのヒロインなんだから。
やりたい演出、シナリオ通りに進めるためにヒロインを死なせるなんて、おかしいでしょ。
すみれファンは、到底納得いかねえ!!
スケルトンすみれ以前に、バスドーンからして、納得いかないんだけど…。
ODF、初めて観たときは、けっこう好きだったのに。昔に戻った気がして。
でも、求めていた結末とは違っていたようです。
uramotohiro twitterのときから予想していた考え方ですけど、あらためて監督にこう言われると、納得がいかない。
いろんな解釈がある、というのでは片づけられない。こんな重要なこと。
その後の展開から、すみれさんが亡くなったと解釈するのも無理があるでしょ。
えっ、Blu-ray?まだ買っていませんよ。だっていろんな意味で納得いかないし。
でも、まあ、ファイナルだから。なんか割高だし、特典ディスクがDVDっていうのもね~と思いつつ、Amazonでポチッとしようかな~と思います。
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ファイナルだから(なのに?)ファンの気持ちを置き去りにしている感じがむかついて、かなり突っ込みまくりの記事を書いてみました。
いやいや、踊るシリーズは大好きですよ。本広監督が、ファンのいろんな質問に丁寧に答えていたのもすごいと思います。でも、大好きだからこそ一言言いたい、みたいな人はたくさんいると思うんですよね。みんなが納得する結末にするのは無理であっても、みんなが拒否反応を示すようなエンディングはやめてほしかった…。だって、いろんな解釈があると口では言いつつ、すみれさん幽霊のつもりで撮っていました、なんて受け入れる人はいないでしょ。
観客に考えさせる(結末を投げてしまう)ことがダメだというのではないんです。青島とすみれの結末は、観客それぞれが考えるくらいでちょうどいいと思います。くっつく、くっつかない、ファンでも意見が分かれますよね。
青島とすみれさんの関係がどうなったか?を観客にゆだねるならともかく、唐突に、「ヒロインが死んでいるつもりで撮っていました」っていわれても、ついていけない。たとえ「いろんな捉え方がある」といわれても、撮影する側がそんなふうに思っている映画を、観客はいい映画だと思うでしょうか。
そもそも、そんな重要なこと、他の伏線(すみれさんが死んだことを示唆する会話など)も入れずに、「演出のやり方」で片づけていいのかな?と思います。監督はすみれさんが死んだつもりで撮ったとはいいますが、事件解決後にみんなでビール飲んで盛り上がっているあたり、すみれさんが亡くなったという解釈には無理があります。
しかも、すみれが死んだという裏設定を作った理由が、シナリオ通り進めるためってことでしょ。シナリオ通りに進めるのに無理があるのなら、シナリオを変えればいいんじゃないかと思ってしまいます。
長文になってしまいました。まとめると、バスドーンとか、結末を観客に投げかけること自体がダメというのではなくて、シナリオ通りに進めるために、多くの観客が望んでいないであろう結末(すみれさんの死)の可能性を考えて撮影するのは、大多数のファンの意向を無視していると思うのです。
前回スケルトンすみれさんについて書かれた記事にもコメントした者です!
私も未だに納得いかないです!!!ツイッターでブースター発動された当時も本広監督に噛み付きましたが、「結末を決めるのはあなたです」って言われちゃいました。
でも、死んだって匂わせる事自体、納得いかないですよね!!踊るの15年の締め括りがそれだと残念すぎます。ちなみに…私も大ファンなのにブルーレイを買えずにいる一人です…
コメントありがとうございます。
やっぱり納得いかないですよね~。
死んだつもりで演出しておいて、
「結末を決めるのはあなたです」と言われても…。
何が「新たなる希望」だよっ!と思います。
すみれさんが死んだら、希望も何もないでしょ、と。
納得いく形で観客に結末を投げるのならともかく、
・シナリオ通りに進めるために?
・スケルトンすみれさんで話題を作るために?
・後でもったいぶって話をするために?
このような演出をしたんじゃないかと思えてしまうんですよ。
事件解決後の雰囲気からは、すみれさんが死んだとは思えないんですよね。
死んだという設定自体、無理があります。
すみれが霊であっても無くても、どうやってあの場を知ることができたのか、乗客はどうしたのか、が説明できてない。
それから、これだけ息の長い作品となると、
作品は見る人全てのものになるわけですから、最後の最後に自分の実験を入れるというのもおかしな話です。
無理やりこじつけた言い訳で、経営陣とスタッフの間で一悶着あったため、ヒロインを殺す、という暴挙に出たのではないかと思います。二度と撮影しなくていいように。
「踊る」シリーズは、初期はよかったのですが、後半になるにつれ、意味不明のシーン、説明のつかないシーンが多くなるんですよね。
業界人さんの指摘された、「どうやってあの場を知ることができたのか、乗客はどうしたのか」もそうですし、そもそも「バナナだ」じゃ、解決にならないですよね。
まだまだやる気があれば、ヒロインを殺すなんていう暴挙に出るわけはないので、もうやる気ないんでしょうね…。
意図的だったとしたら、あれじゃレベル低すぎますよね...