日本に帰ってきて、ああ、ここは日本なんだ、と感じたものの一つに売り込みの迷惑電話があります。「間に合ってます」と断ったら、もう二度とかけてこないなら許せるけど、2年ぐらいの間、三太郎とかのコマーシャルで知られる電話会社から年中電話がかかってきて、その都度「興味ありません」「必要ありません」と言っているのに止まりませんでした。
ある時は、「うちの番号リストから外してください!」と頼んだら、相手は「?」みたいになって、またしばらくしたらかかってきたもんです。それをオフィスの日本人に話したら、「えええ、リストから外せって言ったんですか~?」ってこっちが呆れられて、日本って迷惑電話を取り締まれないんだ、ってわかったのです。
この手の営業電話は、cold calls または cold calling と言われ(冷たくあしらわれるじゃないですか)、アメリカ政府はその対処策をきちんと取っています。政府が用意しているサイトにアクセスして自分の電話番号を登録すると、ブロックできないものもあるのですが、登録後31日後にかかってきた番号に対しては訴えることができるんですね~。それと、電話番号リストから外してくれと依頼されると外さなければならない仕組み。だから、私はその感覚で「リストから外せ!」と依頼したわけです。それで、リストから外せと言われたのに、それを行なっていなくて、またかけてきた場合、時間的な長さは忘れましたが、これも訴訟の対象となります。
そんなこんなでアメリカでは比較的 cold call free だったのが、日本ではその対処策がないんです。
確かイギリスや EU とかでも、登録するところはあったと思います。
ここ日本はというと、スクリーニングする方法。老父母などは電話がかかってきたら必ず出なければならないというような、これまた強迫観念がありましたが、私がスクリーニングするように教育した結果、今では全く知らない番号の電話に出なくなりました。(笑)
番号を迷惑電話に登録する、という方法もありますが、あるしつこい不動産屋は1日に4~5回は電話をかけてきます。電話があったことを知らせるライトが点滅している、それだけでも不愉快なんですが、仕方ありません。この陰湿で執拗なセールスマン(もうすでに数回話して断っているので、誰かわかっています)が職を変えるか悟るかを待つしかないですね。
日本では悪質な振り込め詐欺が横行していますが、これを撃退するには、知らない番号の電話には出る必要がないのだということをご両親に伝えておくことです。電話は相手の都合でかけてきます。別に出なくてもこっちが困るものでもありません。それか留守電にしておいてまずはスクリーニングする。要件を話すようであれば、これは意味あって電話してきているのです。もし、そういう詐欺グループがいたら、落ち着いて家族や警察と確認してから二度目、三度目の電話に対処すればいいですよね。
似たようなものに、訪問販売とか、宗教の勧誘とかもありますね。これも、応じる必要はないんです。何かの署名とか尚更です。ここはズバッとノーと言える日本人にならないといけません。
まあ、それよりも、遠く離れていても親の状況は見てあげることですね。
今日も蒸し暑い一日です
ブログ拝見してます
本当に迷惑電話は停まりません
きっとPCに記憶させて電話をかけているのでしょう
きまった時間にかかって来ます
私は固定電話は留守機能にしてあり出ません
しつこく何年もかかってきてます
コメントありがとうございました。そうですね、留守電で出ないことしか方法はなさそうですね。ほとんど有効的ではないと思われるマーケティングの方法なのになくならないのが不思議です!