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三流講談家→勘違いして思想家気取り 司馬遼太郎7

2005-11-25 14:36:02 | 子ども向け小説の首魁 司馬遼太郎
 司馬遼太郎のどこが好きなの?
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1044197706/

601 :吾輩は名無しである :04/06/04 16:35
本音の見えない人


602 :吾輩は名無しである :04/06/07 15:10
>>599
結構、文学的というか、描写がくどいのが多い。
断定的に書いているから気づかないんだけど、
「○○であったという。」  
「○○であると言っていい」 
とかいう記述でも、実は資料にないのに勝手に作ってるところが結構多い。

603 :吾輩は名無しである :04/06/07 21:26
この人、連載を本にする時に読み返して推敲とかしないのかね。
同じ話が何度も繰り返されたり
前と後とで微妙に話が食い違ってたり多い。

605 :吾輩は名無しである :04/06/10 09:31
エンタメ小説家でしょこの人。
だから悪いというのではなく、それはそれで素晴らしい。
でも文学としては薄っぺらで底が浅いし、
まして歴史書としてはデタラメばっかり書いてる。

609 :吾輩は名無しである :04/06/18 09:32
司馬さんは、

同世代の人間たちへのライバル心を、昔を賛美するという形で晴らしている。。

そんなことないか。

612 :吾輩は名無しである :04/06/19 16:50
>>603
僕はそこが好きなんだよねw
純文学みたいなのばかり読んでたんで、
司馬のいい加減ぶりが逆に新鮮。
小説なんだか随筆かよくわかんなくなってきちゃうし。
あとがきなんかも、そのまま本編に挿入しても
なにも違和感ない感じで。

627 :吾輩は名無しである :04/07/17 09:53
通勤・通学時の時間つぶしにどうぞ気楽にご利用ください。
彼に限ったことではありませんが、新聞記者あがりの物書きの特徴である抑揚の
ないタンタンとした文体ですので、どこでも気楽に読めますよ。
尚、彼の文体は三島由紀夫、野坂昭如、川端康成により小説じゃない、との
キツイお叱りを過去に幾度も受けておりますが、なーに、そんなことは
短編モノではジェンジェン気になりませによ、ご心配なく。

637 :吾輩は名無しである :04/08/31 03:27
「坂の上の雲」の東郷平八郎評、
「東郷の凄みは賢いのか馬鹿なのか今もってわからないところである」にはワロタ


638 :吾輩は名無しである :04/09/10 21:47:20
司馬遼太郎の文章は読みやすくて好きだな。
だが、ハナに付くという意見もわからないではない。

641 :吾輩は名無しである :04/09/19 21:58:51
>>639
軍事版にいって、旅順関連のスレにいきなはれ。
特に「乃木が愚将」を捏造という疑惑が出ているから。
>>637
資料を集め結論を読者にぶつけるのが作家なのに、それを放棄しているというのは問題なのではないのか。

649 :吾輩は名無しである :04/09/26 19:08:24
芝は机上の妄想作家でFA?

651 :吾輩は名無しである :04/09/28 14:41:48
坂の上の雲を読んだけど、膨大なエピソードの積み重ねという感じで、
長いばかりで大河小説の爽快感が無いな。

655 :吾輩は名無しである :04/10/21 22:07:25
うん、わかる。
特に長編の文章のオソマツさはひどいよね。
三島由紀夫も吉本隆明もその点ははっきり
突いてるよね。

656 :吾輩は名無しである :04/10/21 22:26:21
わたしもそれは読みました。
確か、三島氏は司馬氏の小説はエッセイとしてしか評価できない、
そして、吉本氏は司馬氏の文章は新聞記者の文章だ、って感じで
両氏とも極めて司馬氏の文章については否定的な扱いでした。

663 :吾輩は名無しである :04/10/22 21:29:11
戦時中に(戦後かもしれん)谷崎が女を侍らせて贅沢な生活をしているのを
見て司馬が「みんなが苦労しているのに贅沢しやがって」って思っていた
というエピソードがあるが、ここに司馬の限界を感じる。
あの時代にああいう生活をすること自体よほどの信念がなければ
不可能だってのがわからなかったのかな。

結局、司馬は「偉大なる常識人」だな。
福田恒存のいう「99匹」のための「文学」を書いたっていうか。

669 :吾輩は名無しである :04/10/30 00:22:03
坂の上の雲は、
昭和40年代の高度成長
田中角栄と官僚主導
社会主義全盛
を背景にしているところがあるような気がする。
高度成長→富国強兵。
成り上がりの田中角栄→長州の主流でない児玉、小倉藩の奥。
官僚→明治の軍制から出てきた秋山兄弟。
社会主義→日露戦争を祖国防衛戦争定義。
乃木→門閥主義者。

691 :吾輩は名無しである :05/02/05 19:01:41
司馬は昔から評価が分かれる作家だが
批評者が右翼だからとか左翼だからとか、文学が
分かっているとかわかってないとか、そういうレベルで評価が分かれるわけではない。

単純に「純文学」がアイデンティティのよすがになってる人間は司馬が嫌いで
そうでない人間は司馬を評価する。一番分かりやすい例を挙げれば
「第三の新人」と呼ばれた人たちの司馬に対するスタンスを見れば一目瞭然
吉行淳之介、小島信夫は司馬が嫌いだったが、遠藤周作、三浦朱門、阿川弘之は
司馬遼太郎を再三再四にわたって、高く評価している。
単純に言えば、司馬は「文壇」が嫌いで「文壇」は司馬が嫌いとでも言えば分かるだろうか?

692 :吾輩は名無しである :05/02/05 19:12:03
司馬の作品は見方によっては妙に実験的で、
それをどう評価するかによって文学的にも評価が分かれる。
たんにギャグにしか思えん感じもするし
でも、筒井だってギャグだろ、と思えば評価できる。

697 :むつを :05/02/17 22:43:52
もの知りが自分の書いた言葉に酔っちゃってるって感じだなあ!

699 :吾輩は名無しである :05/02/18 04:47:55
うーん、嫌いじゃないし、よく読んで好きといっていいけど小説としてはもう一つだと思う。
吉川英治、海音寺潮五郎、山本周五郎、藤沢周平、柴田練三郎なんかほうが、
小説家としては上だと思う。司馬さんのはそういう一ジャンルなんじゃないかと。
それと別に司馬史観うんぬんは別に否定的には思ってません。