ほんの気持ちのエーゴです。@ goo

Just a little bit of English *almost* everyday!

あなたは操られている・・・4🕶 海馬が危ない

2019-11-18 22:05:02 | ちょっと問題ですよ!
さて、このシリーズいろんな意味でなるべく早めに終了しなければなりません。日本のテレビで取り上げられたりしないだろうからです。

ここで一つお断りしておきたいのは、ビデオで流されていることを一字一句翻訳しているわけではありませんので、詳しくはビデオをご覧になっていただきたいということです。ビデオはアメリカ人向けの普通のスピードで話されている特集番組ですから、リスニングはかなりハードだと思います。それでも、ここで要約を読んでいただければ所々聞き取れることもあると思います。

私は、大人のレッスンの場合は、基本的に全てエーゴで行っています。生徒さんのレベルや目的に応じて日本語の説明を交えます。なので、私自身もエーゴを日本語に訳しながら見るのはちょっと苦手なんです。エーゴはエーゴで理解したいし、日本語になった途端に頭の中で話がスムーズに繋がらなくなったりするからなんです。そんなところを理解していただけると、私の時々説明不足になりがちな日本語にも納得していただけるかもしれませんね。

さて、ビデオの続きです。
前回のビデオの最後の方に、カリフォルニア州立大学の心理学者のラリー・ローゼン氏が登場しました。テクノロジーが与える不安の度合いについて研究をしているそうです。
彼によれば、私たちがスマホを使っていない時、脳は副腎から大量のコルチゾールを出すようにシグナルを送っていると言います。このホルモンが引き起こす反応が、"a fight-or-flight response"すなわち、闘争・逃走反応で血圧を上昇させます。

どういうことかと言うと、一般的な人というのは別に何の通知が届かなくても、絶えず15分ぐらいあるいはそれより短い時間で携帯をチェックするのだとそうです。フェイスブックチェックしてない、メールをチェックしていない、と不安になるんですね。それがコルチゾールを出し、その不安を拭い去るために携帯を見る。

携帯を見ていないからと言っても耐えず脳は携帯を気にしていると言うことですね。

その実験をリポーター自らが体験します。
実験中に女性がリポーターにテキストメッセージを送るんですが、その通知が来るたび、彼のコルチゾールが出されて鼓動が早くなる。

ローゼン氏達が研究から考えるところは、携帯が耐えず人間を不安に陥れ、その解毒剤的役割をするのが、これまた携帯であると。

ここでリポーターが若者に対する影響を問うのですが、20年に渡ってティーンエイジャー達の脳を実際にスキャンしているプロジェクトがあるのだそうです。どんな変化が表れているか?

次に登場するのがシリコンバレーのゲーミフィケーションのプロとして知られるザッカーマン氏。あらゆるビジネスにゲーム化のテクニックを使って人を惹きつけるプロです。曰く「企業もクリエイターも時代が始まった頃からどれだけ人を惹きつけて置けるかに重きを置いてきた」と。そして、それが良いか悪いかと言うことを聞くのは馬鹿げたことだと。なぜなら、今私たちが生きている資本主義に反してしまうからなんですね。

先に登場した『ドーパミン・ラブス』のブラウン氏は、携帯に使用を控えるアプリ"Space"を開発してアップルに売りに出したそうですが、アップル以外のアプリを使ったりスマホに使用を抑えるようなアプリは売れないと却下されたとのこと。スマホから離れるものは欲しくないのだそうですよ。



タイトルの海馬については、Wikiコルチゾールの『健康とコルチゾール』の部分をご覧ください。


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