花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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「ベンジャミン・バトン―数奇な人生―」感想

2009-02-24 02:15:38 | 映画
先週の金曜に映画「ベンジャミン・バトン―数奇な人生―」を見てきました。米アカデミー賞に13部門ノミネートされてましたが、受賞したのは美術・視覚効果・メーキャップの3部門の模様。今年度は「スラムドッグ$ミリオネア」が強かったなー。

本文より感想、まだご覧になってない方は微バレ注意~。





いや~、濃かった!
ベンジャミンという一人の人間の一生の物語ですが、誕生から死まで予想外に丹念に描かれてるんですよね。
もっと簡略化されて、波乱万丈、盛り上げどころ満載…ってなってるかと思いましたがそんなことはなく、淡々と語られてる感じ。で、それが趣深くていい。私はどっちかっつーとSFアドベンチャー系娯楽映画派(ロードオブザリングとかパイレーツオブカリビアンとか)の人間で、批評家ウケのよさそうな渋い映画ってあまり見ないタイプなんですが、これは素直によかったと思います。
濃厚な長時間映画(2時間45分)でしたが、飽きることなく楽しめました。

名優たちの老若メイク
 壮年ブラッド・ピット渋い…!かっこいい。
 てかあの20歳前後っぽい若メイクってどうやってやってるんだろうアレ…。
 ブラピもケート・ブランシェットも凄い幅広い年齢層を演じてたけど、
 全然違和感がない。メイクさん凄い。
 でもって、ちゃんと各年齢相応の演技をしてる2人も凄い…。
 特に、外見と年齢が真逆なのにちゃんとそれが伝わるブラピ…。
 あと、養母クイニーを演じたタラジ・P・ヘンスン。
 彼女も後半で年老いた姿で出てくるけど、容姿も動きも凄くリアルだった。

エリザベス
 ベンジャミンと恋に落ちる人妻。
 突然いなくなった理由、夫にバレて殺られたかと思ってあわわわ。
 置手紙があってほっとした(笑)
 60代になった彼女がどこかの(忘れた;)海峡を泳ぎ切ったニュースは、
 ベンジャミンと一緒にこっちまで嬉しくなった。
 ティルダ・スウィントンの独特の雰囲気が、謎めいたエリザベスによく合ってて素敵。

ラスト
 見た目が子供なだけにあの展開は切ないorz
 赤ちゃんを抱く老デイジーも切ない。でもこの画はなんか好きだ。
 てか最後の最後、キャロライン行っちゃだめぇぇぇぇぇ
 あーーー寝るなデイジーーーー!!!

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