人それぞれ、好みは違いますが、私は「夏つばき」より「白木蓮」が
好きです、この歌詞の世界は、今はもう無いかもしれない世界観でしょうか、
大正生まれの父親と戦後生まれの娘、 昭和の時代は、娘は良い夫に嫁し、
息子は妻を娶り、良い家庭を築く、そんなことが当たり前というか理想と
された時代?
現在では、男だとか女だとかといった垣根が無くなり、職業観・結婚観
など概ね一人ひとりの個性を尊重される時代となり、「白木蓮」に描かれる
情景は理解されにくくなってしまいました、
しかし、時代が変わっても、父親と子供の意思疎通が難しいのは同じでしょう、
安定した仕事に就き、在り来たりの暮らしを望むのは、時代は変われど、親の
心は同じではないでしょうか、
歌詞の最後の、「鬼なら鬼で良い、次の世もまた、父と娘で・・・・」
ってところが良いですね