浜名湖は都田川です。

今の俺って自由人

あっちとこっち、海に行ったり山に行ったり/富士見平なのに!……

2012年12月29日 17時05分36秒 | 街歩き
 東名高速って、近くにあっても、遠くの場所と一般道より直通感があって、ちょっとした異空間の雰囲気があって好き。それで特に用事も無いのに……何かを買うでもないのに……森林公園とかあの方面へ行くとき、浜松SAについでに寄ることがある。そして下り側には公園化されてる領域があるので、そこにも行く。それでその高いところから開けた風景を眺めるのだ。
 すると対面の山にこんなものがあった。


あ・や・し・い
 先に書くと要するに元ホテルの廃墟である。あんな山中に人気ホテルがあるなんて聞かないし。ただ廃墟というのはネタとしては好きであっても、実際に接触するとなると、ほぼ100%他人の物なので、いちいち許可を取って入っていくほどの物好きでもないため、面してる道路から見て「ほほーう」と眺めて面白がるだけである。仮に入ったら不法侵入というれっきとした犯罪。
 三方原台地から森林公園へ向かうに当たって、途中で分岐するのだが、これは明らかに森林公園側でない方のエリアだ。それは『富士見平』といういかにもな場所に行く道である。行ったことが無……いやあったな、やはりかなり前に1回だけ、もちろんもうほとんどが記憶の外側。そんなわけで、森林公園は紅葉ももちろん終わってるし、バードウォッチング趣味は基本的に無いんで(たまたま何かを見かけたらチェックするが)、じゃあ廃墟を見ながら富士見平とやらを体験するかとGO!
 木に囲まれた、狭い、アップダウンの有る、曲がりくねった道を進みに進んでいくと、看板乱立を見る。正確には『太平洋富士見平』だった。どっちも見えるのか。そして廃墟の名称は、まあこれはあまり深く触れないでおく。スカイホテルって……。

てゆうかあ、やっと視野が開けたところにこれがあるんだから、

気にならないわけがないだろう! まあ視野が広いところだからこそ、ここに建てたんだろうけどね。逆に建てるときに木を伐採したのか? ただ新東名ができた今だったら、近い宿泊施設として、それとSAが眺められる施設として、再生可能かも? 浜松北部への移動の拠点となるし。
 そして目的の太平洋富士見平に着! 先の廃ホテルのすぐ裏手から入るのか。ということは富士見平は特に意識しないまま浜松SAから見ていたようなものかと気付く。富士見平下から振り返って見てもすでに眺望がいい。というより頂上に上がると角度的に西の方が見えなくなってしまうので、途中でも見るのが正解。遠くに浜名大橋が見えるぜ、うひょー! 手前の変わった建物は天理教だな。

 さて上まで登って感じたことは、いつもの通り「あれ? こんなところだっけ?」。

ほとんど記憶に残ってないから無理もないが、予想より広かった、奥行きもあった。ただ昔より手が入ったという可能性もなくもないかもしれない。
 そんな富士見平よりの眺望も他の展望台と同じく見事で、先ず富士見平を眺めた浜松SAを逆視点で。ベンチが見えるがそこから撮っていた。

あっちとこっち視点は重要だな、SAの東側はこんなふうに見えるのかと。
次は何よりこれでしょう、浜松といったらランドマーク、アクトタワー、当然がっちり見える。更にそれだけでなく遠州灘を行くタンカーと思われる船までも!

つまり市街地側から山を見ていたとき、どれかは分からなくても、この富士見平は実は見えていたということになる。で、どの山なんだ?
というふうに海が見えたらこれも見える、同様に天竜川河口の、竜洋のランドマークの風車も。い~ね~、風景が気持ちいいよ。

一方視線を北に転じると、山の中に点々と民家などが見えて、すげーところに住むもんだなあと感心してたら、山の上に

これもしかして滝沢の展望台? うわー、これが見えるかあ、とちょっと驚いた。間違ってなければね。それにしても風車は展望台からこんな近くなのか。近くで見たらいったいどんなふうに? と書いてる途中から、竜洋の風車は間近で見たからそれと同じだなと……なんだよ俺。この滝沢も長いこと行ってないな、風景変わってるかな? あんなところに一人で夜景を撮りに行って以来行ってないや。それにしてもブログ用に縮めたら横800ピクセルでも小さくて見にくくなっちゃってる。かといって画像がでかいと所々支障も出てくるし。
しかしもっと驚いたのが、撮影してるときは「なんか白いものがあるなあ?」と疑問に感じてたこの物件、

帰宅してPC画面でよく見たら、まさかのエコパ!? 方角からして、そしてこんな形からして、俺のイマイチ豊富でない知識では、それ以外考えられん。ちなみに袋井のエコパ北から見た様子はこれ。

エコパだよなあ……違うなら何? 富士見平からこんな遠く、エコパから程近い法多山にも最近行ったんだなあそういえば。空間は繋がるな。ついでだがエコパ手前の小さい塔、これも後々繋がるっていう、撮ったときはもちろんそんなこと考えも予想もせず。
エコパが見えりゃあこれもどうよと、無謀にも当たりをつけて狙ってみた、浜岡原発。

んんんんんん……カメラ内では白い点滅が見えたような……残念だが、レンズ性能も良いとはいえないが、それ以上に大気状態も決して良いとは言えなかったため、これが限界! ついでにこの画像ではないかも、別のカットかも。それほどはっきり見えなくなる距離である。
 以上、簡単に富士見平の眺望。ほんとはもっと南側にいろいろ見えたが、画像羅列しすぎてもなんなんで。ああこの建物が見えた、これも見えるわ、と。
 帰路、同じ道では芸が無いんで、地図を見ると、散策コースと有るのだが、散策する人なんているものかねえ、このルート。

少なくとも、この撮影行のときは往復で一人もいなかった。
田光農道とある散策ルート風景はこんな感じで、民家が点在しているけど、なかなか寂しい感じ。



常夜灯? なぜ手前に顔を模した杭があるのだろう……何を監視しているのか、山の神なのか、ちょっと不気味。こんな奥まった地域に墓地があったのはちょっとした驚き。森林公園もそうだが、この辺りから山の方は猪が出るようだし。灰の木川の基点という標識もあったな。
 正直なところ、ここは2回行った。とりあえず行かねばならんと行ったのだが、大して考えもせず行ったため天候が悪く、『太平洋富士見平』の前半部分も見えなかった。それでもやもやが残ってしまったため、再度晴天を確認してのアタックで、海も見渡すことができたと。やっぱ晴れてないと駄目だな。晴天率が高い浜松はいいね、風はバカだけど。が、思い返すとこの2回目、こんな山の頂であるにもかかわらず、福田海岸のときと同じくそのバカ風が弱かったな。情報によれば気温もかなり低い日だったが、日照のおかげでなぜか寒くもなく。今までこんな気候はめったになかったと思うが、今年はなんだか運がいい。結局、この地方での寒さを左右するのは、気温ではなく、風であるという結論。

 最後に物凄い重要なことに気付いた。真上で『太平洋富士見平』の前半云々と書いといて、後半の富士山は見えてなかったんだった! そうだよ! 富士山見えてねええええええ! こんな気象だった。

なんなの東部の方、東西南北360度のほとんど晴れてても、富士山の方角だけ、それも見事にその狭い角度だけがなぜか雲がかかってる確率がほんっっっっっっとに高い。なんで? なんなの? あっちの地域の人はしょっちゅう曇ってるの? 



花というのは、曇りに撮るもんじゃないな、色が酷いわ。

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