本日をもってリーグ戦が終了しました。
他校の残り試合の結果にもよりますが、2位か3位です。3位までが昇格ですので、前回も書きましたが昇格を果たしました。
ここでリーグの歴史を振り返ります。
赴任して1年目。
3部スタートでした。リーグの仕組みも正直よく分かっていませんでしたが、このカテゴリーでいてはいけない、と直感的に思いました。今まで厳しさの中でサッカーをしてこなかった当時の2、3年に発破をかけ、戦える雰囲気を作る事から始め、運良く1年で2部に昇格しました。
2年目
2部にあげた主戦力に多くの2年生がいたので、3年になった彼らを軸に開幕3連勝を飾り、他校から[昇格大本命]と言われる勢いでした。インハイ予選もベスト4をかけPKまでいきました。
しかし、そこから流れが変わります。
夏休みに入り、本校特有の「ごたごた」がおこり、結局6位で終了します。
3年目
今までチームを支えた主力が去り、一番苦しい時期を迎えます。
開幕戦、0−8で敗れたのを皮切りに、前期終了時点で勝ち点3という信じられない結果で終了します。正直、手も足も出なかったので、3部降格を心のどこかで覚悟しました。
そして迎えた後期、その当時入学した1年7人をスタメンに据え、信じられない巻き返しが始まります。
何と、1負けのみで、後は勝ちと分けで奇跡の残留を果たしました。
この脅威の巻き返しは2部でも話題になりました。
そして4年目
2部残留を果たした主力大半残り、今年は間違いなく昇格本命やな、と周囲からのプレッシャーもかなりのものでした。
結果、それなりに順当に勝ち星を重ねることができ、最終的にぎりぎりの3位で昇格の条件を満たしました。
本当に色々ありました。
絶対他校では起こらない問題や事象も多くありました。
他の先生方との雑談でそれを話すと、さすが〇〇やな(〇〇は本校名)と一笑されました。
それでも、絶対ウチでも1部に上げて戦える事証明したる、と常に思っていました。
世間や周りは3部から1部に上がった事に全く興味はないと思います。インターハイ、選手権しか見えてないと思います。
しかし、3部からスターとし、信じてついてきてくれて、1部昇格を成し遂げた事に本当に嬉しく思うし、卒業生にも、母校が1部で戦ってる事を誇りに感じさせる事ができると思っています。
今後はインハイも選手権もしっかり狙っていきたいと思いますので、今後もしっかりと注目&応援して欲しいと思います。
応援、ご声援、本当に有り難うございました。
その人間性を磨くために、まずは感性を磨く事を大切にしています。その気付きの力がいづれ大きな力になる、そう思っています。
また何かヒントがあれば宜しくお願いします。