津波避難タワー、続々と

　先月だが、福田のはまぼう公園まで行ってきた。今更の話であるけど、ぶっちゃけはまぼう公園は期待はずれだったんでネタとしてはもうよし。なんせ木がこんな様子で


とてもじゃないが良い被写体とは言えなかった。花も期待していたほど咲いてなかったし。どうしたこの公園。そういえばここに来たのは十数年ぶりだなあ。
　そして話としては、その途中に見かけたこれのこと。

沿岸部を走ってると、所々見かけるようになった。これは竜洋の辺りで。
　そして福田といったら、去年の冬、海岸の鳥居を見に行ったわけだが、その帰りに、たまたまなんとなく行った住宅地の方面に、夕暮れ時の薄暗い背景に浮かんでいた、銀色の鉄骨を初めて見た。ほほうこれが避難タワーかと。結構ごつい感じなのが予想外だった。郊外の町の中に突如そびえていたのである。ただし↓ははまぼう公園へ行ったときの昼間に撮ったもの。


　更にはまぼう公園の堤防にて周囲の様子を眺めてたら、太田川の対岸にも発見。


ここは現場まで行かず。だってべつに避難タワーを見に行ったわけではないし、実はこの日、南方海上で発生した台風の影響で、夏なのにバカみたいな強風が吹いてて、西風なんで帰りを考えると簡単に対岸まで渡りたくなかったから。橋の上なんて遮蔽物が無くて、向かい風をまともに受けるわけだし……。空気も濁ってたなあ、湿気だったかな。ちなみにターゲットだったハマボウも、その強風のために揺れに揺れて、こういう意味からもまともに撮れなかった。
　この避難タワー、もちろん無いよりはマシなんだけど、どれだけの人数を収容できるのか、それと意外な高速で迫ってくるらしい津波に時間的に対処できるのか。建物を間近で見て、改めて考えてしまった。津波対策、大変だわ～。
　ところでこれ、形は決まっていて、それで部材の大量生産化でコストを下げるのかと思ってたら、形違うな。周辺の住人数なんかでサイズを変えたりしてるのか？　それで形も変わったりして。